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書誌詳細

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文系のためのよくわかる死とは何か

  • 著者名小林武彦監修
  • 出版者ニュートンプレス
  • 出版年2021.12

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号0076515
  • 請求記号491.358//Ko12
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名文系のためのよくわかる死とは何か
  • 書名ヨミブンケイノタメノヨクワカルシトワナニカ
  • 著者名小林武彦監修
  • 著者ヨミコバヤシ,タケヒコ
  • 叢書名東京大学の先生伝授
  • ISBN9784315524888
  • 出版地東京
  • 出版者ニュートンプレス
  • 出版年2021.12
  • ページ303p
  • サイズ21cm
  • 件名生と死
    生死
  • 目次1時間目.「生」と「死」の境界線
    STEP1. 死ぬとはどういうことか
    世界の1年間の死者数は約5700万人
    生死を分ける境界線はどこにある?
    人の「死」を決定づける,三つの特徴
    「脳幹」こそが生命維持の要
    似ているけど全然ちがう,植物状態と死
    意識はあるのに体が動かない 「閉じ込め症候群」
    体は生きているのに,決して意識が戻らない 「脳死」
    死んだ個体と生きている個体は何がちがう?
    死んだ生き物の体は,時間がたつとくずれていく

    STEP2. 死にゆく体では何がおきるのか
    臓器の機能低下が心停止をまねく
    心臓は,突然停止することがある
    心臓が止まると,すぐに脳細胞の死がはじまる
    心臓マッサージで脳の死を食い止めよ!
    死の間際,脳は最後の信号を出す
    死後数時間で,全身の筋肉は固くなる
    命が尽きても,臓器は生きつづける
    「不死化細胞」として生きつづける,アメリカ人女性
    死亡診断書は死因の統計にも使われる
    老衰には,明確な定義がない
    死の原因を突き止める 「法医解剖」
    死は予測できるのかもしれない
    年齢が高くなるほど死への恐れが少なくなる
    体と心の苦痛をやわらげる
    偉人伝① 不死化細胞を生んだ,ヘンリエッタ・ラックス

    2時間目. 死へとつながる老化
    STEP1. 脳の老化
    20代から脳の老化がはじまる
    記憶の関連づけで,脳の老化に打ち勝つ
    脳が老化すると,体の動きがにぶくなる

    STEP2. 体の老化
    60歳以上の6割以上は,白内障
    筋肉は 「速筋」から衰えていく
    筋肉が衰えると,生命維持機能が低下する
    基礎代謝が落ちて体が太る
    骨がスカスカになる骨粗鬆症
    コラーゲンの減少が,しわの原因
    男性ホルモンが薄毛をもたらす
    50歳までに,約50%が白髪になる

    3時間目. 細胞の死と,人の寿命
    STEP1. 細胞の死が人の死をもたらす
    毎日4000億個の細胞が死んでいる
    脳の細胞の死は,定期券タイプ
    皮膚の細胞の死は,回数券タイプ
    細胞は,ヤバくなったら自殺する
    「テロメア」が細胞の老化具合を決める
    「活性酸素」が細胞を老化させる
    がんは,テロメアを操作して不死化する
    脳細胞の死が進みすぎるアルツハイマー病
    偉人伝② 脳の病気を発見, アロイス・アルツハイマー

    STEP2. 寿命はなぜ生まれた?
    人類は死をどこまで遠ざけられるのか?
    大腸菌には寿命がない
    寿命は有性生殖からはじまった
    ゾウリムシは原始的な寿命をもつ
    植物は不死になれる
    DNAには傷がたまりつづける
    DNAの傷は,進化にも結びつく
    生物の寿命を決める要因は,よくわからない
    「長寿遺伝子」が寿命をもっとのばすかもしれない