• 書名科学と教育
• 書名ヨミカガクトキョウイク

• 著者名J.ベンーデービッド著 ; 新堀通也編訳 ; 安積鋭二 [ほか] 訳
• 著者ヨミシンボリ，ミチヤ

• 叢書名教育選書

• 出版地東京
• 出版者福村出版
• 出版年1969.6

• ページiii, 223p
• サイズ19cm

• 件名科学技術研究
  大学 -- ヨーロッパ
  大学 -- アメリカ合衆国

• 目次第一章　科学の役割―ヨーロッパにおけるその成立の条件―
  　　第一節　中世の大学と科学
  　　　　科学の役割の形成の段階　　職業的大学教授の発生　　自然科学の周辺性
  　　第二節　イタリアにおける科学のめばえ
  　　　　芸術家と「科学者」、科学の役割のめばえ　　非科学文化による科学の再征服
  　　第三節　北部ヨーロで（における科学
  　　　　科学の高い評価　　科学的ユートピアの誕生
  　　第四節　プトテスタントと近世の科学
  　　　　プロテスタントの「科学政策」　　社会階級・プロテスタンティズム・科学　　科学に関する人々の視野の拡大　　一七世紀におけるヨーロッパ科学社会の統合
  第二章　近代社会における大学制度
  　　第一節　序　　論
  　　　　大学の役割　　学問の統一
  　　第二節　ドイツの大学―近代大学の理念―
  　　　　歴史的特色　　哲学の隆盛　　学問の分解　　政治・国家と大学の自由
  　　第三節　イギリスの大学―「階級」のための高等教育―
  　　　　歴史的特色　　オックスフォードーケンブリッジと地方大学　　大学の実用性と多様化
  　　第四節　アメリカの大学―学問的大企業―　
  　　　　歴史的特色　　大規模化と機能分化　　機能的な研究組織　　ドイツーイギリスとの比較
  　　第五節　フランスとソ連の大学―覚え書―
  　　　　フランスの大学　　ソ連の大学　　革命と大学　　研究組織のヒエラルヒー
  　　第六節　結　　諭
  　　　　現代の大学　　大学変革への道
  第三章　新しい科学の起源における社会的因子―心理学の場合―
  　　　　問題提起　　心理学の場合　　手続　　結果　　役割交配　　プラスの例　　マイナスの例　結論
  第四章　基礎研究と大学―その国際比較―
  　　第一節　アメリカと西欧との学問格差
  　　　基礎研究と応用研究　　基礎研究における格差
  　第二節　学問生産の差の根源
  　　　科学研究体制の遅れ　　科学者養成機関の遅れ　　アメリカにおける研究体制と科学者養成
  　　　実用的科学の発達　　科学研究の企業的体制
  　第三節　西欧科学政策の現状
  　　　西欧科学界の保守性　　科学は文化的消費か
  　第四節　研究と経済成長
  　　　基礎研究と技術成長　　科学者集団と技術者・経営者集団
  　第五節　西欧の科学研究組織の改革
  　　　改革への道すじ　　ヨーロ。パ研究センター案　　各国の科学センター
  　第六節　競争と企業性の条件
  　　　旧制度変革の条件　　国際化の方法と手段　　国際競争と科学者
  編訳者あとがき