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こんな介護がしたい : 認知症の人との幸せ時間のつくり方

  • 著者名多摩平の森の病院編 ; 吉岡充監修
  • 出版者法研
  • 出版年2021.4

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0076014
  • 請求記号S 01//Ta77
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名こんな介護がしたい : 認知症の人との幸せ時間のつくり方
  • 書名ヨミコンナカイゴガシタイ
  • 著者名多摩平の森の病院編 ; 吉岡充監修
  • 著者ヨミタマダイラノモリノビョウイン
  • ISBN9784865138207
  • 出版地東京
  • 出版者法研
  • 出版年2021.4
  • ページ142p
  • サイズ21cm
  • 件名高齢者福祉
    介護福祉
    認知症
    介護 (技術)
    老人性認知症
  • 内容はじめにーなぜ、この本が作られたのか
    身体拘束はなぜ悪いのか
    第1章 5つの基本的なケア
     5つの基本的なケアとは
     起きる
      1.目的
      2.大切にしていること
      3.心地よい目覚めのために
      4.その人に合った椅子を考える
      5.休息について
      6.起きるケアを継続すると
     食ぺる
      1.目的
      2.大切にしていること
      3.心地よい環境を作る
      4.姿勢を整える、ポジショニング
      5.経管栄養について
      6.ターミナル期の食事の考え方
      7.「食ぺる」介助の基本
       ①食前②配膳・下膳③エプロンや割烹着④食事介助⑤残存機能
      8.「食べる」いろいろな場面
       ①食事に集中できない3②食器をたたいてしまう
       ③早食い・丸飲み
       ④食べられない理由が見っからないときに試してみる
     排泄
      1.目的
    2.大切にしたいこと
     3.排泄を失敗してしまうと
     4.排泄ケアを継続すると
     5.「排泄」のいろいろな場面
       ①ずずをを降ろされることが嫌   
       ②尿便意を催しているが、なかなか排泄ができない
       ③トイレに誘われることが嫌い
       ④トイレを見ても認識ができない
       ⑤排泄ケアがうまくいかずに放尿や弄便行為、オ厶ツ外しなどにいたってしまう
     清潔
      1.目的
     2.大切にしていること
      3.お風呂に入ること
      4.「入浴拒否」のいろいろな場面において気を付けること、工夫
        ①脱ぐことが嫌(寒い、痛い、恥ずかしい)寒いから嫌/更衣介助に痛みを感じるから嫌/恥ずかしいから嫌/大きい風呂が嫌い(寒い、恥ずかしい、滑りやすくて怖い)/滑りやすくて怖い
        ②もともとお風呂が嫌い、面倒、気分が乗らない
      5.拒否のある人に対し、工夫してチームとして関わる
      6.「入浴拒否」の捉え方
      7.清拭
      8.口腔ケア
      9.不潔な状態になると
     アクティビティ(良い刺激)
      1.目的
      2.大切にしていること
      3.その人に合った良い刺激の提供
      4.様々な形で心地良さを追求する
      5.レクリエーションに参加できない人のアクティビティ
      6.グループホーム的ケア(家庭的活動、仕事的活動の提供)
      7.小集団レクリエーション
      8.アクティビティ実施時の工夫
    第2章 認知機能が低下している人とのコミュニケーション
      コミュニケーションとは
      認知機能が低下している人とコミュニケーションをとるための基本的姿勢
      認知機能が低下している人とのコミュニケーションの特徴と対応
       1.繰り返し
        〈対応の仕方〉
       2.理解力の低下
        〈対応の仕方〉
       3.プライドや羞恥心
        〈対応の仕方〉
      話しかけの基本
       1.声かけは正面から目線を合わせてゆっくりと行う
       2.ケアを行う前には必ず声かけをする
       3.きちんと受け止める
       4.誤りを指摘したり注意したりしない。否定や制止はしない
       5.その人の世界に合わせる。合わせられないときには、人や場面を転換し気をそらす
       6.非言語的コミュニケーションの活用
      よくある「コミュニケーション」の事例
       1.同じ話を繰り返す
        ①どういう訴えなのかをじっくり聞く(真意を探る)
        ②一緒に過ごす(安心感をもたらす)
        ③気分転換を図ったり、気をそらしたり、場面の転換や他のことで気を紛らわす
          (事例1)食後すぐに「ご飯を食べていない」という訴えに対して
          (事例2)「帰りたい」と落ち着かない場合
        事例3 「物がなくなった」と訴える場合
       2.こちらの言ういうことがなかなか理解できない
       ①働きかけを受け入れてくれる状況を作り出す
       ②本人のペースに合わせる
       ③具体的なイメージが伝わるように工夫する
         (事例1)歯磨き時
         (事例2)更衣時
     コミュニケーションがうまくとれると
    第3章 BPSD(行動心理症状)
     BPSDとは
     徘徊
      1.徘徊の捉え方
      2.安全に配慮した、徘徊できる環境作り
         ポイント
     異食
      1.異食の捉え方
      2.異食しないための環境作り
         ポイント
      3.異食を見つけたときの関わり方
         異食しそうなもの
     コラム I盗食】【窒息】
     弄便
      1.弄便の捉え方
      2.弄便をしないための環境作り
      3.弄便してしまったときの関わり方
     放尿・放便
      1.放尿・放便の捉え方
      2.放尿・放便をしないための環境作り
       ①行動パターン ②目印
      3.放尿・放便してしまったときの関わり方
     かきむしり
       1.かきむしりの捉え方
       2.かきむしりの対策
         ポイント
     帰宅願望
      1.帰宅願望の捉え方
      2.帰宅願望が強くならないようにするための環境作り
      3.帰宅願望をする患者さんへの関わり方
         ポイント
     介護拒否
      1.介護拒否の捉え方
      2.介護拒否をしないための環境作り
         ポイント【注意として】
    第4章 認知症ケア総論
     認知症をどう捉えるか
      1.病気の側面
        ①アルツハイマー型認知症
        ②脳血管性認知症
        ③レビー小体型認知症
        ④前頭側頭型認知症
      2.老いの側面
        ①その人の歴史
        ②人生の最終段階
      3.社会的側面
        ①社会的な視点から
        ②個別の視点から
      4.まとめ
     認知症の人と関わるための指針
      1.生活の維持と充実について
        ①生命の維持と安全性
        ②生活の快適さ
        ③安全性と快適さの先
      2.治療について
        ①非薬物療法
        ②薬物療法
        ③合併症の治療
      3.患者さんとの関わりに行き詰まったら
        ①患者さんの真意をくみ取ろうと努力する
        ③それでもうまくいかないときは
        ③日常生活をトータルで考える
     まとめ
     抗耕神病薬・睡眠導入剤・抗認知症薬について
        ①統合失調症の人たちへの薬
        ②てんかんの人たちへの薬
        ③睡眠導入剤
        ④認知症の進行を遅らせる薬
    第5章 認知症対応施設でのケアの特徴
     注意すべき視点
      1.個別ケアと安全性
      2.プライバシーと安全性
     具体的な重要事項
      1.スタッフが作り出す雰囲気の大切さ
      2.個々の患者さんの状態、状況を把握する
      3.病棟の流れを把握し誘導する
      4.安全性を確保するためにどれだけ我慢していただけるのかを感覚的につかむ
      5.それでも厳しい状態になる場合がある
      6.厳しい場面での対応と考え方
      7.厳しい場面の振り返り方の持つ意義
     場の持つ意義
      1.継続的な介護の場
      2.生きる能力を最大限発揮する場
      3.認知症の人が天寿を全うする場
     まとめ
    第6章 多摩平の森の病院の見守り
     見守りの定義
     見守りの目的
      1.安全な生活を送る手助けをする
      2.不快や違和感を軽減する手助けをする
     見守りで大切にしていること
      1.「安全のため」だからといって監視や行動抑制は絶対しない
      2.見守りをするスタッフの動きが危険な状態を作ることがある
     見守りをするために必要なこと
     きちんとした見守りができると見守りの実践
      1.デイルーム(患者さんの多くが集まる場所)には見守りができるスタッフが常に複数いること
      2.事故が起きないようにするために1
      3.事故が起きそうになった場合
      4.転倒・転落のリスクを減らすために
      5.窒息のリスクを減らすために
      6.不快にならないようにするために
      7.快適な時間を送る工夫
      8.デイルームのスタッフ以外が注意すること
      9.マンツーマン対応の患者さんの対応
      10.早番帯,遅番帯(スタッフの人数が少ない時間帯)の見守り
      11.絶対守るべきこと
      12.デイルームにいるスタッフが行うこと
      13.他のスタッフが行うこと
      14.スタッフの近<での入床
      15.センサーマットの使用、床ベッド、ベッド下にマット
     見守りの指導
    第7章 多摩平の森の病院の目指すターミナルケア
     多摩平の森の病院におけるターミナルケアとは起きる
      1.起きるときの注意点
      2.横になっているときの注意点
      3.医療的処置について
     食べる
      経管栄養や胃瘻について
     排泄
     清潔
     アクティビティ(良い刺激)
        人生を振り返るのが困難な場合
     5つの基本的なケア以外で考えなけれぱならないこと
      1.ご家族への配慮
      2.多職種連携
    新型コロナウイルス感染症への対応
      (1)感染を持ち込ませないための対策
      (2)面会について
      (3)もし患者さんの感染を疑ったら