• 書名学問の曲り角　続
• 書名ヨミガクモンノマガリカド

• 著者名河野与一著
• 著者ヨミコウノ，ヨイチ

• ISBN4000003097

• 出版地東京
• 出版者岩波書店
• 出版年1986

• ページiv, 334p
• サイズ19cm

• 目次I
  作らず・書かず・ただ読む人/3
  『吾輩ハ猫デアル』と西洋古典/5
  『三四郎』で思い出す事ども/7
  昔の雑誌の思い出/11
  落葉のいやみ/18
  職人と芸人/21
  『山にのまれたオーラ』の著者/24
  ギリシャの外で会ったギリシャ人/31
  コルシカの娘さんの手紙/43
  ユダヤ人の思い出/48
  復活祭とメーデー/61
  『イリアス』の詰らなさについて/75
  西洋で聴かされた小言/79
  足許を見られる/85
  II
  栞のしおり/95
  ライプニツはモリエールを観たか/100
  部屋の戸の話/105
  『問題集』と眼の話/111
  翻訳と字引/116
  失せし酒/126
  プルタークの写本を眺めた話/129
  人のいい博識家―プルタークのこと/134
  『物質と光』の思い出/139
  アンドレ・シーグフリードのこと/147
  III
  八杉貞利先生の思い出/155
  八杉貞利『新縣居雜記』序文/163
  西田先生の片影/165
  田辺先生の思い出/176
  双六と禿頭―小宮さんの思い出/180
  小宮さんのこと/186
  高橋里美さんのこと/190
  和辻さんの思い出/194
  何故安倍さんの追悼文が書けないか/200
  「知らない、知らない、知らない」/204
  武内さんに因む昔語り/208
  レーヴィット今昔/212
  鉛のカーテン/221
  IV
  貨幣と独裁者/233
  ローマ治下の弁論家/238
  ギリシャ哲学の盲点/256
  ライプニツと易の卦/277
  日本人の考え方―いくつかの否定的側面/287
  V
  鉛筆を削る話/309
  長瀬の叔父と山口孤剣/315
  馬の子を貰いそこねた話/321
  祖父の郷里下関の思い出/325
  編者のあとがき/329