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食品添加物はなぜ嫌われるのか : 食品情報を「正しく」読み解くリテラシー

  • 著者名畝山智香子著
  • 出版者化学同人
  • 出版年2020.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0075733
  • 請求記号498.54//U 75
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名食品添加物はなぜ嫌われるのか : 食品情報を「正しく」読み解くリテラシー
  • 書名ヨミショクヒンテンカブツワナゼキラワレルノカ
  • 著者名畝山智香子著
  • 著者ヨミウネヤマ,チカコ
  • 叢書名DOJIN選書
  • 叢書番号83
  • ISBN9784759816839
  • 出版地京都
  • 出版者化学同人
  • 出版年2020.6
  • ページ252p
  • サイズ19cm
  • 件名食品衛生
    食品添加物
    食品安全
    食品添加物
  • 目次第1章 終わらない食品添加物論争
    一 食品添加物の安全性を測る(食品への混ぜものの告発者/安全性試験/エイムス試験の開発とその後の展開/日本でのフリルフラマイド騒動/食品の安全性は確実に向上している)
    コラム・ 時代背景とともに決められる基準値
    二 食品添加物をめぐる国際事情(食品添加物の定義/食品添加物の役割/TPP批判)
    三 食品添加物だから……(食品添加物が悪いという主張/食品添加物だから安全?)
    四 ベビーフードで考える食品添加物の有効性(ヒジキに含まれる鉄とヒ素/鉄とヒ素の摂取量/食品添加物を使う意味)
    第2章 気にすべきはどちらか――減塩と超加工食品
    一 世界の減塩対策(WHOの減塩目標/他国のモデルになった英国の減塩対策/警告表示もある米国の減塩対策/欧米に倣った韓国の減塩対策/遅れをとる日本の減塩対策)
    二 超加工食品とは何か(NOVA分類という考え方/NOVAへの批判/食品として大切なこと)
    第3章 オーガニックの罠
    一 オーガニック卵汚染事件(違法薬物騒動/余波/事件の背景)
    二 「オーガニック卵」というもの(日本における有機農産物の扱い/オーガニック卵の安全性/動物の福祉という観点)
    三 オーガニックとの付き合い方(その後の欧州/米国の卵/オーガニック未殺菌ミルク)
    コラム・ 妊婦や乳幼児が気をつけるべき食品
    第4章 新しい北欧食に学ぶ
    一 北欧食と和食(注目を集める北欧食/七カ国研究/北欧食と和食の学術研究)
    二 NNDの落とし穴(食べ物に含まれる毒/危険な毒キノコ)
    コラム・ ライチが引き起こした死亡事例
    第5章 国際基準との軋轢
    一 EUへの鰹節の輸出問題(鰹節に含まれる物質/遺伝毒性発がん物質の基準値/鰹節は燻製魚?/鰹節の粉末が問題になった事例/妥当な基準値の設定)
    二 検査の意味は?(検査を増やせば安全になるのか/規則に厳密すぎることの問題/乳児用ミルクの栄養基準/厳格な基準で不足した乳児用ミルク)
    第6章 食品表示と食品偽装
    一 日本では表示義務のないカフェイン(各国のカフェイン摂取基準/国によって大きく異なるカフェインの表示/カフェインを高濃度に含む製品とカフェインレスを謳う製品/カフェイン粉末による死亡/エナジードリンクの問題)
    二 食の「安心」を脅かす食品偽装(オリーブオイルの偽装/取り締まりが難しい魚(シーフード)の偽装/偽装ハチミツ/なぜ偽装はなくならないのか/インドの食品偽装/日本の食品表示制度/偽装の標的は誰?)
    コラム・ 命に関わる偽装
    第7章 プロバイオティクスの栄枯盛衰
    一 プロバイオティクスの健康強調表示(欧州では認められない健康強調表示/プロバイオティクス製品の有害事象の報告)
    二 期待が高まるマイクロバイオーム研究(マイクロバイオーム研究の興隆/糞便移植の衝撃/プロバイオティクスの効果)
    三 トクホとプロバイオティクス(特定保健用食品の始まり/科学のレベルを維持するために必要なこと/学生の手本となっているか)
    コラム・ 誇大宣伝を避けるために
    第8章 食品安全はみんなの仕事――すべての人に適切な情報を
    世界食品安全デー/食品の安全をめぐる誤解/正しい情報を届けるために