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たんぽぽ先生のおうち看取り : 在宅医が伝える、よりよく生ききるためのメッセージ

  • 著者名永井康徳著
  • 出版者幻冬舎(発売)
  • 出版年2020.10

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0076296
  • 請求記号S 12//N 14
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名たんぽぽ先生のおうち看取り : 在宅医が伝える、よりよく生ききるためのメッセージ
  • 書名ヨミタンポポセンセイノオウチミトリ
  • 著者名永井康徳著
  • 著者ヨミナガイ,ヤスノリ
  • ISBN9784344931657
  • 出版地東京
  • 出版者幻冬舎(発売)
  • 出版年2020.10
  • ページ224p
  • サイズ21cm
  • 件名在宅医療
    ターミナルケア
    在宅医療 -- 日本
    ターミナルケア
  • 目次プロローグ―在宅医療とおうち看取り
    第1章 多死社会で求められる在宅医療―在宅医療の本質的価値
    少子高齢化がもたらすもの
    多死社会が引き起こす問題と在宅医療
    在宅医療の本質的価値
    台湾・韓国も注目する日本の在宅医療
    第2章 家での看取りはなぜ広がらないのか―治す医療から支える医療へ
    「医師は患者さんに涙を見せてはいけない」という教え
      「Doing」の医療と「Being」の医療の違い
      なぜ、在宅医療や「自宅での看取り」が広まらないのか
    死に向き合えないことの弊害
    納得できる生き方、逝き方のために
    自宅での看取りを可能にするためのノウハウがある 
    家で死んだら、警察沙汰になるのか
    どんな状態でも家に帰ることはできます
    第3章 医療を最小限にすると看取りは変わる―枯れるように逝くために
    天寿を全うする死を教えてくれた患者さん
    亡くなる前に食事が十分に取れなくなったら
      3つのサインで過剰かとうかを確認しよう
    最期まで点滴をしてしまう要因
    医療を最小限にすることは、むしろ「足し算」の医療
    楽な最期とは、枯れるように逝くこと
    終末期の点滴の悪循環
      点滴をやめることを納得してもらうには
    最期の日まで口から食べる
    100歳超えても、食べることをあきらめない!
    胃ろうをする選択、しない選択
    胃ろうするかどうか決断するのは誰か?
      胃ろうをせす、「自然に看取る」という選択肢も
      先延ばしの医療から本人の生き方に向き合う医療へ
    「治さなくてもいい」と宣言した患者さん
    余命1週間から復活した91歳
      瀕死の男性をここまで回復させたもの
      一人の患者さんのためだけの、寿司屋を開店!
    第4章 それぞれの最期の迎え方―最善は、一人一人違う
    死に向き合わなければ、後悔することが増える
      患者さんに本当のことを告げるのは、かわいそうなことなのか
      1分「-秒でも長く生きたいか、楽に過ごしたいか
    患者さん本人の思いを置き去りにしない
    自分の死に向き合うことの大切さ
    母親を本人の希望通りに大往生させたい
    余命を告げられた後、残された時間をどう過ごすか
      遺影になった、あの日の記念写真
    患者さんへの予後告知が、ご家族に委ねられた時
      告知は細心の注意をはらって行う
      “アルファ波の声”が意味するもの
    自分らしい最期とは?
      選択はいつも医師にお任せだった患者さん
      死に向き合った時、決然と意思を表明
      「自分らしい最期」とは
    「見通し」がわかれば、最期は自宅という選択も生まれる
    最善は人によって違う
      楽に、枯れるように逝きたい
      1分1秒でも長く生きていたい
      その人にとっての最善を多職種で支える
    第5章 人生会議―どう生きて、どう逝きたいかを一緒に悩む
    「自分は最期をどうしたいか」を、話し合っておこう
    人生の最終段階の決定プロセスに関するガイドライン
    患者さんの生き方に向き合った地域包括ケアが必要になる
    もの言えぬ患者さんの意思をどう推し量るか
      ご家族の気持ちは揺れて当たり前
    意思決定支援に重要な5つのポイント
    ご家族のつらい決断に、医療従事者はどう寄り添うのか
    人工透析をやめて、死を選びたいという患者さん
      ある患者さんの選択
    「その人にとっての最善」を最期まで追求する
      息子には連絡しないでと切望する患者さん
      支援の目的は「最後口納得できること」
    第6章 看取りの質を高める―納得できる看取りを実現するために
    終末期の患者さんに「やりたいこと」を聞くのは、かわいそうなのか
    患者さんの希望を叶えることに職種は関係ない
    リスクと患者さんの思い、そのどちらを優先するか 卜
    患者さんの「生きがいづくり」をお手伝いする
      患者さんの満足のために必要なものは
    患者さんの望み叶え隊、活躍中
    食べることは、生きること。「食べたい」という望みを叶えるために
      ご家族の意思を確認する
      「家」が男性忠者さんを元気にした
    「高齢だから」とあきらめない!経鼻胃管チューブを抜いて、口から食べよう!
      胃ろうが嫌なら次の選択肢は?
      専門職チームが本気で挑戦し、不可能が可能に
    最期まで食べるための前提として、必要な3つのこと
    その患者さん、食べられますよ
    亡くなる前に食べられなくなった時の意思決定支援のためのチェックポイント
    最期にお風呂に入れてあげたい
    15年間の思いの結晶、在宅療養支援のための病床「たんぽぽのおうち」
      在宅医療専門をやめ、なぜ今、入院病床を開設するのか
      患者さんのご家族の言葉が後押しした病床設立計画
      地域包括ケアシステムを担うためにも
    在宅医療専門クリニックが病床を持つ意義
      在宅患者さんの災害避難場所としての役割も果たす
    看取りの質を高める8つのポイント
    第7章 看取りの文化を変える―その人らしく、最期まで生きるために
    最後の瞬間に医者はいらない
    それぞれの地域に根付く看取りの文化
    一人暮らしでも、自宅で亡くなることはできます
    大切な人の「死に目」に会うということ
    亡くなる瞬間はみていなくていい
    自宅で家族が看取るということ
    子どもが祖父母の死に向き合うために
    施設での看取りを推進するために実践するべき6つのこと
      『終の住処』としての役割を果たすために
      まずは、ゼロをイチにすること
    第8章 在宅医療で大切なこと―患者さん本人の生き方に向き合う
    誰のための医療なのか?
    「死への過程」に敬意をはらう
    三人称の死、二人称の死、そして一人称の死について
    居場所があること、人に必要とされるということ
      看取りを視野に入れ、101歳の祖母を自院で診ることに
      居場所が引き出す、生きがいと生きる力
    私か在宅医療で大切にしていること
    終末期の医療と介護に関する松山宣言
    今後必要となる医療の姿
    第9章 家で看取るということ―看取りを迎えたときのこと
    そのときが、やってきました
      看取りのときが近づいてきたら
      限られた時間と向き合う
    亡くなる最期の瞬間はみていなくていい
    旅立ちの時がやってきました
    エピローグ ~楽なように やりたいように 後悔しないように~