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パンづくりのメカニズムとアルゴリズム

  • 著者名吉野精一著
  • 出版者柴田書店
  • 出版年2021.10

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出中
  • 返却予定 2024年07月11日

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数0
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0076442
  • 請求記号596.63//Y 92
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架5
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名パンづくりのメカニズムとアルゴリズム
  • 書名ヨミパンズクリノメカニズムトアルゴリズム
  • 著者名吉野精一著
  • 著者ヨミヨシノ,セイイチ
  • ISBN9784388251223
  • 出版地東京
  • 出版者柴田書店
  • 出版年2021.10
  • ページ195p
  • サイズ21cm
  • 注記索引: p188-195
  • 件名パン
    パン
  • 目次はじめに
    第1章 パンづくりのコンストラクション(構築)
    「目標とするパン」の段階的構築
    製法の選択
    多種多様なパン製法(Baking methods)
    アメリカから導入された 2 大パン製法
    ストレート法/中種法
    発酵種の種類と製法の特徴
    生地種/液種(ポーリッシュ)/自家製パン種/伝統的パン種
    種入れぬパンの存在
    古くて新しい発酵種
    工程の組み立て
    生地作成→生地管理→焼成の 3 つのステージ
    製法によって異なるパンづくりの工程
    パンづくりはスクラップ&ビルド
    製パン工程(Baking process)
    中種ミキシング/中種発酵/生地ミキシング/生地発酵/
    パンチ(ガス抜き)/分割・丸め/ベンチタイム/成形/最終発酵/焼成
    配合の決定
    生地の増減にも対応可能な「ベーカーズ・パーセント」
    「ソフトでリッチなパン」と「ハードでリーンなパン」
    パンの分類
    4 つの基礎材料
    4 つの副材料
    配合は足し算で考える(ボトム・アップ方式)
    材料の選別
    パンの進化
    小麦粉について
    小麦の栄養素
    パン用小麦粉の選別のポイント
    小麦粉の種類/一般ユーザーや消費者向けに開示されている情報
    グルテンの力が強い「強力粉」
    パン用酵母(イースト)について
    パン用酵母の種類と、選別のポイント
    生イースト/ドライイースト/インスタント・ドライイースト/セミドライイースト
    パン用酵母の分類
    「塩エン」と「塩しお」
    食塩の成分表示(塩の法令)
    パンづくりにおける食塩の機能性
    塩の旨味はどこからくるのか?
    パンと塩の「塩梅」の計算式
    パンづくりにおける水の役割
    パン生地に使用する水(仕込み水)の適性
    水溶液の pH(ピーエイチ)と酸度
    水の味の違い(ミネラルの仕事)
    自由水と結合水
    水分含有量と水分活性
    糖類について
    パンに使用される主な糖類
    砂糖/天然糖
    糖の種類で甘さが変わる
    乳製品について
    パンの風味を高めるバター
    脱脂粉乳、生クリーム、ヨーグルト
    油脂について
    マーガリン、ショートニング
    卵について
    卵製品の種類
    column 調理、菓子、パンの材料・素材の種類
    column イーストの量産に貢献した 2 人のルイ! プラス・ワン
    第2章 パンづくりのメカニズム(仕組み)
    パン生地ができるまでのメカニズム
    小麦タンパク質と小麦デンプン
    グルテンの複雑な構造
    アミノ酸のペプチド結合(1 次構造)/グルテンヘリックス(2 次構造)/
    3 次構造をつくる、同一分子間のジスルフィド結合/
    4 次構造をつくる、他分子間のジスルフィド結合/
    グルテンマトリックスとセル
    グルテンの弾性と抗張力の相関(グルテニンの働き)
    グルテンの粘性は接着剤(グリアジンの働き)
    デンプン粒がパン生地を高密度にする
    健全デンプンと損傷デンプン
    デンプンのもと(ブドウ糖)
    アミロースとアミロペクチン
    α-1,4 とα-1,6 結合について
    デンプンのミセル構造
    生地発酵と作業のメカニズム
    微生物の圧倒的な数による力
    パン生地の膨張(イーストとグルテンの共同作業)
    イーストのアルコール発酵
    糖質分解酵素のアミラーゼ群
    パン生地の酸性化(pH の低下)
    パン生地の酸化
    パン生地の熟成
    生地中における水の形態
    生地発酵の後に行う主な作業
    パンチ(ガス抜き)/分割/丸め/ベンチタイム/成形/最終発酵
    焼成のメカニズム
    直焼き、プレート焼き、型焼き
    焼成中の生地の変化
    焼成のダイナミックス(熱の種類と熱伝導の関係)
    パン生地の窯伸び
    第 3 章 パンづくりのアルゴリズム(手順)
    ステージを構築するステップ
    パン生地ができるまでのアルゴリズム
    1st ステップ:混合~つかみ取り段階
    2nd ステップ:水切れ(水和)~進展段階
    3rd ステップ:結合~完成段階
    4th ステップ:麩切れ~破壊段階
    生地発酵と作業のアルゴリズム
    1st ステップ:発酵の予備段階
    2nd ステップ:発酵の加速段階
    パンチ(ガス抜き)
    3rd ステップ:発酵の減速段階
    分割・丸め/ベンチタイム/成形/最終発酵
    焼成のアルゴリズム
    1st ステップ:生地の軟化と流動化の段階
    2nd ステップ:生地膨張とクラスト形成の段階
    3rd ステップ:生地の色付きと火通りの段階
    山形食パンと角形食パン
    パンの比容積/型生地比容積
    第 4 章 パンの周辺科学
    材料の科学
    パン品質改良剤とは
    パン品質改良剤を使用する目的
    パン品質改良剤の原料素材とその働き
    脱脂粉乳はメイラード反応促進剤!
    乳脂肪について(バターと生クリーム)
    乳タンパク(カゼインと乳清タンパク)
    飽和脂肪酸(脂)と不飽和脂肪酸(油)
    トランス脂肪酸とその問題点
    卵黄の機能性
    仲介人、レシチンの乳化性
    パン生地と卵白の関係(オボアルブミンの効果)
    イーストと浸透圧
    イーストと酵素
    低ショ糖型イースト vs.高ショ糖型イースト
    麦芽糖構成型(低ショ糖型)vs.麦芽糖誘導型(高ショ糖型)
    パンの基礎知識と周辺科学
    パンの起源とその源流
    世界最古のパン
    パンの定義:パンという食べ物
    パンの規格
    材料と原料
    パンの腐敗
    パンの安全性
    昔は「等級の低い粉」ほど栄養価が高かった?
    漂白粉はなぜなくなったのか?
    国内産パン用粉のゆくえ
    喫茶店のモーニング!
    パンとご飯、どちらが消化が早い?
    パンとご飯、どちらの栄養価が高い?
    トーストのルーツ
    トーストの化学反応
    戦後のパン食文化
    戦後のパンの発展史
    第 5 章 パンのワンダーランド
    パンへの道のり
    つくり手の憂鬱
    つくり手のジレンマ
    パンづくりの確率論
    パンづくりとファジー理論
    パンの官能評価
    パンづくりのファジーな側面
    ファジーの処方箋は「経験則」
    パンづくりで生じるカオス
    表層のカオスと深層のカオス
    正のカオスと負のカオス
    パンづくりのパラドックス
    AI のブラックボックスとカオスの関係
    パンづくりのブラックボックス
    おわりに
    索引