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人権論の教科書
- 著者名和田幸司編著
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年2021.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0076263
- 請求記号316.1//W 12
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名人権論の教科書
- 書名ヨミジンケンロンノキョウカショ
- 出版地京都
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年2021.5
- 目次はしがき
序 章 人権について学びませんか――意味・内容・歴史(山本克司・和田幸司)
1 人権の意味と内容
2 人権の歴史
3 人権教育とは
第Ⅰ部 現代社会が抱える人権問題
第1章 女性をめぐる人権を知ろう――性別による差別のない社会へ(濱田格子)
1 ジェンダーって何?――「女らしい・男らしい」に潜む罠
2 あなたの家庭は男女平等?
3 日本は遅れている?――ジェンダーギャップ指数から見える日本の課題
4 被害者にも落ち度?――性暴力の根っこにある女性差別
コラム1 女性に対するインターネット上の暴力
第2章 子どもをめぐる人権を知ろう――「子どもの権利」をめぐる困難(松浦 崇)
1 子どもの人権の特徴
2 子どもの人権の歴史
3 「子どもの権利条約」と子どもの人権
4 子どもを取り巻く困難と今後の課題
コラム2 親 権
第3章 高齢者をめぐる人権を知ろう――高齢者に迫る生命危機とは(中尾治子)
1 高齢者に対する虐待
2 高齢者の介護問題
3 孤独死・孤立死
4 災害時要援護者(災害弱者)としての高齢者
5 犯罪被害者となる高齢者
コラム3 完全閉じ込め症候群
第4章 「障害」をめぐる人権を知ろう――特別支援教育からインクルーシブ教育へ(原田琢也)
1 「障害」とは何か
2 障害者と人権
3 障害児教育をめぐる歴史的展開
4 日本型インクルーシブ教育の課題と展望
コラム4 RTI
第5章 同和問題を考えよう――差別解消への歴史と取組(岩本 剛)
1 同和問題って何?
2 同和問題の歴史的側面――中世~明治
3 差別解消に向けて――大正~現代
コラム5 「寝た子を起こすな」論
第6章 外国人をめぐる人権を考えよう――人権が保障されるのは日本人だけなのか(呉 紅敏)
1 外国人をめぐる状況
2 外国人の経済的自立と人権
3 外国人に対する社会保障制度
4 外国人労働者の受け入れと課題
5 外国人の子どもの教育に関する問題
コラム6 ヘイトスピーチ
第Ⅱ部 人権をめぐる新たな問題
第7章 性的マイノリティと人権――多様な性に YES・誰もが誰かの ALLY になる(堀江有里)
1 多様な性を生きる人たちのストーリー
2 性的マイノリティとは誰のこと?――多様な性を考える
3 カミングアウトとアウティング
4 社会のなかでの性のあり方
コラム7 同性パートナーシップ制度
第8章 医療における人権を知ろう――健康を支えるために何が必要か(宍戸圭介)
1 医療へのアクセス
2 国民皆保険制度とその課題
3 医療における選択と人権
コラム8 健康権
第9章 ハラスメントを考えよう――加害者・被害者・傍観者にならないために(津田 博)
1 ハラスメントとは
2 大学におけるハラスメント
3 先生,それってハラスメントです!
コラム9 大学生とアルコール・ハラスメント(アルハラ)
第10章 経済的格差・貧困を考えよう――生活保護がなぜ必要なのか(松島 京)
1 経済的格差・貧困とは何か
2 日本における経済的格差,現代の貧困
3 経済的格差・貧困と社会的排除
コラム10 日本の生活保護制度の歴史
第Ⅲ部 人権教育の取り組み
第11章 戦後日本における人権教育の成立と展開――同和教育は何を課題として,どのように取り組まれてきたのか(板山勝樹)
1 長期欠席・不就学問題への取り組みと同和教育の組織化――1950年代を中心に
2 教育条件整備と就職差別,「非行」問題への取り組み――1960年代を中心に
3 「低学力」の克服と教育内容の創造――1970年代を中心に
4 進路・学力保障問題と取り組みの総括――1980年代以降を中心に
5 同和教育のユニバーサル性と課題
コラム11 狭山事件と教育課題
第12章 グローバルスタンダードとしての人権教育の展開――国際社会における人権教育の原則とは(阿久澤麻理子)
1 人権意識の実際
2 「人権教育のための世界プログラム」
3 さらなる人権教育の課題
コラム12 ビジネスにおける人権
第13章 人権教育の授業構成――授業の内容・方法・スケールを考えよう(山内敏男)
1 授業の内容構成
2 授業方法の選択
3 授業をいろいろなスケールで構想する
コラム13 パフォーマンス課題
第14章 多文化共生を実現しよう――留学生と日本人学生が共に学ぶ実践から(高橋美能)
1 多文化共生という言葉の発祥
2 多文化共生とは
3 大学における多文化共生
コラム14 人種を柱に据えた教育実践
人名索引
事項索引