• 書名生命の起源 : 化学進化からのアプローチ（UP biology, 21）
• 書名ヨミセイメイノキゲン

• 著者名原田馨著
• 著者ヨミハラダ，カオル

• ISBN4130630717

• 出版地東京
• 出版者東京大学出版会
• 出版年1977.7

• ページix, 162p
• サイズ19cm

• 注記参考書:p153〜154

• 件名生命

• 内容１　歴史的背景
  　la　自然発生説
  　　　　自然発生説への疑問―自然発生説についての論争―自然発
  　　　　生説の敗北
  　lb進化論の成立
  　　　　生物進化―パラドックス
  　lc　生命宇宙起源説
  　　　　隕石説―パンスペルミア説―新パンヌペルミア説
  ２　物質進化―新自然発生説について
  　2a　物質進化的考えの萌芽　
  　2b　オパーリン説
  　　　　第1段階一第2段階一第3段階一第4段階
  　2c　化学進化　
  　2d炭素と水
  　2e　生きているとは
  ３　宇宙的背景
  　3a　現在の宇宙像
  　　　　宇宙の起源―物質世界の誕生
  　3b　星と元素の誕生
  　　　　主系列の星－元素の生成―元素の進化
  3Ｃ　太陽系の生成
  　　　惑星系の生成―低温凝集説―高温凝集説―原始太陽系星
  　　　雲中での化学反応
  3d　隕　石
  　　　隕石の種類―隕石の超原―隕石中の有機物の分析―Organized Elements―月のサンプル
  3e　地球外有機分子
  　　　星間分子
  ４　地球科学的背景
  　4a　年代決定法
  　　　　太陽系の年齢
  　4b　先カンブリア代の生命の跡
  　　　　先カンブリア代の微化石
  　4c　化学化石
  　　　　先カンブリア代の化学化石
  　4d　原始大気
  　　　　還元型大気一酸化型大気
  　4e　原始地球上のエネルギー
  　　　　熱エネルギー一太腸からのエネルギー一放電一放射線―運動エネルギー一宇宙線
  ５　低分子生物有機化合物の生成
  　5a　炭化水素，脂肪酸
  　5b　アミノ酸の生成
  　　　　放電一紫外線一放射線一熱エネルギー一活性中問体からのアミノ酘の生成
  　5c　糖
  　5d　核酸塩基の生成
  　　　　プリンの生成~ピリミジンの生成
  　5e　ヌクレオシド，ヌクレオチドの生成
  6j高分子生物有機化合物の生成
  　6a　タンパク質様物質の生成
  　　　　ポリグリシン説―加熱重縮合によるタンパク質様物質生成―プロティノイド―脱水剤を利用するペプチド結合形成
  　6b　ポリサッカライドの生成
  　6c　オリゴヌクレオチドの生成
  　6d　タンパク質様物質の触媒作用，生理作用･
  ７　細胞系の起源と発展
  　7a　高分子の自己構成
  　7b　コアセルベート
  　7c　プロテイノイドミクロスフェア
  　7d　細胞系の発達の諸段階
  ８　生物有機化合物の光学活性の問題
  　8a　天然の光学活性分子とその役割
  　8b　光学活性の起源
  　　　　非対称な物理力(円偏光)―非対称結晶の利用―選択的結晶化―パリティ非保存にもとづく光学活性の起源
  　8c　光学活性の発展
  　参考書
  　事項索引
  　人名索引