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書誌詳細

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保育者のための気になる子が複数いるクラスの整え方 : 多層的なかかわりで子どもたちが落ち着く・まとまる

  • 著者名柳田めぐみ著
  • 出版者中央法規出版
  • 出版年2023.11

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0077422
  • 請求記号P 037//Y 53
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名保育者のための気になる子が複数いるクラスの整え方 : 多層的なかかわりで子どもたちが落ち着く・まとまる
  • 書名ヨミホイクシャノタメノキニナルコガフクスウイルクラスノトトノエカタ
  • 著者名柳田めぐみ著
  • 著者ヨミヤナギダ,メグミ
  • ISBN9784805889794
  • 出版地東京
  • 出版者中央法規出版
  • 出版年2023.11
  • ページ114p
  • サイズ23cm
  • 件名障害児保育
  • 内容◆1発達が気になる子の集団での様子
    (1)発達達気になる孑にはどう対応したらいい? 
    1その場に合うふさわしい行動がとれない子
    ①保育者が何度も[見てください]と言っているのに、全<注目することができない   
    ②その子が席に着くのをみんなが待っているのに、急ぐことができない        
     ③好きなことはスラスラ話すのに.質問やお願いごとには「忘れた」としか答えられない                                 
     ④保育者の指示を聞いてもその時間に何をすればいいのかわからない 
    2気になる子への支援の「基本」を使おう
    ①「視覚的に情報を処理する」ことが得意
     ②「具体的な言葉」「短い声かけ」が理解できる
     ③興味・関心があるものには力を発揮できる
     ④見通しの持てる活動が得意 
    (2)できるはずなのにできないのはどうして?
     1気になる子にとって苦手なことを考えてみよう
     2気になる子にとって混乱するものを考えてみよう
    コラム:先生方のチームプレー                            ◆「気になる子」が複数いるとクラス運営ができない?
    (1)クラスに発達が気になる子が複数いた、それぞれに対応できない
    1こんな状況ではありませんか?                                              
     ①クラス活動が始められない   
     ②保育者の声がいつも枯れている                          
    (2)多動的な支稿システムを取り入れよう
     1多動的な支援システムって
     ①クラスのベースづくり
     ②クラスを3層でとらえる
     2支援を重ねる
     ①ベースの安定が生む効果
     ②1層目が安定しないと2・3層目が増える
     コラム:お子さんたちの集団の力
    ◆1次的な支援「全体への集団支援」でクラスが落ち着く
    (1)クラス全体の子どもへの共通の支援
     ①刺激を減らす
     ②刺激を整理する
     ③片づけ方のルールを決める
     ④保育者が話す位置を決める
     ⑤活動内容に合わせて座る位置を変える
     ⑥並ぶ位置を決める
     ⑦遊びのメニューを掲示する
     ⑧エリアごとに遊びを設定する
     ⑨遊びごとにクラスでのルールを設定する
     ⑩レイアウトを変えて、その場ですることをわかりやすくする
     ⑪子どもたちが混み合わない動線をつくる
     ⑫子どもたちの声量を減らす
     ⑬保育者の声量を減らす
     ⑭絵カードを使う
     ⑮使ってほしい言葉、使わない言葉を教える
     ⑯「ゲームに負けたとき」にどうしたらよいかを教える
     ⑰1日のスケジュールを事前に伝える                        
    (2)クラス活動内容を整えよう
     ①1日のスケジュールを事前に伝える
     ②子どもたちの手を借りる
     ③進行役の保育者は常にクラス全体の動きを進める
     ④時間差でチームを分けて活動する
    コラム:先生の愛情の深さ 
    ◆4 2次的な支援「クラスの中での特別支援」でクラスがまとまる
    1発達が気になる子・配慮が必要な子を対象とした特別な支援
    (1)伝え方の5つの工夫
      ①「個別」に伝える
      ②常に[してほしい行動]を伝える
      ③聞く準備をしてもらってから伝える
      ④「好きなこと」の絵カードで伝える
      ⑤理解度を確認して絵カードで伝える 
    (2)その子の課題に合わせて対応を考える
     ①「問違わせて覚えさせる」という方法をとらない                  
      ②活動の難易度を調整する                             
      ③皮涓の感覚が過敏な子への工夫                         
      ④聴力の感覚が過敏な子への工夫                         
      ⑤困った行動を滅らLたいとき
    2困った行動を減らしたいとき
    (1)「ほめる」と「認める」がポイント                                     
      ①今できたこと・できていることをほめる                     
       ②困った行動に対して保育者の反応を弱める                     
       ③してほしい行動をしたらすぐにほめる                       
    ◆5 3次的な支援「個人への特別な支援」で動じないクラスになる
    1加配の保育老の対応
    (1)保育者が1対1でつく場合の対応
    ①信頼関係を築き、一緒に過ごす場所を見つける
    ②1対1で振り回されない
    ③加配の保育者が子どもをリードする
    ④離れて見守り、興味を持つ瞬間を待つ
    ⑤クラス活動参加のためのタイミングをはかる
    ⑥多動傾向のある子を正面から止めない
    ⑦多動傾向のある子を追いかけない
    ⑧感情の爆発につき合う
    ⑨気持ちの切り替えを手伝う
    ⑩複数のイ呆育者で担当をローテーションする
    ⑪園でできないことを判断する
    ◆6 園全体で共通認識を持つ
    1園全体の支援の考え方を整える
    (1)「あのクラスの担任にはなりたくない」を防ぐ
    ①園全体の支援をそろえるために情報を共有する
    ②手が足りないときは協力してもらう
    ③年齢に応じた対応をする
    (2)保護者に伝えていくために
      ①相談機関につなぐ
      ②保護者に見えにくいこと
      ③保護者に心配を伝えるときの心構え
      ④保育者同士の共通認識
     コラム:発達障害のあるお子さんの努力
    いろいろ使える便利ブッズ
    おわりに