目次まえがき 序章 人格の形成 村井実 I 「人格」・「人がら」・「性格」 II 人格概念の科学的展開 III 自然的プロセスと教育的プロセス IV 教育的プロセスとしての人格形成 V 人格と教育 第一章 人格形成と人格像 堀秀彦 I 人格と人格形成の提起するいくつかの問題 II 人格像の変遷 III あいまいさのなかからゆたかさを 第二章 人格の理論 北村晴朗 I 序説 II 社会的形成の理論 III 文化的形成の理論 IV 力学的な場理論としての人格理論 V 内部構造理論〈１〉 VI 内部構造理論〈２〉―成層説 VII その他の理論 VIII 人格理論として考慮すべき諸点と教育との関係 第三章 行動の変容と人格形成 長島貞夫 茨木俊夫 I 恐怖と不安の形成と行動療法 II 不安とカウリンセリング III 人間関係と心理療法 第四章 現代社会の親子関係 津留宏 I 変貌する親子関係 II 家庭教育に対する基本的な批判 III 現代における家庭の意義 IV 親子関係と人格形成 第五章 学校における人格形成 沢田慶輔 古畑和孝 I 学校と人格形成 II 学校の自然的・文化的環境と人格形成 III 教師―児童・生徒の人間関係と人格形成 IV 学習指導と人格形成 V 生活指導と人格形成 VI 道徳指導と人格形成 第六章 青年期と文化環境 西平直喜 I 青少年に与える文化的環境の意味 II 現代日本青年にとっての社会的環境 III 社会文化的条件に、青少年が主体的に取り組むエネルギー源とそのダイナミックス 第七章 人格と社会的成熟 I 人格形成と青年期 依田新 II 社会的成熟の諸相と教育 小川利夫 第八章 現代社会と人格形成―適応と一貫性のバランス― 鶴見俊輔 吉田昇 第九章 人格の病理と問題行動 佐治守夫 水島恵一 I 神経症のダイナミックス II 行動異常のダイナミックス III 治療と対策 終章 人格における主体性の形成 城戸幡太郎
