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きみのまちに未来はあるか? : 「根っこ」から地域をつくる

  • 著者名除本理史, 佐無田光著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2020.3

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0075523
  • 請求記号IJ//915
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名きみのまちに未来はあるか? : 「根っこ」から地域をつくる
  • 書名ヨミキミノマチニミライワアルカ?
  • 著者名除本理史, 佐無田光著
  • 著者ヨミヨケモト,マサフミ
  • 叢書名岩波ジュニア新書
  • 叢書番号915
  • ISBN9784005009152
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2020.3
  • ページxv, 200p
  • サイズ18cm
  • 件名地域開発
    地域開発 -- 日本
  • 目次はじめに――地域の「根っこ」って何?
    序 章 私たちは「地域」とどう向きあうのか
     岐路にたつ日本社会/地域経済のたてなおし/「ローカル志向」「田園回帰」というトレンド/色あせる「会社」「組織」/「地域」が利潤追求のフロンティアに/消費される「地域」/「根っこ」を見つめなおす
    第1章 暮らしの「根っこ」を見つめなおす――福島県飯舘村の村おこしと原発事故
     福島は私たちに何を語りかけているのだろう/飯舘牛による「村おこし」/若い村民が力を発揮し自主的な住民組織も発足/「若妻の翼」で学んだ村の女性たち/村の暮らしの豊かさを地域づくりの柱に/村の「自立」の選択と女性による起業の広がり/カフェ「椏久里」の挑戦/評価された「本物」の価値/原発事故で奪われたものは何か
    第2章 ふるさと・地域を再生していこう――熊本県水俣市の「もやい直し」とその後
     水俣病と公害裁判/「企業城下町」水俣/「もやい直し」への動き/水俣病を前面に出したまちづくり/水俣の「根っこ」を見つめなおす/「もやい直し」の現在/公害・環境学習と地域振興/「甘夏」を通じて水俣病事件を伝える
    第3章 「根っこ」を活かしてまちの文化をつくろう――石川県金沢市に見る新たな挑戦
     地方都市における文化の「価値」/金沢の内発的発展とまちづくり/まちの文化的景観を守る/文化と経済が循環する/金沢の「地域らしさ」の「根っこ」にあるもの/地方都市経済の曲がり角/まちの雰囲気を変えた金沢21世紀美術館/文化の新潮流が生まれてきた/U・Iターン者による文化コーディネート/NPOによるまちづくり/多彩な文化まちづくりの試み/工芸文化の拠点都市をめざして/文化まちづくりで大事にしたいこと/北陸新幹線効果/観光化のジレンマ/「金沢シンドローム」が問いかけること/持続可能な観光のために/「金沢らしさ」とは何か
    第4章 過疎からの最先端――石川県奥能登に探る地域の未来過疎地域に探る未来
     の可能性/豊かだった半島地域/奥能登の近代化と過疎化/バブル崩壊後に農村産業の危機が顕在化/農村社会はどう変わったか/原発計画のくびき/地域政策の転換がはじまる/能登の里山里海が注目される/マイスタープログラムを通じたネットワーク/奥能登ではじまる里山ビジネス/大野長一郎さんのめざす炭焼きビレッジ/里地里山での暮らしを学ぶ/「まるやま組」が提案する里山暮らしのデザイン/奥能登に住むことを選択する/多就業スタイルの生活/支えあいの人的ネットワーク/里山里海の価値を実現する生き方/奥能登国際芸術祭が提起したもの/珠洲の風物が価値をもちはじめた/「根っこ」を大事にして地域を演出する
    第5章 「根っこ」から地域をつくる
     地域には「価値」がある/「モノづくり」から「コトづくり」へ/あるものを使う地域のリノベーション/「根っこ」を大事にした地域づくり/誰が「地域の価値」を創るのか/地域の「意味づけ」と観光開発/再生のストーリーをめぐる難しさ/リスク社会と「地域の価値」
    終 章 未来へのヒントを地域のなかに探る
     未来の経済へ向けたヒント/フローからストックの経済へ/モノの個人所有からシェアリング経済へ/地域プラットフォームを設計する/多業的な暮らし方へ/地域のOJTで職業能力を磨く/コミュニティの支えあいが起業をうながす/企業のあり方が変わる/私たちが地域をつくる、社会を変える
    おわりに――地域から未来をひらく