一覧へもどる
書誌詳細
大学と社会
- 著者名潮木守一著
- 出版者第一法規出版
- 出版年1982.1
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0022426
- 請求記号371.08//Ky4//(35)6
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 出版地東京
- 出版者第一法規出版
- 出版年1982.1
- 内容第一章 伝統的カレッジの構造
一 ドイツ留学の時代
(1) ドイツへの巡礼
(2) なぜドイツでなければならなかったのか
(3) 留学体験
ニ カレッジの教育と生活
(1) 一九世紀のアメリカのカレごシ
(2) 学生の反乱
(3) 授業の実態
(4) 道徳哲学
(5) 留学ショック
第二章 早すぎた改革
一 (1) 一九世紀初頭のハーバード
(2) 五〇年早すぎた改革者
(3) 富と文化
(4) ドイツ帰りの登場
(5) 伝統カリキュラムと新教科
(6) 授業における権力構造
(7) 学生のサボタージュ
ニ ドイツ帰りと伝統教師の葛藤
(1) 帰国教師のフラストレーション
(2) 大学教師の経済基盤
(3) イン・ロコ・バレンティスの強化
(4) ハーバードの教師像
三 ティクナーの敗北
(1) 紛争改革
(2) 上からの改革対下からの改革
(3) 反改革と反ティクナー感情
(4) ティクナーの勝利
(5) 改革サボタージュ
第三章 改革への胎動
一 イェール報告と現状肯定
(1) イェール・リポート
(2) イェール・リポートの影響力
ニ ウェイランドの挑戦と失敗
(1) ウェイランドの危機感
(2) ウェイランドの孤立
三 ハーバードの科学校
(1) 科学校の登場
(2) 科学校と伝統カリキュラム
(3) エンジニアリング対博物学
四 イェールの科学校
(1) 農業危機と農業化学
(2) 応用化学への冷遇
(3) シェフィールド科学校
(4) 封じ込められた改革
第四章 伝統的カレッジからの脱却
一 エリオット改革とその背景
(1) 教育上の犯罪者エリオット
(2) 自由選択制の導入
(3) 学習意欲をどうやって高めるか
(4) なわ張り争いとしてのカリキュラム改革
ニ エリオット改革をめぐる対立
(1) 自由選択制への批判
(2) 学生の履修実態
(3) 自由選択制をめぐる評価
第五章 研究大学の登場
一 ジョンズ・ホプキンス大学の登場
(1) ジョンズ・ホプキンス大学の出発
(2) 各学長のアドバイス
(3) ギルマン学長の登場
(4) 大学院構想の位置
(5) 大学院構想への批判
(6) フェロー制度
(7) ドイツ帰りの集団
二 研究大学の構造
(1) 研究の登場
(2) 院生は適応できたか
(3) 両面教師としてのジョンズ・ホプキンス
(4) ジョンズ・ホプキンスでの講義
(5) 教育と研究
(6) 学科間の競争
(7) 学科ショーヴィズム
(8)並行して走る機関車
三 大学院の登場
(1)ジョンズ・ホプキンスのインパクト
(2)ハーバードの大学院
(3)イェールの大学院
(4)イェールのPh.D.コース
(5)エリオットの方向転換
(6)ハーバードの動揺
(7)新陳代謝政策
第六章 大学院大学の登場
一 クラーク大学の悲劇
(1)クラーク大学の出現
(2) 寄贈者対学長
(3) クラークのパーソナリティ
(4) 板ばさみとなったホール
(5) 弱小大学の悲哀
(6)クラーク大学の実相
(7)よそ者集団としての研究大学
二 大学百貨店シカゴ大学
(1)シカゴ大学の登場
(2)大物教授主義・
(3)学長ハーバー
(4)大型大学
(5)研究中心主義
第七章 アイデンティティの葛藤
一 研究と教育の対立
(1)新旧両世代の対立
(2)蛸のような怪物 Ph.D.
(3)研究の細分化
(4)研究こそ人間を作る
(5)聖なる研究
(6)研究など古切手の蒐集と同じ
(7)研究主義への批判
ニ フットボールの登場
(1)キャンパス文化
(2)からっぽとなった教室
(3)フットボールの登場
(4)キャンパス文化を変えたフットボール
(5)生命の恩人フットボール
三 研究型教師と人生派教師
(1)研究型教師と学生文化
(2)ショーマン教師の登場
(3)青年の教師・人生の教師
(4)ショーマン教師登場の背景
四 教師文化の多様化
(1)学内行政型教師の登場
(2)淘汰政策の出現
(3)不安と緊張のなかの若手教師
(4)生き残った運営型教師
(5)学外活動型教師の出現
(6)諸々の大学教師像
索引