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書誌詳細
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大安寺国家筆頭大寺へのあゆみ
- 著者名木下正史著 ; 南都大安寺編
- 出版者東方出版
- 出版年2020.6
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号9012459
- 請求記号188.55//D 14//3
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
郷土資料
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名大安寺国家筆頭大寺へのあゆみ
- 書名ヨミダイアンジコッカヒットウダイジエノアユミ
- 著者名木下正史著 ; 南都大安寺編
- 著者ヨミキノシタ,マサシ
- 目次はじめに
第一章 舒明天皇発願の百済大寺……氏寺(私寺)から官寺へ/
舒明天皇とその政治/百済大寺の造営経過/吉備池廃寺の発掘
/吉備池廃寺の性格と寺名/百済大寺跡発見の古代史研究上の
意義/舒明天皇時代の再評価/小山田古墳と舒明天皇初葬陵
第二章 天武朝大官大寺と文武朝大官大寺……官寺制の成立と大
官大寺/『日本書紀』『大安寺伽藍縁起』などから窺える大官
大寺の造営経過/『続日本紀』などに見える大官大寺の造営
第三章 大官大寺の研究のあゆみ……大官大寺とその遺跡/江戸
時代・明治時代の研究/昭和時代の研究
第四章 大官大寺跡の発掘……奈良国立文化財研究所による発掘
/小字「講堂」土壇の発掘/中門と回廊の発掘調査/寺域東辺地
域の発掘調査/金堂推定地の発掘調査/塔跡の発掘調査/講堂
跡と回廊の発見/寺域北限塀の発見/大官大寺の伽藍、堂塔の
特色/焼亡時の堂塔の状況と伽藍の建立年代/天武朝大官大寺
と文武朝大官大寺との関係
第五章 東アジア諸国の国家寺院と九重塔建立藍……東アジア諸
国での木造九重塔の建立/北魏洛陽城と北魏の仏教寺院/永寧
寺の創建と伽藍/新羅の皇龍寺/百済の弥勒寺/高句麗の清岩
里廃寺
主な参考文献
著者プロフィール
木下 正史 (キノシタ マサシ) (著)
1941年東京都生まれ。東京教育大学文学研究科修士課程修了。’68年
奈良国立文化財研究所に入り、平城宮・京の発掘調査に従事。’70~
’90年まで、飛鳥・藤原京の発掘調査・研究に携わる。’90~2007年ま
で東京学芸大学教授、’11年まで同特任教授。現在、東京学芸大学名誉
教授。
主要著書『飛鳥・藤原の都を掘る』(吉川弘文館 1993)、『藤原京』
(中央公論新社 2003)、『飛鳥幻の寺―大官大寺の謎』(角川書店
2005)、『飛鳥から藤原京へ』(共著、吉川弘文館 2010)、『古代
の漏刻と時刻制度―東アジアと日本』(吉川弘文館 2020)。