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書誌詳細
はじめてとりくむ水・電解質の管理 : 水分管理の基礎と経口補水療法 基礎編
- 著者名谷口英喜著
- 出版者医歯薬出版
- 出版年2021.6
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0076837
- 請求記号498.56//Ta87
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名はじめてとりくむ水・電解質の管理 : 水分管理の基礎と経口補水療法 基礎編
- 書名ヨミハジメテトリクムミズデンカイシツノカンリ
- 目次序
Chapter 1 体液について理解しよう
1 オープニング:皆さんに伝えたいこと
2 “水“と“水分”の意味は違う
3 体液の定義を知る
体液の一例:汗
4 ヒトにおける体液量を知る
5 体液の3つの働きを知る
生命活動に必要な物質を運び込む働き
生命活動に有害となった老廃物を運び出す働き
生命活動に不要なエネルギーを放熱する(体温コントロール)働き
6 体液バランスの維持メカニズムを理解する
健常時の体液バランスの維持
体液が減少した場合の体液バランスの維持
体液が増加した場合の体液バランスの維持
7 体液バランスの異常
脱水症
溢水症
8 体液分画を知る
体液分画は成長とともに分布が変化する!
豆知識 マスク脱水にご注意!
Chapter 2 電解質について理解しよう
1 電解質とは
2 電解質の働きを知る
3 電解質の単位
4 生理食塩水を例に,徹底的に濃度の単位を学んでみよう
モル濃度を求める(Step1~5)
イオン濃度を求める(Step6)
浸透圧を求める(Step7)
使い慣れている重量濃度で表すと
Chapter 3 日常生活における水分補給を理解しよう
1 1日に必要な水分量の考え方
2 1日に必要な水分量の算出方法
簡易的な算出法
年齢から推測する方法
4-2-1ルール
3 水分補給の実際
4 設定した水分量のモニタリングと設定変更
水分投与中のモニタリング項目と方針
5 水分投与・摂取の実際
摂取頻度
年代に応じた水分摂取方法
飲料の種類
飲料の温度
運動時の水分摂取
ゼリー状の水分補給製品を活用
Chapter 4 脱水症と,その対策を理解しよう
1 脱水症の定義
2 脱水症の分類
体液喪失の程度による分類
発症が急性か慢性かによる分類
血清浸透圧値による分類(古典的分類)
3 脱水症の診断
脱水症を疑う症状
脱水症を見つける・診断するためのフィジカルアセスメント
脱水症の確定診断
4 脱水症の治療
Chapter 5 経口補水療法を理解しよう
1 経口補水療法の誕生
世界では
日本では
2 経口補水療法の作用機序
経口補水液の組成に関する理論的根拠
経口補水液が水分吸収に優れているもうひとつの理由
下痢の原因変化にともなう経口補水液の組成の変遷
わが国で発売されている経口補水液の組成
3 経口補水液の使い方
4 術前経口補水療法
術前経口補水療法を考案した経緯
術前経口補水療法の実際
術前経口補水療法の効果および安全性
豆知識 ユニセフ,WHOによる手づくり経口補水液の啓発活動
付録 経口補水液の製品一覧
索引
ちょっとだけ 応用編
ブドウ糖の代謝にも体液が多く関連している 栄養管理をするからには知っておきたい化学反応式
実は,体温コントロールは汗が主役ではなかった!
英語で脱水症を表記すると
抗利尿ホルモン(ADH)の正体を知って病態を理解する
輸液の浸透圧比(この輸液は末梢or中心静脈からの指標)
(1)電荷が1以外のイオン濃度も求めてみよう,(2)手づくり経口補水液のイオン濃度も計算してみよう
児童および高齢者に対する水分摂取の工夫
ビールを1L摂取すると1.1Lの水分が失われる,10gのアルコールを摂取すると100mLの利尿が得られる
スポーツドリンクの元祖,ゲータレードについて知って,わが国のスポーツドリンクを考える
健常時の水分補給のモニタリング方法
私たちがよく経験している脱水症状を確認してみよう
尿の色調から脱水症を判断する
脱水症になると痛みが増強する? 脱水症になると免疫能が低下する?
手づくり経口補水液とモル濃度計算の復習
手づくり経口補水液の味付けにチャレンジ
各種ガイドライン等における経口補水療法の取り扱い
用語解説
不感蒸泄とは
かくれ脱水
電離と溶解
モル濃度
生理食塩水
ペットボトル症候群
水中毒
血清浸透圧値
清澄水(clear fluids)