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物質の構造と物性

  • 著者名朽津耕三編集
  • 出版者丸善
  • 出版年1978.1

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0016275
  • 請求記号432.08//N 77//s(17)
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名物質の構造と物性
  • 書名ヨミブッシツノコウゾウトブッセイ
  • 著者名朽津耕三編集
  • 著者ヨミクチツ,コウゾウ
  • 叢書名新実験化学講座
  • 叢書番号17
  • ISBN4621022911
  • 出版地東京
  • 出版者丸善
  • 出版年1978.1
  • ページxv, 628p
  • サイズ22cm
  • 件名物質
    物性論
  • 目次Ⅰ編 気体1
    1 総論3
     1.1 気体分子の構造3
         はじめに3
         分子内ポテンシャル曲面4
         分光法と衝突法5
         研究の発展をたどって5
         研究の現状6
         おわりに7
     1.2 気体試料の取扱い方8
         試料の採取8
         絶対圧の測定法10
         流通系での試料の混合法13
    2 分子分光学による分子構造の研究19
     2.1 分子の類型とスペクトルの特徴19
         振動と回転のエネルギー準位19
         遷移の選択則と強度24
         スペクトルの型と構造29
         スペクトルを解釈するときの諸問題35
     2.2 二原子分子39
         二原子分子スペクトルの概要39
         ポテンシャル曲線と電子状態41
         振動と回転45
         電子項スペクトルとその解析47
         ポテンシャル曲線の交差,前期解離,前期イオン化50
         電子項スペクトルの強度因子53
         RKR法55
         フランク-コンドン因子の求め方57
     2.3 多原子分子59
         分子構造59
         ポテンシャル定数66
         核四極子結合定数78
         双極子モーメント84
     2.4 大振幅運動の解析92
         はじめに92
         アンモニアの反転運動93
         ヒドラジンの反転運動95
         メチルアミンの内部回転97
         エチルアミンの内部回転99
         シクロブタンのひだの運動102
         シクロペンタンの偽回転105
         ジシロキサンの変角運動106
         メチルアミンの電子励起に伴う平衡構造の変形107
         トリエチレンジアミン励起分子のこうもりがさ運動110
         エチレンの電子励起状態の平衡構造111
     2.5 分子の定常状態に関する理論的方法のあらまし112
         はじめに112
         電子状態理論の基礎113
         一体近似の問題点116
         波動関数の精度とそれから得られる物理量の値の信頼性121
         Hartree-Fock 法と電子相関123
    3 分子分光学における実験法131
     3.1 静電場,静磁場の使い方131
         はじめに131
         静磁場の使用法132
         気相EPR133
         レーザー磁気共鳴(LMR)137
         静電場の使用法140
         レーザーシュタルク分光142
     3.2 多重共鳴145
         実験法145
         二重共鳴の応用149
         その他の多重共鳴153
     3.3 ビームを用いた分光実験155
         はじめに155
         ビーム分光学の種類と特徴157
         ビーム分光装置160
     3.4 レーザーを用いた非線形分光学165
         飽和吸収分光学167
         ドップラーフリー二光子吸収分光学171
         コヒーレント過渡現象分光学173
     3.5 レーザー励起による分子エネルギー移動の研究180
         レーザー励起けい光法180
         レーザーによる振動回転励起分子の検出191
         光‐音効果193
     3.6 線幅,帯形,強度の測定195
         はじめに195
         強度196
         帯形と線幅198
         スリット関数200
         見かけの強度と真の強度202
         レーザー光源を用いた線幅,強度の測定204
     3.7 マトリックス単離法206
         はじめに206
         マトリックス試料のつくり方207
         マトリックスとして使う物質207
         希ガスマトリックス中のメタン分子の振動回転スペクトル208
    4 分子ビームとイオンビーム213
     4.1 分子線213
         分子線のつくり方213
         分子線の検出法217
         分子線の速度の選択と解析221
         状態の選択224
         原子・分子の衝突実験227
         固体表面との相互作用238
     4.2 イオンビームおよび関連技術241
         イオンビームの発生,操作と検出241
         イオンビームを用いる衝突実験249
         移動管法のイオン・分子過程への応用259
         流動残光法267
         単一イオン化室法274
    5 動的な分子構造の実験法281
     5.1 活性化学種のつくり方281
         光照射282
         電子衝撃284
         準安定励起種からのエネルギー移動286
         放電288
         つくり方の例290
     5.2 活性化学種の検出法297
         はじめに297
         分光学的方法298
         質量分析法310
     5.3 ペニングイオン化と化学イオン化310
         一般論310
         ペニング電子分光法313
         断面積の測定(ビーム交差法)317
         その他の断面積測定法319
     5.4 飛行時間法319
         まえがき319
         ホトフラグメント分光法320
         励起状態の寿命測定323
         その他の応用325
     5.5 同時計数法,遅延同時計数法326
         はじめに326
         測定法のあらまし327
         寿命測定への応用329
     5.6 非定常状態の問題を取り扱う理論のあらまし331
         分子(原子)間の相互作用331
         原子(分子)間の衝突333
         原子(分子)の非弾性衝突337
         原子間ポテンシャルの交差と非断熱遷移340
         励起原子を含む第二種の衝突過程344
    Ⅱ編 液体353
    6 総論355
     6.1 液体構造の研究における問題点355
         液体とは何か356
         液体の研究から何がわかるか357
     6.2 液体試料の精製と扱い方360
         試料の作製360
         試料条件の制御362
    7 液相の構造と物性365
     7.1 回折と散乱365
         X線365
         中性子線371
         光の散乱379
     7.2 分光学的方法386
         振動スペクトル386
         磁気共鳴399
     7.3 電気的性質409
         電気伝導409
         光電導417
         Stark効果,Kerr効果による分光420
         Faraday効果,磁気旋光分散425
         誘電的方法429
     7.4 熱的性質433
         熱的性質のあらまし433
         混合液体436
     7.5 動力学的性質442
         音波442
         粘性率448
    8 溶液中の分子種の構造457
     8.1 X線回折法457
         はじめに457
         測定装置457
         モメクロメーター459
         検出器459
         スリット460
         測定と計算460
     8.2 電子スペクトル462
         けい光の偏光解消462
         三重項分子の拡散467
         けい光相関分光学468
         けい・りん光スペクトルの溶媒効果469
     8.3 振動スペクトル474
         化学種の定性474
         単離可能な化学種の定量476
         単離不可能な化学種の存在比の決定478
     8.4 磁気共鳴481
         磁気共鳴法の特徴481
         異性体混合系の磁気共鳴482
         分子会合体における動的過程483
         陽イオンヘの水和484
     8.5 液体中の電子484
         電子の導入法484
         液体中の電子の理論的取扱い485
         液体中の電子の動的過程489
    9 中間体の構造491
     9.1 ガラス状態491
         はじめに491
         ガラス状マトリックスとして使える物質492
         おわりに494
     9.2 無定形固体494
         非晶性有機物薄膜の電子物性495
         高濃度混晶の物性498
     9.3 柔粘性結晶501
         柔粘性結晶の特徴501
         柔粘性結晶中の分子運動503
     9.4 液晶505
         液晶状態の特徴505
         光学的観察509
    Ⅲ編 固体515
    10 総論517
     10.1 固体の研究517
     10.2 固体試料の調製521
         試料の精製521
         不純物の検出と調整524
         単結晶の作成(とくにエピタキシャル成長)527
         表面処理535
         有機化合物の帯精製536
    11 固体の力学的性質549
     11.1 密度の測定549
         質量と体積549
         浮力を利用する方法550
         浮遊法551
     11.2 弾性率の測定552
         等方性固体の弾性率552
         結晶の弾性率553
         弾性率の静的測定556
         弾性率の動的訓定559
         超音波を用いての弾性率の測定563
     11.3 高圧下における弾性率の測定570
    12 格子欠陥の制御と物性575
     12.1 はじめに575
     12.2 格子欠陥の生成と消滅方法576
         原子空孔と格子間原子576
         不純物の混入580
         転位の発生と消滅法580
     12.3 格子欠陥の濃度と種類の検出方法587
         点欠陥の濃度と種類の検出法587
         転位の性格と密度の決定と検出法590
         積層欠陥頻度の測定法592
     12.4 格子欠陥の種類と濃度の変化に伴う物性の変化593
         原子空孔と格子間原子593
         転位線に沿う原子拡散600
         イオン結晶および半導体における転位の特性600
    13 固体の拡散601
     13.1 はじめに601
     13.2 拡散方程式602
     13.3 拡散方法603
         固相-固相拡散604
         気相-固相拡散605
     13.4 濃度分布の測定607
         拡散層の切断除去607
         濃度測定法609
     13.5 拡散係数の算出611
         拡散係数が一定である場合611
         Boltzmann-Matano の方法612
         シミュレーションによる方法612