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書誌詳細
憲法第九条
- 著者名小林直樹著
- 出版者岩波書店
- 出版年1982.6
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0025490
- 請求記号040//I 95//196
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 内容第一章 地球時代における平和憲法(人類の当面する危機と課題;根本発想の転換の必要;憲法九条を支えるグローバルな客観的条件)
第二章 憲法九条の誕生とその背景(憲法第二章の成立;第九条の発案者と推進力;平和憲法誕生の歴史的意味)
第三章 憲法九条の意味の解し方(九条解釈論争:とくに自衛権論をめぐって;公定解釈の変化と「戦力」の意味論;非武装規定の現実的意義)
第四章 空洞化する非武装規定(再軍備の始動と進展;軍事国家への道;第九条をめぐる政治と裁判)
第五章 平和憲法を歪めるもの(憲法と日米安保条約;「安保」をめぐる政治的力関係;国内における軍事推進力;自衛隊とその存在性格)
第六章 国民世論の推移と憲法(第九条をめぐる国民の意識;憲法九条の「変遷」と規範力;自衛隊の法的地位の考察)
第七章 現代国防論の欠陥と虚妄(「自主=防衛」論の矛盾と虚偽性;狭い閉鎖的思考の危険;体制防衛のパラドックス)
第八章 平和のための積極的構想(軍縮=平和のための運動と教育;安全保障の制度的諸方式;非武装防衛の方法;非暴力抵抗の問題点)
結び:憲法九条を生かす途