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書誌詳細
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障害児学習実践記録 : 知的障害児・自閉症児の発話とコトバ
- 著者名山田優一郎, 國本真吾著
- 出版者合同出版
- 出版年2019.6
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0074689
- 請求記号378.6//Y 19
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名障害児学習実践記録 : 知的障害児・自閉症児の発話とコトバ
- 書名ヨミショウガイジガクシュウジッセンキロク
- 著者名山田優一郎, 國本真吾著
- 著者ヨミヤマダ,ユウイチロウ
- 内容第1章 発話の学習をどうするか:「音」がつくれる子どもの発話
▼自閉症児と「介入」
▼トンネルをくぐる
▼水鉄砲
▼「音」がっくれる子どもの発話学習
▼学習の方法
▼学習の頻度
▼学習の空間
▼学習の結果
▼ことばを必要とする生活をつくろう
▼「ことばは車の運転」~教習所運転と路上運転
▼さとみさん、中学部3年生の夏、職員室は沸いた
第2章 「音」がつくれない子どもの発話-音声言語にかわるコミュニケーション手段としての「サイン言語」
▼「音」がっくれない
▼「文字」と「シンボル・ラングージ」
▼「手話」から「サイン言語」へ
▼サインを生きる力に
▼伝える力は、人を変える
▼サイン言語学習をめぐる実践上の論点
▼サイン言語学習の対象児について
▼何から学習するか
▼サインづくりは共同作業
▼共通語と方言
▼ヒデ君、その後
第3章 発話で世界を切りひらく
▼40年前の衝撃、「中核機制」
▼発達には節がある
▼「中核機制」とは何か
▼「中核機制」、その後の展開
▼人は、「層」をいかにとらえるか
▼歩みを規定する発達の「中心」A
▼発話学習の対象となるのはどんな子か
▼発達の中心に働きかける実践は、発達のズレに対応できるか
▼見えてくるか、「ヨコヘの発達」
▼付記 自発語(サイン言語)をどのように記録したか
〈コラム〉発達の基本的すじ道はすべての人間にとって共通
〈コラム〉ヨコヘの発達
〈コラム〉天才ヴィゴッキー
第4章 コトバの「記憶」が教育の中心となる
▼ここから始まる学習の対象児はどんな子か~「三つの質問」を目安に
▼三つの質問
▼「コトバ拡張教育階梯期」と障害児教育~世界を広げる×思考活動=コトバ「記憶」の蓄積こそ未来を開く
▼文字を獲得している子どもに「読み聞かせ」は必要か
▼提案①彼の世界へ~そこから広げる
▼提案②動画による導入、デジタル絵本の活用
▼提案③思春期・青年期は、大人社会の教材で読み聞かせ
▼提案④読み聞かせの髱(頻度)
▼「段取り」を具体化する活動で丸ごとコトバを「記憶」にため込む
▼一人で買い物
▼一人で料理
▼「コトバ拡張教育階梯期」の実践評価の指標をどうするか
第5章 「自制心」(「しんどいケレドがんばる力」)はどのように育つのか-がまんが育つのは、恐い大人か、やさしい友だちか
▼走って東京まで行こう
▼「がまんする力」は発達に規定されている
▼「自制心」が育つ前のがんばりは、こうして引き出す
第6章 コトバを準備する時期の教育をどうするか
-「自傷行為」から考察する
▼「困った行動」(問題行動)から見えてくるも
▼「自傷」
▼キーパーソン制
▼校時表フリー制度
▼「コトバ準備教育階梯期」のコミュニケーション空間
▼「コトバ準備教育階梯期」の温度計
第7章 障害児教育に学校演劇を-高等部演劇のシナリオーキャスティング・演出の工夫
▼希望の星
▼観客を幸せにするコツ
▼その前になぜ劇か?
▼わかりづらさの補強
▼ナレーションは重要
▼キャスティングのポイント
▼演出上のポイント
▼「尊厳を守る」という話
寄稿
第8章 青年期の教育、学校卒業後の教育をどうするか-「働く」ことから「働き続ける」ための教育に
鳥取短期大学幼児教育保育学科教授 國本 真吾
▼障害のある人の労働、「働く」ことを問い直す ▼特別支援教育の現状から
▼青年期の学びの場から考える
▼「働く」ことがゴールなのか?
▼仕事は「義務」だけでなく「権利」としても保障されなければならない
あとがきにかえて-子どもの発達は、子どもによって獲得される