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日本の食と農の未来 : 「持続可能な食卓」を考える

  • 著者名小口広太著
  • 出版者光文社
  • 出版年2021.9

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0076023
  • 請求記号612.1//O 26
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架6
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名日本の食と農の未来 : 「持続可能な食卓」を考える
  • 書名ヨミニホンノショクトノウノミライ
  • 著者名小口広太著
  • 著者ヨミオグチ,コウタ
  • 叢書名光文社新書
  • 叢書番号1153
  • ISBN9784334045609
  • 出版地東京
  • 出版者光文社
  • 出版年2021.9
  • ページ242p
  • サイズ18cm
  • 注記参考文献あり
  • 件名日本 -- 農業
    食料品
    日本 -- 農業
    食糧問題 -- 日本
  • 目次【第1章】日本の食と農のいま
    1・1 食の海外依存という「リスク」
          広がる食と農の距離
          食と農のグローバル化
          脆弱化する農業構造
          すぐそこに迫る食料危機
          コロナ禍の教訓
          外国人労働者の移動規制
          気候変動が与える農業への影響
          私たちの食卓が抱える「二重の脆弱性」
    1・2 食の海外依存が生み出す「犠牲」
          フードシステムの「工業化」と地球温暖化の促進
          「構造的暴力」への加担
          土壌の劣化
          食料の収奪
    1・3 SDG’s時代の食と農
          人類共通の目標としてのSDG’s
          食と農がSDG’sに大きく貢献
          引用・参考文献
    【第2章】この時代に農業を仕事にするということ
    2・1 変わる農業への「まなざし」
          「ネガティブ」に語られる農業
          農業に向けられる「ポジティブ」なまなざし
    2・2 新しく農業を始める人たち
          農業の始め方
          非農家出身、農家出身の就農の形
          存在感を増す「雇用就農」と「新規参入」
          非農家出身の若い世代から期待される農業 
    2・3 独立就農した若い世代の姿
          日本農業経営大学校を卒業後、有機農家へ:荒木健太郎さん
          地域おこし協力隊を経て、ぶどう農家ヘ:鈴木寛太さん
          「段階的」かつ「戦略的」な就農
          就農ルートの多様化
          地域おこし協力隊と就農の親和性
    2・4 独立就農者の姿
          独立就農者の経営タイプ
          多層的に広がる独立就農サポート
          柔軟なサポートと受け皿づくりの重要
          引用・参考文献
    【第3章】持続可能な農業としての「有機農業」を地域に広げる
    3・1 農業の近代化と有機農業の「誕生」
          近代農業への「対抗」としての有機農業
          生産者と消費者の「関係性」の創造
          「有機農業推進法」の成立という画期
          「自然共生型農業」としての有機農業
    3・2 独立就農者から支持される有機農業
          有機農業から見える「希望」
          独立就農者が「選択」する有機農業
          有機農業を「選択」する理由
          有機農業というさらなる「障壁」
          有機農業への参入ルートの広がり
        独立就農者がつくる有機農業の地域的広がり
        埼玉県比企郡小川町
          先駆者としての霜里農場
          研修生の受け入れと就農サポート
          有機農業と地域をつなぐローカルーフードシステム
          地域資源を活用した循環型の有機農業
          有機農業が地域を変える
    3・4 農協による有機農業の組織的展開‥茨城県石岡市八郷地区
          農協が設立した有機栽培部会
          若い独立就農者を育てる研修制度の開始
          独立就農を見据えた「実践的な研修」
          有機栽培部会の中心を担う独立就農者
    3・5 有機農業を実践する独立就農者が育つ
          独立就農者が定着できる「仕組みづくり」
          独立就農者の広がりが独立就農者を呼び込む
          引用・参考文献
    【第4章】食と農のつなぎ方
    4・1 生産者と消費者がつくるオルタナティブーフードシステム
          市場流通と市場外流通
          都市化と産業化の中で生まれた「オルタナティブーフードシステム」
          多彩に広がるオルタナティブーフードシステム
          IT化とSNSの発展
          生産者とつながり、食材にこだわる飲食店
          自給農業と贈与のネットワーク
    4・2 ローカルな食と農
          ローカルーフードシステムの広がり
          農産物直売所の多彩な工夫
          生産者と消費者が交流できるファーマーズマーケット
          有機農業と地域をつなぐ
          「オアシス21オーガニックファーマーズ朝市村」一愛知県名古屋市
          未来世代を育てる学校給食
          行政と農協が広げる学校給食の地産地消一東京都小平市
          地域のっながりがっくる「6次産業化」
          伝統的な食文化を継承する「株式会社小川の庄」一
          長野県上水内郡小川村
    4・3 ローカルーフードシステムがつくる持続可能な地域
          生産者と消費者の暮らしを守り、育む
          環境・経済・社会の循環をつくり、地域を再生する
          コロナ禍で私たちの食卓は変わるのか
          引用・参考文献
    【第5章】食と農をつなぐCSAの可能性
    5・1 CSAは食と農をつなぐ切り札になるか
          世界的に広がるCSA
          CSAの「コミュニティ」は何を指すのか
          「食べる通信」がつくるCSAの形
          「関係人口」を育てる
          「鳴子の米プロジェクト」がつくるCSAの形
          消費者から「食の当事者」へ
          「コミュニケーションが支える農業」としてのCSA
    5・2 有機の里づくり:埼玉県小川町下里一区
          農業の戦後史
          有機農業への転換を促した「地域の6次産業化」ネットワーク
          集落ぐるみの有機農業
          有機農業を軸にした地域づくり
    5・3 企業版CSA「こめまめプロジェクト」
          NPO法人生活工房つばさ・游の概要
          こめまめプロジェクトの開始
          買い支えの仕組みづくり
          交流の仕組みづくリ
          「こめまめプロジェクト」がつくるCSAの形
    5・4 食と農をつなぐコーディネーターの役割
          コーディネーターの条件
          持続可能な社会に向けて、みんなでつくるCSA
          引用・参考文献
    【第6章】都市を耕す
    6・1 都市農業の新たなステージ
          「肥大化」する都市
          減少する農地と「2022年問題」
          再評価される都市農業
          「地産地消」と「市民参加」を軸にした農のあるまちづくり
    6・2 「耕す市民」を育てる
          耕す市民という「選択肢」
          農業体験農園と市民農園 
          生協と組合員がつくる農園一
          神奈川県横浜市泉区・「生活クラブ・みんなの農園」
          都市農業の発展を担う「援農ボランティア」
          援農ボランティアという「経営パートナー」
          神奈川県横浜市都筑区・「都筑農業ボランティアの会」
          耕すことで変わる食と農へのまなざし
    6・3 コロナ禍で見直される「農」の力
          耕し続けた人たち、耕し始めた人たち
          なぜ、耕す市民は増えたのか
          やぼ耕作団が実践した耕す市民
    「自給」と「つながリ」を大切にする「住み続けられる都市」へ
    引用・参考文献
    おわりに