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男が介護する : 家族のケアの実態と支援の取り組み

  • 著者名津止正敏著
  • 出版者中央公論新社
  • 出版年2021.2

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0076024
  • 請求記号S 19//Ts34
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名男が介護する : 家族のケアの実態と支援の取り組み
  • 書名ヨミオトコガカイゴスル
  • 著者名津止正敏著
  • 著者ヨミツドメ,マサトシ
  • 叢書名中公新書
  • 叢書番号2632
  • ISBN9784121026323
  • 出版地東京
  • 出版者中央公論新社
  • 出版年2021.2
  • ページvii, 227p
  • サイズ18cm
  • 注記引用・参考文献: p217-224
    男性介護者の体験記リスト: p225-227
  • 件名男性
    家族看護
    高齢者福祉
    介護福祉
    家庭看護
    男性
    家族介護 -- 日本
    男性 -- 日本
    介護者支援 -- 日本
  • 目次第1章 「真人間の世界へようこそ!」―ネットワークの10年
    コロナ禍の「間のある緩い」つながり
    失敗談も「武勇伝」になった
    小さいけれど、大きな組織
    「男性諸兄、真人間の世界へようこそ!」
    「ケアメン」って!?
    中心と周辺が反転する関係
    『男性介護者100万人へのメッセージ』
    「もう看られん」と自死した兄
    父の気持ちが知りたい
    介護体験は光り輝く宝の山
    語ることはグリーフ・ケア
    始まりは「リレートーク」から
    私の介護を語る男性たち
    「悔いのない介護を」
    オヤジの心をつかむ秘訣
    「さぬき男」も、「いごっそう」も
    全国に広がる活動
    第2章 江戸の親孝行から『恍惚の人』まで―介護する男たちはどう語られてきたか
    武士にも「介護休業制度」があった
    江戸時代の老いと看取り
    庶民の介護の様子
    男性にあった「介護責任」
    子育て責任も男性に
    「富国強兵」「良妻賢母」と性別役割分業
    『たそがれ清兵衛』と介護
    清兵衛と「ワーク・ライフ・バランス」
    『恍惚の人』の反響
    「自分の親でしょう」
    「自分の親ですから」
    「男性介護者」の復活
    「介護弱者」としての男性への着目
    「加害者」としての男性
    福祉職能団体も声を上げた
    「デキる男」という見立て
    第3章 嫁はもう「絶滅危惧種」!?―家族と介護の変容
    介護保険制度はじまる
    半数が「嫁」だった時代
    老人ホームは全国に「4千5百床」だった
    「新しい介護実態」の登場
    夫婦もその子どもも高齢者
    嫁は「絶滅危惧種」!?
    「人間裁判」の時代の福祉
    ユニバーサルになった介護サービス
    「ながら」という介護のカタチ
    「ビジネス・モデル」の介護
    「介護殺人」と男性介護者
    不幸な事件を防ぐバリケード
    「なぜ、介護者虐待防止法はないのか!?
    介護の「つらさ」と「肯定感」
    「介護者本人の人生の支援」
    第4章 団塊ジュニアの「不安」―仕事と介護のストレス
    「親」のことが心配
    「退職してよかった!」の真意
    成長戦略に「介護離職ゼロ」
    経団連も「トモケア」
    「小さな社会運動」を担う
    多数派は「ワーキングケアラー」
    「ケアレス・マン」モデルを超える
    59歳、間もなく定年
    「通勤時間が一番ゆっくりできる」
    「働き方革命」の2つの条件
    支援を組み合わせる
    女性の労働環境、男性の介護環境
    職場にも「ケア・コミュニティ」を
    寝た子を起こす取り組み
    第5章 「もっと群れよう、男たち!」―介護と「男の修行」
    悩みも苦しみも堪え忍んで
    「すぐには泣けない」
    「愛の讃歌」を歌う理由
    「おい」から「まあちゃん」に
    「幸せな瞬間」に浸る場面
    「ウンコ」で場が盛り上がる
    思わず泣けるエピソード
    それでも「介護すること」はつらい
    「ひとりじゃない!」という実感
    ムダなおしゃべりも「案外悪くない」
    リスペクトし合える関係性
    「頼りにされる」ということ
    「待つ」 ということ
    「男らしさの競演」か?
    弱さに向き合えない「弱さ」
    「気がついたら」助けてと言っていた
    ゆるやかにつながる
    誰かに聞いてほしい
    傍らで寄り添う友
    新しい「修行の場」
    終章 介護のある暮らしを社会の標準に
     相互依存に包まれた暮らし
     コロナ禍での気付き
     「弱いロボッ卜」からの学び
     自立と依存の相関性
     「依存批判」という社会批判論
     180万年前の「介護」の徴
    あとがき
    引用・参考文献
    男性介護者の体験記リスト