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マンガでわかる日本料理の常識 : 日本の食文化の原点となぜ?がひと目でわかる

  • 著者名長島博監修 ; 大崎メグミイラスト
  • 出版者誠文堂新光社
  • 出版年2021.4

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0076444
  • 請求記号596.21//N 22//ma
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架5
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名マンガでわかる日本料理の常識 : 日本の食文化の原点となぜ?がひと目でわかる
  • 書名ヨミマンガデワカルニホンリョウリノジョウシキ
  • 著者名長島博監修 ; 大崎メグミイラスト
  • 著者ヨミナガシマ,ヒロシ
  • ISBN9784416520864
  • 出版地東京
  • 出版者誠文堂新光社
  • 出版年2021.4
  • ページ191p
  • サイズ21cm
  • 注記参考文献: p190-191
  • 件名料理(日本) -- 歴史
    食生活 -- 日本
    日本料理
  • 目次第1章 日本料理を形づくる8つの柱
    【1 米】米は日本の食文化の原点
    米をつくるだけじゃない、水田の機能/連作ができ、収穫率にすぐれた米/国土の一割強の狭い農地面積/モンスーンアジアは世界の稲作地帯/米は貨幣の代わりだった/米食を達成してまもなく米離れへ/品種改良は量から質へ/白いご飯が食べ方や嗜好を決める
    〈ワイドスコープ〉白いご飯が生んだ、口中調味という食べ方 
    【2 水】豊かな清水が生食やだしの文化を生んだ
    生食も「ざるそば」もきれいな水が豊富にあってこそ/だしの始まり/関西と関東のだしを決めた「昆布ロード」/かつお節の歴史/海外のだしとの比較
    〈ワイドスコープ〉日本とフランスのだしを時間軸で比較する 
    【3 木】木が口づけ器を生んだ
    最初に漆を発見したのは誰?/江戸末期まではご飯茶碗も漆器だった/「ジャパン」と呼ばれた漆器/現在、国産漆はわずか3%/漆の採取から漆器づくりまで/箸のみで食べるのは日本だけ
    〈ワイドスコープ〉世界の三大食法 
    【4 魚】四方を海に囲まれた魚の国
    日本の近海は世界的に恵まれた漁場/世界の流れに逆行する日本の漁業/持続可能な「育てる漁業」はまだごく一部/かまぼこ界を革新した冷凍すり身
    〈ワイドスコープ〉カニカマは海外でも大人気
    【5 神饌】神人共食は日本料理の原点
    おせち料理は直会の名残り/五節供の由来と農耕儀礼/日本料理はなぜ奇数を尊ぶのか/なぜ肉食は禁忌されたか
    〈ワイドスコープ〉宗教によって忌避される食べ物
    【6 包丁】生ものを切ることを最上とする日本料理
    片刃包丁と包丁の陰陽/魚の生食が片刃包丁を発展させた/包丁式は“見せる”料理の原点
    〈ワイドスコープ〉日本料理とフランス料理の厨房組織
    【7 発酵】日本料理の縁の下の力持ち、麹菌
    ご飯に生えたカビから生まれた、麹菌/日本の発酵食品はカビと酵母の発酵の二本立て/味噌と醤油の誕生/世界が注目! 調理法としての発酵
    〈ワイドスコープ〉海外の発酵食品地図 
    【8 うま味】世界が注目する第5の基本味
    日本人科学者が発見した「うま味」/うま味をおいしいと感じるわけ/油脂なしでおいしさを生む、うま味の可能性
    〈ワイドスコープ〉世界に広がる“UMAMI”
    〈コラム〉海外で通じる“食”の日本語 
    第2章 日本の饗応料理とすしの歴史
    【平安時代/大饗料理】
    貴族たちの饗宴料理/中国の影響を受けた、目で楽しむ料理 
    【鎌倉時代/精進料理】
    禅僧が広めた日本料理の基礎/精進料理が日本料理の精神性と作法をつくった/だし文化は精進料理から 
    【室町時代/本膳料理】
    武士がつくりあげた日本料理の正統/式三献から始まる膳立ての形式/本膳料理が日本料理の基礎である理由/包丁人と本膳料理の展開 
    【安土桃山時代/懐石料理】
    おもてなしの工夫をこらした茶会の料理/空間展開型の本膳から時系列型の懐石へ/千利休が完成させた茶会の料理/懐石料理の「一期一会」の精神
    〈コラム〉宣教師が見た日本の食文化 
    【江戸時代/会席料理】
    酒宴を楽しむ喰い切り料理/食事と酒宴の順序が逆転/江戸の町で大人気の屋台/食べることの娯楽化
    【7世紀末~現在/すし】
    東南アジア発祥のなれずしから/世界のSUSHIへ/魚の保存食から3回の革命を経て「握りずし」へ
    〈コラム〉関西と関東の食文化の違い
    第3章 饗応の実践
    会席料理の献立/先付/お椀/造り/焼もの/煮もの/蒸し物/酢の物/食事・止椀・香の物/水菓子
    器と盛りつけ/器は日本料理の醍醐味の一つ/盛りつけの約束
    和室のしつらえと作法/上座と下座の考え方
    〈二択クイズ〉知っておきたい日本料理提供の知識
    〈コラム〉左が上位か、右が上位か 
    エピローグ
    和食が海外のシェフたちを魅了する理由
    “A Simple Art” /風土が培った美学/うま味をコントロールする技/和食の知恵が地球を救う!? /未来への示唆