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書誌詳細

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子どもはどう育つか

  • 著者名麻生誠, 木原孝博編
  • 出版者有信堂高文社
  • 出版年1985.9

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0025976
  • 請求記号370.4//N 77//(3)1
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 2F書庫
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名子どもはどう育つか
  • 書名ヨミコドモワドウソダツカ
  • 著者名麻生誠, 木原孝博編
  • 著者ヨミアソウ,マコト
  • 叢書名日本の教育を考える
  • 叢書番号1
  • ISBN4842085053
  • 出版地東京
  • 出版者有信堂高文社
  • 出版年1985.9
  • ページix, 288p
  • サイズ19cm
  • 注記監修:清水義弘
  • 件名児童
    日本 -- 教育
    発達心理学
  • 内容監修者のことば 
     序章 子どもはどう変わったか 清水義弘 
        1 家庭と学校で 
         密着・密室管理/社会体験の萎縮/モラトリアムの逆機能
        2 ″情報禍″のなかで 
         間接体験の肥大化/メカとおしゃべり/ロボット化する子どもたち
        3 発達の芽を育てる 跖
         「非行の芽」は摘み取れるか/自立心を培う/自分の足で地面に立つ/地域は
         どこも学校、おとなはみな教師
    I 家庭・地域社会のなかの子どもたち
     1章 情報化時代の子どもたち 白鳥元雄
        1 くらしのなかの情報 
    2 「情報化」略史 
          「情報化」元年への助走/政治の季節のなかでノテレビーメディアの肥大化
        3 情報洪水のなかで 
          若ものとメディアの付合い方/生活パターンはこんなに変おった
    /テレビッ子第二世代
        4 テレビの功罪 
    2章 核家族と子ども 牧野カツコ 
       I いま、日本の家族は?
         子どもをめぐる問題と家族/家族の構造的な変化
       2 子どもにとって家族とは 
         家族のなかで学ぶもの/小さくなった家族のなかで/不在の父親/親と子の断     絶/よい学歴、よい学校へ
       3 家族の教育機能をどう強めるか 
         教育機能は回復できるか/地域社会へのひろがりを
    3章 子どもの不幸の連鎖について 山村健
       1 非行の根底にあるもの 
    依然つづく古典的非行/子どもの不幸の再生産
       2 子どもの虐待の実態 
        虐待の発生状況/昭和三〇年代の事例/昭和四〇年代の事例/昭和五〇年代の
        事例/この現実は重く
       3 不幸の連鎖のメカエズム 
        愛の循環系からはずれて/不幸の連鎖の二つの要因
    4章 子どもと仲間集団 住田正樹
       1 仲間集団の性格 
        仲間集団とは何か/仲間集団の特徴/仲間集団の二つのタイプ
      2 仲間集団と人間形成 
        仲間集団のなかで/ケンカの効用/仲間のいない子どもたち
      3 仲間集団の形成に向けて
        仲間集団は消えたか/仲間集団の形成のために/親として
    5章 性役割と子ども  神田道子
      1 性役割とは何か 
        社会的につくられる女性・男性/性役割と性差/流動化する性役割
      2 性役割のなかの子ども 
        しつけの目標/しつけを規定する性役割観/学歴期待・家事手伝い/子どもの
        性役割意識                       
      3 子どもの自立と性役割 
        子どもの自立・親の自立/依存の性役割から自立の共業役割へ
    6章 子どもは役割をどう学ぶか 渡辺秀樹 
      1 役割集合と社会化 
        社会化とは/家族のなかの子どもの役割集合/役割学習―社会化の諸次元
      2 単純な役割集合のなかの子どもたち 
        構造の単純化とツーシャライザーの集中/役割内容の単純化/役割内容の変化    と社会システムへの不連続性
      3 単純な役割集合と学歴社会 
        学歴社会の家族への影響/子どものパーソナリティへの影響
      4 複雑な位置集合 
    7章 子どもの発達課題 高橋均 
      1 発達課題の考え方 
        発達とは何か/社会・文化・発達/発達課題の思想
    2 発達課題の構造
         課題設定の基準/発達課題の内容/発達課題の変質
      3 発達課題と現代社会 
         発達の現代的諸相/課題達成と教育/おとなたちの任務
    Ⅱ 学校のなかの子どもたち
     8章 生徒文化と学校文化武内清
      1 勉強を強いられる子どもたち 
        成績と学校生活/成績と高校格差
      2 生徒文化のなりたち 
        生徒文化の発生/反抗型の生徒文化/勉強型の生徒文化
      3 生徒文化のはたらき 
         友人の存在/遊び型の生徒文化/生徒文化と部活動/生徒文化への対処
     9章 授業のなかの子どもたち 牟田博光 
       1 教師と子どもの相互作用 
         教授-学習過程/授業のダイナミズム/学力は何で決まるか
    2 学習意欲
         子どものやる気/行動の類型/教師は何をすべきか/子どもが期待するもの/     わかる授業をきっかけに
       3 学習技能
         学ぶ能力のある子どもとは/教師の働きかけ/生涯学習の基礎づくり
    10章 学級のなかの子どもたち 木原孝博 
       1 選別による学級のなかの階層化 
         ツッパリグループの世界/ツッパリグループを生み落とす選別
       2 準拠集団としての学級下位集団 
         集団になると豹変する子どもたち/生徒理解のポイント/学級のなかの反学校
         文化
       3 学級集団改革のダイナミズム 
         影響力のある子を探せ/リーダーが変われば集団は変わる/集団が変われば子     どもは変わる
    11章 生徒指導を考える 渡部真 
       1 生徒指導とは何か 
         生徒指導と生活指導/生徒指導の諸相
    2 生徒指導の現状
         A高校における生徒指導/B工業高校における実践
       3 生徒の側から見た生徒指導
         高校生の意見/卒業後ふり返ってみて
       4 生徒理解のために 
    12章 子どもにとって学力とは 麻生誠
        1 学力とは何か 
         学力の定義/学力の仕組み
       2 学力を規定するもの 
         学校の「発達環境化」と学力肥大症/学習者側の条件/教育者側の条件
       3 学歴を決める学力 
       4 学力の病理
         学校アーミー病の蔓延/学力の形式化と断片化ノアソバラソスな知・情・意の    教育
       5 明日の学力を求めて 
    編者あとがき