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社会と歴史の教育

  • 著者名東洋 [ほか] 執筆
  • 出版者岩波書店
  • 出版年1987.7

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0028959
  • 請求記号370.8//I 95//(11)5
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名社会と歴史の教育
  • 書名ヨミシャカイトレキシノキョウイク
  • 著者名東洋 [ほか] 執筆
  • 著者ヨミアズマ,ヒロシ
  • 叢書名岩波講座教育の方法
  • 叢書番号5
  • ISBN4000103059
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年1987.7
  • ページxiv, 325p
  • サイズ21cm
  • 件名学習指導
    社会科
  • 内容はしがき
    I 社会認識における経験と学習   波多野誼余夫
       1 社会認識とは何か
        (1)自然認識と社会認識
        (2)個人認識と社会認識
       2 社会認識の経験的基盤・
        (1)個人認識の成立
        (2)個人認識から社会認識へ
        (3)社会認識の領域固有性と普遍性
       3 社会認識を妨げるもの 
        (1)情報操作と妨害
        (2)自己規制のメカニズム
       4 社会認識の教育
    Ⅱ 子どもの社会認識の発達  高橋恵子
       1 人.人びとについての理解の発達
       (1)人がわかる
       (2)人の内的特性の理解の発達
         (a)人の意図の理解 (b)人の感情の理解 (c)大の性格の理解
        (3)なぜ人はそうするのかの理由を考える
         (a)性格を原因とする(b)自分の知っている典型例にあてはめる
    (c)社会通念によって考える (d)人の立場やルールの理解・
         (e)自分の立場と他人の立場の理解 (f)権威や社会的ルールの理解
       2 人への愛情の発達
        (1)人への愛情が生まれる
          (a)養育者への愛情 (b)探索を支える愛情 (c)質のよい愛情
        (2)愛情の対象を拡げる
        (3)人類への愛と関心
        3 他人ごとではない社会認識へ
        (1)人が存在している社会認識
        (2)体験する社会認識
        (3)感情の伴った社会認識‘
     Ⅲ 社会と歴史の教育の歩み 山住正己
       はじめに:社会認識の難しさ
    1 昔話と歴史上の人物の物語
      2 近世から近代へ
      3 尊王愛国の精神養成と外国史の排除
     4 国定教科書制度の下で 
     おわりに:社会科の成立 
    Ⅳ 社会認識教育の方法  藤岡信勝
     1 見学学習の方法
     (1)ナシづくりの農家の見学。
     (2)観点を決めない見学の位置
     2 仮説的推論(アブダクション)と教材の条件
      (1) 巨大パンの導入に熱中
      (2) 仮説的推論の論理
      (3) 観察の観点を限定する方法
     3 学習活動の順次性の原則
      (1)「パンづくり」が先か[工場見学]が先か
      (2)実践による検証
      (3)学習活動の順次性の原則とその根拠
    (4)仮説的推論生起の二つの条件
     4 想念(アイディア)と外部情報の融合としての学習
      (1)穴を掘って埋めるとどうなるか
      (2)検地における土地の等級の決定法
      (3)想念と外部情報の融合
      (4)歴史教育改造の一つの方略
      (5)カリキュラム構造の問題
    V 社会的問題の討論・論争の指導   池田久美子
     1 事例・「寄宿舎火災」の討論指導
      (1)討論に参加させる
      (2)具体的に、より具体的に
      (3)内部矛盾の摘出:「責任」の範囲
      (4)書かれていない事実の調査
      (5)帰責論の構造
      (6)「行政」の論理
     2 討論における思考の論理
      (1)問題発見と変容の型
    (2)アブタクション
      (3)「事実」と「イデオロギー」
      (4)討論における「社会」の学習:精緻化と多元化
      (5)討論における「問題解決」過程
     3 討論による「社会」の学習
      (1)三種の「学習
    (2)討論における社会的自己の形成
    Ⅵ 歴史教育とイマジネーション:子どもたちの感性をいきいきとさせるために
      黒羽清隆
     1 小林秀雄と柳田国男:モティーフの問題
     2 歴史学習の感性的諸型態:あるルート・マップの試み
      (1)感性的・伝承的イメージのおもり
      (2)仮象的方法としての追体験:それぞれの生、それぞれの死
      (3)分ることの筋道、そこでの迂回路、モデルとしての学説史
    (4)くらしのテーブルからの接近:牛乳・コンニャク・ナットウのかたるもの
      (5)「色」Iイマジネーションの原基
     3 ある方法的結語
    Ⅶ 現代の課題と教育:核時代における平和教育と「沖縄学習」  田港朝
     1 核時代における平和教育の意義‘
     2 平和教育の題材としての「沖縄」
      (1)教材の宝庫としての「沖縄」
      (2)典型題材としての「沖縄」
     3 素材の具体的検討:「差異」の確認
      (1)核戦略爆撃機をめぐる国家と自治体の「差異」
      (2)核戦略基地と民衆意識との「差異」
     4 主体形成の方法
      (1)ある授業実践
       (a)「わかったこと」「考えたこと」(b)「疑問に思ったこと」
      (2)主体形成の契機
    (a)学習者と学習対象とのあいたの「差異」(b)「身近な」題材と典型題材
    (c)学習者のあいだに存在する意見の「差異」(d)個人の課題と現代の課題
     おわりに 
    Ⅷ 差別と偏見の構造  東 洋
     1 なぜ差別するのか・
     2 ある思い出
     3 心理と教育の問題として
     4 差別の克服
    Ⅸ 現代社会を見る目:世界的・人類史的視点の獲得    庄司 興吉
     1 情報の洪水のなかで 
     2 地域社会・国民社会・世界社会
     3 世界社会としての現代社会
     4 世界社会のなかの「先進」社会
     5 民主主義と人権の再検討
     6 住民として世界市民として