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書誌詳細
自我のめばえ : 2〜3歳児を育てる
- 著者名津守真著
- 出版者岩波書店
- 出版年1984.6
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0023962
- 請求記号370.8//Ko21//15
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名自我のめばえ : 2〜3歳児を育てる
- 書名ヨミジガノメバエ
- 目次序 章
第一章 一日の生活とその意味
1 朝
目ざめた世界/先にいる者と後からくる者/母親のひざ/手をつなぐ/出遅れること
2 食 事
食事のしたく/食事をしながら、遊んだり、観察したりすること
3 破
予期しないこと/べんとう箱
4 外 出
送ってゆくこと/大きな音をこわがる
5 自己活動
目前のことに固着しない/散漫にみえる行動の中のつながり
6 家事と子ども
子どもと共にできる家事/家事と物質のイメージ/母親が立ち去ること/危険をはらむ共存の世界I乳母車を押す/見知らぬ人と話をする母親
7 葛 藤・
葛藤する二つの世界を同時に含む保育者の世界/子どもの気持にふれる
8 ひるねと昼食
抱いている腕の中から下におろす/兄に食べさせてもらう―年長者が差し出す行為
9 夕 方
借りることI貸すこと
10 墓地で遊ぶ
静かな空間での遊び
11 子どもの一目の生活と保育
第二章 幼児の自我の芽生え
1 自己活動と他者への関心
自己活動と大人の配慮/物をとられるI自我の領域の喪失の危機/生命的活動への誘いI社会的参
加の価値の体験/他者へのうらやみと愛情
2 理想の自己の出現
ひとりごとにあらわれる心のあこがれ/想像の友だち―かようびちゃん/自己の象徴-クリスマスツリー/他人の意図の認識/サンタクロースー無気昧さへの恐れ/ふすま貼りI社会への参加/
「からっぽ」のイメージ
3 混乱する世界
とり合いI喪失感と獲得感/どもること・怒りっぽいこと
4 自我の統合―描画によるイメージの表出
風と天体と他者との共存/描画-もつれた糸玉のイメージ/中心のあるうずまきの描画―自我の統合/その後/自己実現としての「虚」
第三章 自我の発達
1 自我とは何か
自己・自我・自分・自身/「芽生え」の意味
2 活動し、成長する場の大切さ
自己実現と現実/新たな世界をひらく/子どもの自己実現はどのようになされるか/大人の助力
3 自我のはたらき
人格を統合するもの/乳幼児期の自我/倉橋惣三の真我論/他人への関心はどのように生れてくるか/ほんとうの自分に出会うこと/他者との同一化/子どもの中の過去・現在・未来/自我の統合
4 保育者の役割
あとがき