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書誌詳細
国際社会福祉
- 著者名宇佐見耕一, 岡伸一, 金子光一 [ほか] 編集代表
- 出版者旬報社
- 出版年2019
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計5
所蔵事項
- 登録番号0075150
- 請求記号S 70//Sh69//12
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名国際社会福祉
- 書名ヨミシンセカイノシャカイフクシ
- 著者名宇佐見耕一, 岡伸一, 金子光一 [ほか] 編集代表
- 著者ヨミウサミ,コウイチ
- 目次刊行にあたって・
はじめに
第1部 国際社会福祉論の成果と課題
第1章 国際ソーシャルワークの目的と理念
I 国際ソーシャルワークの世界の理解と定義
1 国際ソーシャルワークの理解の発展
2 国際ソーシャルワークの定義
II 異なる国際ソーシャルワーク理解
1 世界が国際ソーシャルワークというものは必ずしも国際ソーシャルワークではない
2 “international” social work から“international social work”へ
3“国際ソーシャルワークの構築
(1)「ソーシャルワーク」をブラックボックスに
(2)「国際」の意味
Column
(3)“国際ソーシャルワークの目的と理念
m 国際ソーシャルワークと国内ソーシャルワーク
1 国際ソーシャルワークの国内ソーシャルワークへの浸透
2 グローバリゼーションと“国際ソーシャルワーク”世界共通の物差し
3 グローバリゼーション批判を超える世界共通の物差し
まとめ―国際ソーシャルワークの定義
第2部 国際社会福祉のフレイヤーとその活動
はじめに
国連児童基金(ユニセフ:UNICEF)
基礎データ
1 使命
2 歴史
3 組織
4 財政事情
5 活動内容
6 課題と展望
世界保健機関(WHO)
基礎データ
1 歴史
2 日的と任務
3 組織
4 財政
5 主な活動
6 WHOの活動事例
(1)保健に関する国際的な指標の公表
(2)感染症対策
(3)プライマリー・ヘルスケア
7 課題と展望
(1)企業との関係
(2)保健政策の対象の変化
(3)保健と社会福祉
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
基礎データ
はじめに
1 難民問題の変動
(1)難民問題の流れ
(2)主な変化
(3)UNHCRの対応と課題
2 UNHCRの活動
(1)保護と支援
(2)解決策の模索
(3)難民保護のためのアドボカシー
3 UNHCRの今後の課題
(1)残された課題
(2)新しい解決法の模索
(3)財政問題の解決
おわりに
国際労働機関(ILO)
基礎データ
1 概要
(1)ILOの歴史
(2)ILOの基本原則
(3)目的
(4)組織
(5)活動目標
(6)財政
2 社会保障政策の展開
(1)条約・勧告の採択と適用
(2)技術協力
(3)調在・研究活動
3 主な政策分野
国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)
基礎データ
1 組織の歴史と沿革
2 現在の活動と取り組み
(1)障害
(2)高齢者
(3)貧困と不平等
3 これからの課題
(1)ESCAPを支える体制
(2)地域訓整機構としての存在
(3)地域のコンセンサス形成
欧州連合(EU)
基礎データ
1 概要
(1)歴史
(2)現況
(3)組織構成
2 EU社会保障政策の構造
(1)EU社会保障政策の意義と原則
(2)政策の対象
3 EU社会政策の展開
(1)障害者福祉
(2)高齢者福祉
(3)保育政策
(4)貧困対策
(5)社会的包摂
(6)雇川政策
欧州評議会
基礎データ
はじめに
1 歴史と沿革
(1)平和構築の象徴としての組織
(2)ヨーロッパ・アイデンティティを育むという目的
(3)組織について
(4)欧州評議会とEUとの役割分担
2 現在の活動や取り組み内容
(1)理念に支えられた活動を展開
(2)欧州評議会に対する評価
3 これからの課題
欧州人権裁判所(Cour europeenne des droits de I'homme)
基礎データ
1 概要
(1)背景
(2)欧州人権条約
2 基本構造
(1)欧州人権裁判所
(2)組織構成
(3)法廷
(4)提訴の要件
3 評価と課題
(1)国際社会への影響
(2)課題
国際ソーシャルワーク学校連盟(IASSW)/国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)/国際社会福祉協議会(ICSW)
基礎データ
はじめに
1 国際ソーシャルワーク学校連盟
(1)組織の歴史
(2)現在の活動や取り組み内容
(3)これからの課題
2 国際ソーシャルワーカー連盟
(1)組織の歴史と沿革
(2)現在の活動や取り組み内容
(3)今後の課題
3 国際社会福祉協議会
(1)組織の歴史と沿革
(2)現在の活動や収り組み内容
(3)これからの課題
国際協力NGOセンター(JANIC)
基礎データ
1 JANICの歴史と沿革
2 JANICの活動について
3 JANICの取り組み
(1)政策提言・啓発活動
(2)メンバーシップとNGOの組織力強化
(3)他セクターとの連携促進
(4)海外NGOや国際機関等との国内窓囗活動
4 JANICの今後の課題
(1)国際協力NGOを取り巻く環境と課題
(2) JANICが克服すべき課題
キリスト教/イスラム教/仏教系の国際NGO・
基礎データ 239
はじめに一活動団体の選択に関して
1 キリスト教系:公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)
(1)歴史と沿革
(2)現在の活動や取り組みについて
(3)これからの課題
2 イスラム教系:宗教法人日本イスラーム文化センター
(1)歴史と沿革
(2)現在の活動や取り組み内容
(3)これからの課題
3 仏教系:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
(1)歴史と沿革
(2)現在の活動や取り組み内容
(3)課題と今後の展望
おわりに
これまでの『世界の社会福祉年鑑』に掲載された
「国際社会福祉のプレーヤー」一覧
第3部 これからの国際社会福祉に期待するものアウトバウンドとインバウンドの国際社会福祉を考える
1 社会福祉と国際社会福祉の理解
2 グローバリゼーションの理解
3 アウトバウンド国際社会福祉
4 ミレニアム開発目標・持続可能な開発目標と国際社会福祉
5 国際社会福祉指標の必要性
6 インバウンド国際社会福祉
グローカル時代におけるソーシャルワークの課題と可能性
はじめに
1 今後の課題
2 今後の可能性
おわりに
ソーシャルワーカーにより多彩な活躍の場を
1 人権と社会正義をゆるがす社会問題は国を超えている
2 人権問題に取り組むアクターとしてのNGO
3 ICBLのアドボカシー活動
4 ソーシャルワーカーとアドボカシー
5「人道支援の必須基準」と「人道憲章と人道対応に関する最低堪準」
6 ソーシャルワーカーも国際的に連帯して人権問題に取り組むアクターに
おわりに
国際社会福祉の新たな地平の開拓に向けて―「参加型地域社会開発(PLSD)」の視点から
はじめに
1 国際社会の現状と国際社会福祉の立ち位置・役割
国際社会の現状
現代社会における国際社会福祉の意味・意義と役割
2 国際社会開発の理論・方法論とその誤謬・限界
国際社会開発の理論とその誤謬・限界
国際社会開発の実践予法とその誤謬・限界
国際社会開発の課題
3 新たな理論・実践手法-「参加型地域社会開発(PLSD)」
PLSDの口的・アプローチ
地域社会の固有性分析
参加型開発手法(PA)
自立性・持続性を担保する要素・要件
4 国際社会福祉への期待
新たな国際社会への展望と時代を拓く理論・政策・実践手法の確立
経験的学びの交流・共有・蓄積の枠組み構築
おわりに
「世界連邦」の樹立と日本のありよう
はじめに
1 国際社会福祉の慨念の再構築
2 国家社会福祉から国際社会福祉への普遍化
3 社会福祉の文化化,情報化.総合化,地域化,国際化
4 福祉世界の実現のための「世界連邦」の樹立
5 日本における当面の課題の解決
グローバリゼーションと国際ソーシャルワーク―専門職養成の新たな挑戦課題とニーズ
はじめに
1 グローバリゼーションと国際ソーシャルワークの文脈
2 グローバリゼーションの影響とソーシャルワーク専門職のグローバル定義
3 ソーシャルワーク国際組織が取り組むグローバルアジェンダと地域の実践
4 グローバリゼーションに対応するソーシャルワークの教育と人材養成
おわりに―国際ソーシャルワークに期待するもの
国境および文化と文化との境界からみえてくるソーシャルワーク
はじめに
1 文化をとらえ直す
2 翻訳と解釈
3 パラダイムの問題
むすびに
福祉における多文化へのまなざし一移住者ソーシャルワークの実践から
はじめに
1 社会の多様性の増大
2 移住者と福祉課題
福祉制度における移住者の位置づけ
日本国際社会事業団におけるソーシャルワーク
福祉現場とソーシャルワーク
3 移住者ソーシャルワークの実践
事例① 連鎖する課題
事例② 公的な制度とインフォーマルな支援の協働
事例③ 移住者コミュニティと地域資源
4 これからの国際社会福祉
包括的な視点
多文化へのまなざし
アウトリーチ
おわりに
国際社会福祉を「人の国際移動」に対応する福祉へ はじめに
1 国際社会福祉の射程-「国際移動」をともなう人身取引を例に
人身取引問題の「国内化」-「反移民」体制下における被害者の不可視化
日本における人身取引被害者支援-一時支援と帰国支援の先へ
2 おわりにー「国民国家」概念の批判的再考と国際社会福祉の未来
ODAにおける社会保障分野の協力等からみる
国際社会福祉の取り組み
1 JICAにおける社会保障分野の取り組み
はじめに
本稿における「国際社会福祉」の位置づけ
JlCAにおける社会保障分野の取り組み
2 国際協力における新しいニーズへの対応
高齢化分野の取り組み
児童労働分野の取り組み
児童労働の開発援助における位置づけ
JICAにおける開発途上国への協力事例
まとめ
おわりに
「人の移動」とソーシャルワークーパートナーとしての移民の当事者団体
はじめに
1 当事者団体の役割
社会的包摂の推進
国際規範のローカル化
移民の当事者団体
2 人の移動と開発
ネパールからの人の移動
在日ネパール大社会
在日ネパール人の当事者団体
3 ホスト社会日本に求められること
移住グローバル・コンパクトにおける当事者団体
移民の当事者団体と関わるうえでの課題
おわりに
国際開発ソーシャルワークのフロンティアにおける挑戦-二国問の協働実践の文脈における関係性についての考察を中心に
はじめに
1 活動概要-スリランカとモンゴルでの実践
スリランカにおける実践
モンゴルにおける実践
2 規範,開発,ソーシャルワーク
国際規範とソーシャルワーク
文脈依存的な実践
3 多様なアクターとの非対称な関係性のなかにある実践
アクター
非対称な関係性
フロンティアにおける政策・実践・知の共同創造
おわりに
コンフリクトを超えて―平和な国際社会の構築をめざして
はじめに
1 コンフリクトの時代
2 「平和」はどこに
「平和」へのあくなき思い
ソーシャルワーク定義のなかでの「平和」の軽視
3 人類の歴史から学ぶ意義
オーストラリアのソーシャルワーカー協会の倫理綱領
植民地支配による人権侵害
4 コンフリクト解決に向けてのソーシャルワーク―福祉学と平和学の共鳴
第4部 基本資料
国際連合憲章〔抜粋〕(1945年10月24日効力発生)
世界人権宣言(1948年12月10日採択)
国際人権規約(1966年12月16日採択)
子どもの権利条約(1989年11月20日採択)
障害者の権利に関する条約(2006年12月13日採択)