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書誌詳細
復元万葉びとのたべもの : 奈良時代にさかのぼる食文化の形成
- 著者名樋口清之, 奥村彪生, 荻昌弘著 ; 味の素株式会社食文化・史料室編
- 出版者みき書房
- 出版年1986.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0071066
- 請求記号383.8//H 56
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名復元万葉びとのたべもの : 奈良時代にさかのぼる食文化の形成
- 書名ヨミフクゲンマンヨウビトノタベモノ
- 著者名樋口清之, 奥村彪生, 荻昌弘著 ; 味の素株式会社食文化・史料室編
- 著者ヨミヒグチ,キヨユキ
- ページ218p, 図版 [4] p
- サイズ19cm
- 内容遊楽御膳
木簡:大和からのメッセージ
木簡の食べものを読む
第1章 まほろばの食文化(樋口清之)
考古学と私:知的遺産として後世に残すために
文化は変化する:大和の食文化と歴史
まほろばの食文化:万葉びとの食文化を大別する
地場文化としての食物:まほろばの食文化(その1)伝統食品
梅干
大和がゆ
柿の葉ずし
そうめん
かき餅
くず(大和くず)
わらび餅
奈良漬
酒
神道的信仰と食文化:まほろばの食文化(その2)神饌と日本料理
奈良の垣内集落
神饌:百味の御供
赤米・黒米
串・玉串
熟饌:古代食理解の鍵
唐菓子
酒:白酒と黒酒
仏教と食文化:まほろばの食文化(その3)仏教が伝えた食品
発酵食品:醤
調味料
納豆
乾燥食品
饅頭
茶道と懐石料理
渡来食品:まほろばの食文化(その4)
つるし柿
みかん
すいか
へちまとひょうたん
改良品種と奈良平野
歴史の味わい:自らの教養があらゆるものを味わう基本
第2章 よみがえる万葉びとの食生活(奥村彪生)
まほろばの食生活:万葉びとの食器、食膳、調味料、調理法
万葉びとの食器と食具
万葉びとの食膳
万勝びとの調味料
調理法
まほろばの宴<遊楽御膳はやしごぜん>を再現する:千二百年前の宴にロマンを抱いて
再現制作にあたって
制作ノート<遊楽御膳>:私の創作料理
万葉時代の海の幸、山の幸
木簡、古文書にみられる食料名
木簡にみる全国物産地図
第3章 地球時代の日本食(荻 昌弘)
“まほろば”ということ:大和こそ国のまほろば
日本食は千年以上も不変:日本の強さの基本
海外の日本料理店:その拡大の四段階
地域の日系人に故郷の味を
企業の尖兵が外国人を連れて
外国人への誤解:日本料理店が広がる中で
外国人の上手に箸を使う
外国人も生の魚やタコを食べる
日本食文化は異質:世界のどの料理体系にも属さない
ベトナム料理も中国料理の影響を
日本料理の異質性
日本食の海外進出と素材輸入:日本で食べる日本食は輸入食?
日本食の基本は植物:香りの植物が日本料理を不変にしている
唐辛子と大豆のこと
香りの植物は日本だけ
神さまのからだを食べる:地球全体の自然を大事に、自然の恵みと食