人間形成の近代思想
- 著者名長井和雄, 小林政吉, 市村尚久著
- 出版者第一法規出版
- 出版年1982.2
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所蔵事項
書誌事項
- 書名人間形成の近代思想
- 書名ヨミニンゲンケイセイノキンダイシソウ
- 著者名長井和雄, 小林政吉, 市村尚久著
- 著者ヨミナガイ,カズオ
- 叢書名教育学大全集
- 叢書番号2
- 出版地東京
- 出版者第一法規出版
- 出版年1982.2
- ページ210p
- サイズ22cm
- 注記引用・参考文献: 章末
- 件名教育学
教育学 -- 歴史
- 内容第一章 近代社会の合理性と人間形成の思想
はじめにI現代教育文化の問題点
一 近代合理性の肥大化-行動科学と教育
(1) デューイ
(2) ウェーバー
(3) 行動科学
二 調和的人間の解体―精神分析学と教育
(1) 近代学校における合理性と非合理性の分裂
(2) 青年のモラトリアム
(3) 青年の「甘え」
(4) 「甘え」と日本的家父長制
(5) 人間の「無意識層」と教育の課題
三 人間的「意味」の再発見-言語文化と人間教育
(1) 言語能力と人間性
(2) 言語の「意味」の深さと人間性
二章 ヒューマニズムの幻想と覚醒:グリーゼバッハとエーブナー
はじめに
一 グリーゼバッハ
(1) 教養:学問人の世界
(2) 矛盾:思索から行動へ
(3) 矛盾の場における共同の労作と教育
(4) 倫理と信仰との境
ニ エーブナー
(1) 問題意識
(2) 精神の幻想から生活の現実へ
(3) 「永遠のあなた」としてのイエス・キリスト
(4) 「永遠のわたくし」としてのイエス・キリスト
(5) 神の国
(6) 具体的な生活現実の建設
第三章 アメリカにおける人間形成思想の伝統と革新
はじめに 考察の方法的視点
一 ピューリタニズム教育の展開
(1) 人間「再生」への方便’
(2) 教育目的としての「敬虔」
(3) 伝統的知性主義の基礎
(4) ピューリタニズム教育の功罪
二 教育革新とロマン主義のエネルギー
(1) 倫理的「要請」としての児童尊重思想
(2) 児童尊重教育の実験
(3) 児童中心主義教育の先駆的試行‘
三 進歩主義教育の問題点と遺産.
(1) 学校と社会の調和的結合理論とその実践的不協和
(2) 教育理念の方法への短絡
(3) 底流としての知性主義
索引