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書誌詳細
教育原論
- 著者名山内清郎, 原清治, 春日井敏之編著
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年2020.2
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0076726
- 請求記号371.1//Y 46
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 著者名山内清郎, 原清治, 春日井敏之編著
- 著者ヨミヤマウチ,セイロウ
- 出版地京都
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年2020.2
- 目次はじめに
第Ⅰ部 総 論
第1章 教育の思想を読むこと/学ぶことの意味
1 教師の仕事と教育の思想
2 教育の現実と物語
3 実践のただ中で生成する理念
4 公共的な語り直しの契機としての思想
第2章 教育の定義
1 「教育」とは何か
2 「教育」という言葉
3 無意図的教育
4 教育の分節化
第3章 教育のモデル論
1 村井実のモデル論を使った子ども観・教育観の自己省察
2 教育思想を学ぶ意味とモデル論――“根っこ”がない時代の羅針盤となりうるか?
3 モデル論を使って教育思想家の言説を読んでみる
4 教育の意味の再発見は可能か
第Ⅱ部 思想(家)編
第4章 愛郷の闘士 コメニウスの苦難と希望――近代教育の誕生(1)
1 新しいスタイルの「学校」
2 ヨハネス・アモス・コメニウスの登場
3 教育印刷術(ディダコグラフィア)
4 コメニウスの希望としての「学校」とその成れの果て
第5章 世界市民的子どもへの眼差し ルソーからカントへ――近代教育の誕生(2)
1 社会からの問いかけ
2 「子どもの発見」――『エミール』における自然への眼差し
3 子どもへの関心をめぐる時代背景――アリエス『〈子供〉の誕生』を手がかりに
4 世界市民的子どもの形成――カントの教育学
第6章 ペスタロッチ,フレーベルの教育思想――近代教育学の展開(1)
1 人間の本質に基づく教育に向けて
2 「メトーデ」の完成
3 ペスタロッチ思想,その後の展開
第7章 デューイ教育哲学――近代教育学の展開(2)
1 デューイを読むと何が変わるか
2 『民主主義と教育』の体系性
3 『学校と社会』――〈オキュペーションズ〉をつかむ
4 デューイの日本の教育への影響
第8章 近代教育批判としての脱学校論
1 教育と学校
2 「学校化」された教育
3 「脱学校」という思想
4 教師の専門性を問い直すために
第9章 監獄としての学校――「主体性の育成」を問い直す
1 学校は監獄に似ている?
2 規律・訓練による管理
3 監視,制裁,試験
4 規律・訓練型の権力
5 監獄と学校の類似性(1)――主体性の育成の陥穽
6 監獄と学校の類似性(2)――空間,時間,身体の管理
7 監獄と学校の類似性(3)――主体=臣民の育成
8 規律・訓練型の権力の弊害
9 規律・訓練による支配からの脱却
第Ⅲ部 (教育)現実編
第10章 教育の現代的な課題――「いじめ・不登校問題」と教育実践
1 いじめ問題のいまを問う
2 いじめ問題の捉え方と実践的課題――初期対応を中心に
3 不登校問題のいまを問う
4 不登校問題の捉え方と実践的課題――子どもの願いを軸に
第11章 現代社会を生きる子どもたちの学力と人間関係
1 現代社会を生きる子どもたちの実態――学力の三要素に注目して
2 子どもたちの二極化をめぐる言説
3 学力差が人間関係の分断を伴う問題
4 塾調査からみえてくるもの
5 これからの子どもたちに求められる「つながり」の力
第12章 異文化間コミュニケーションと市民性育成教育
1 いま,なぜ「市民性教育」なのか
2 グローバル化をめぐる日本の状況
3 民主主義と学校教育
4 市民性教育
5 市民性育成のために
第13章 難しい現代社会・グローバルな時代において教師・大人であるということ
1 難しい現代社会・グローバルな現代
2 現代において教師,大人であること
3 大人としてのあり方
4 大人として子どもに保障すべきこと
第14章 教育学・教員養成の新たな動向
1 知識社会の中の教員
2 学びと知識――「知っている」とはどのようなことか
3 学びを超えてゆく教員の学びへ向けて
索 引