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食べものから学ぶ世界史 : 人も自然も壊さない経済とは?

  • 著者名平賀緑著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2021.7

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0076028
  • 請求記号IJ//937
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名食べものから学ぶ世界史 : 人も自然も壊さない経済とは?
  • 書名ヨミタベモノカラマナブセカイシ
  • 著者名平賀緑著
  • 著者ヨミヒラガ,ミドリ
  • 叢書名岩波ジュニア新書
  • 叢書番号937
  • ISBN9784005009374
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2021.7
  • ページxiii, 181p
  • サイズ18cm
  • 注記主な参考文献: p171-176
  • 件名食糧問題 -- 歴史
    資本主義 -- 歴史
    食糧問題 -- 歴史
    フードシステム
    資本主義 -- 歴史
    児童図書
  • 目次はじめに
    序章 ● 食べものから資本主義を学ぶとは
     食と農の現実
     食べるための働き方も変わった
     資本主義とは
     食べものから世界経済の成り立ちを学ぶ
    1章 ● 農耕の始まりから近代世界システムの形成まで
     農耕の「神話」と穀物の役割
     大航海時代と重商主義
     資本主義と産業革命の始まり
     砂糖の世界史
     小麦粉も世界商品に
     英国中心の第1次フードレジーム
    2章 ● 山積み小麦と失業者たち(世界恐慌から米国中心世界の成立まで)
     自由放任主義による競争と過剰生産
     作りすぎて「恐慌」に
     戦争特需と景気の過熱から世界恐慌へ
     大恐慌への新しい政策対応
    3章 ● 食べ過ぎの「デブの帝国」へ(戦後〜1970年代までの「資本主義の黄金時代」)
     大きな政府の下で「資本主義の黄金時代」
     農業・食料でも大量生産+大量消費
     「デブの帝国」:安くした穀物で糖分・油・肉・乳製品を
     米国中心の第2次フードレジーム
    4章 ● 世界の半分が飢えるのはなぜ?(植民地支配~1970年代「南」の途上国では)
     「飢餓」:その現状
     「南」における食と資本主義の歴史
     「緑の革命」:工業的農業モデルを途上国に輸出
     まとめ
    5章 ● 日本における食と資本主義の歴史(19世紀の開国~1970年代)
     近代前の「糧飯(かてめし)」
     開国と近代国家建設プロジェクト
     近代的な日本食品産業の誕生
     第一次世界大戦~第二次世界大戦(1914~1945年)
     戦後日本の食と経済
     日米政府と業界による消費増進キャンペーン
     小麦粉や油を多用する食品産業の発展
     まとめ
    6章 ● 中国のブタとグローバリゼーション(1970年代~現在)
     1970年代初めのショック
     新自由主義とグローバリゼーション
     中国のブタが世界を動かす?
     日系総合商社のグローバル戦略
     日本政府も日系企業のグローバル展開を後押し
     第3次フードレジーム?
    おわりに 気候危機とパンデミックの時代に経済の仕組みを考え直す
     お金では計れない「大切なモノ」を見直す
    主な参考文献
    あとがき