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心理老年学と臨床死生学 : 心理学の視点から考える老いと死

  • 著者名佐藤眞一編著
  • 出版者ミネルヴァ書房
  • 出版年2022.2

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0076881
  • 請求記号S 03//Sa85
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名心理老年学と臨床死生学 : 心理学の視点から考える老いと死
  • 書名ヨミシンリロウネンガクトリンショウシセイガク
  • 著者名佐藤眞一編著
  • 著者ヨミサトウ,シンイチ
  • ISBN9784623093212
  • 出版地京都
  • 出版者ミネルヴァ書房
  • 出版年2022.2
  • ページxiii, 300p
  • サイズ22cm
  • 注記引用文献: 各章末
  • 件名老年心理学
    生と死
    老年心理学
    生死
  • 目次推薦の言葉(柏木哲夫)
    はじめに──心理老年学と臨床死生学
     第Ⅰ部 高齢者の孤独と幸福——心理老年学Ⅰ:社会的側面 
    第1章 老年期の社会的側面に関する心理学の成果とは?──社会的側面:総論(中原 純)
     1 老年期の社会関係とサクセスフル・エイジング
     2 老年期の幸福感──その概念および加齢変化
     3 老年期の社会的側面──その概念および幸福感との関連
     4 老年期の社会的側面に対する心理学の貢献とは?──社会情動的選択性理論を中心に 
    第2章 高齢者の孤立・孤独はどのような問題につながるのか?──高齢期の孤独感(豊島 彩)
     1 高齢者の社会的孤立と孤独感
     2 孤独感のエイジング・パラドックスと対処方略
     3 孤独感を抑制する方略
     4 高齢期の孤独の問題 
    第3章 次世代を助けようとする高齢者の心理的背景には何があるのか?──世代性と次世代への利他的行動(田渕 恵)
     1 なぜ高齢者は次世代を助けようとするのか
     2 世代性とはなにか
     3 次世代から「受け入れられた」と感じること
     4 おわりに 
    第4章 老いの先にある幸福とは?──高齢期の「生きたい」という心理(中川 威)
     1 はじめに
     2 Valuation of Lifeに関する先行研究
     3 Valuation of Lifeに関する実証研究
     4 おわりに 
    第5章 老いにより培われるものはあるか?──知恵の発達(春日彩花)
     1 はじめに
     2 「知恵」とは何か
     3 エイジングと知恵
     4 おわりに
     第Ⅰ部まとめ──高齢者の孤独,幸福,そして知恵の発達(佐藤眞一)
     第Ⅱ部 高齢者の認知機能と認知症——心理老年学Ⅱ:個人的側面
    第6章 老年期の個人的側面に関する心理学の成果とは?──個人的側面:総論(権藤恭之)
     1 はじめに
     2 HPAの初期の版の内容
     3 HPAの近年の版の内容
     4 心理老年学研究の中心的課題
     5 今後の心理老年学の課題 
    第7章 職業は人生後半期の個人にどのように影響するのか?──職業経験の複雑性による高齢期の認知機能への影響(石岡良子)
     1 はじめに
     2 認知加齢研究の概説
     3 職業と高齢期の認知機能との関連
     4 仕事の複雑性はどのように高齢期の認知機能に影響するか
    第8章 若者と高齢者の認知機能にはどのような違いがあるのか?──高齢期の認知機能の特徴(上野大介)
     1 認知機能
     2 高齢期の認知機能
     3 高齢期の認知機能と感情 
    第9章 百歳長寿者は他の高齢者と何が違うのか?──百寿者の認知機能(稲垣宏樹)
     1 はじめに──百寿者の認知機能を評価する意味
     2 百寿者の認知機能の測定方法
     3 百寿者における認知症の有病率
     4 MMSE,CDRによる認知機能評価の概要とMMSEカットオフ値の推定
     5 認知障害のない百寿者における認知機能の特徴
     6 MMSEによる認知障害を有する高齢者との比較
     7 おわりに
    第10章 認知症の医療と介護に心理学が必要な理由とは? ──認知症の神経心理学(鈴木則夫)
     1 はじめに
     2 神経心理学的アセスメントの意義
     3 神経心理学にもとづいた簡易認知機能スケールへの課題追加と解釈の工夫 
    第11章 認知症ケアに欠けていること,必要なことは何か?──認知症の福祉心理学(大庭 輝)
     1 認知症ケアを取り巻く社会の現状
     2 認知症ケアに求められる2つの視点
     3 認知症ケアに必要なこと
     4 おわりに
     第Ⅱ部まとめ──高齢者の認知機能の変化と認知症(佐藤眞一)
     第Ⅲ部 死と死別——臨床死生学
    第12章 死と死別に関する心理学の成果とは?──臨床死生学総論(平井 啓)
     1 はじめに
     2 死に逝く者の心理過程
     3 死別/喪失に伴う心理
     4 死に関する意思決定とコミュニケーション
     5 おわりに 
    第13章 幼い子どもは死を理解しているのであろうか?──幼児期における死の理解(辻本 耐)
     1 子どもが死を理解する時期
     2 クローズド質問によって測定される死の理解
     3 子どもの死に対する理由づけ
     4 クローズド質問と理由づけ質問を用いた死の理解の検討
     5 幼い子どもは死を理解しているのであろうか?
     6 子どもの死の理解の今後の展望 
    第14章 がん患者が求めているものとは?──がん患者への支援(松井智子)
     1 がんに罹患すると
     2 がん患者への心理社会的支援と課題
     3 がん患者へ心理社会的支援サービスを届けるために
     4 がん患者への支援への期待 
    第15章 患者の何が守られなければならないのか?──患者の権利擁護(竹村節子)
     1 患者の権利に関する見解の歴史的変遷
     2 医療における患者の権利
     3 医療における自己決定権の考え方
     4 患者の権利擁護とは 
    第16章 大切な人の死といかに向き合い,そして生きるのか?──遺族の悲嘆とその心理(中里和弘)
     1 喪失と死別
     2 高齢期の死別
     3 遺族はいかに故人との絆を紡ぎ,その後の人生を生きるのか
     第Ⅲ部まとめ──人の生涯における死と死別(佐藤眞一)
    あとがき
    索  引