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死と愛 : 実存分析入門 : 新装版
著者名 ヴィクトール・E.フランクル [著] ; 霜山徳爾訳 出版者 みすず書房 出版年 1985.5
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貸出可能
所蔵数 1 貸出可能数 1 予約数 0 貸出累計 0
所蔵事項
登録番号 0073964 請求記号 146.8//F 44 貸出区分 通常 蔵書区分 図書 - 一般図書
書誌事項
書名 死と愛 : 実存分析入門 : 新装版 書名ヨミ シトアイ
著者名 ヴィクトール・E.フランクル [著] ; 霜山徳爾訳 著者ヨミ シモヤマ,トクジ
内容紹介 アウシュヴィッツ体験が生んだ医学的指導の古典。生命・死・苦悩・労働の意味をたずね、個人の独自な生命の発見にみちびく。 この本はアウシュヴィッツの地獄のなかから鍛え出された宝石のような書物である。人生について、愛について、苦悩について、著者のことばを辿ってゆくならば、朝明けのような清々しさでこの本のもつ方向指示力、その治癒力を感得できるであろう。 1946年、第二次世界大戦の直後にウィーンで出版されたときの反響は驚くばかりだった。これはフロイトの精神分析いらい、心理療法の世界に出現したもっとも重要な著作となった。フロイトの「コンプレクス」アドラーの「劣等感」のような心理レベルの現象への逃避に甘んずることなく、外面的・仮面的なものをのりこえて、人間の意志、その意味への志向に注目する。すなわち人間の意識性と責任性という二つの根本事実を確認し、勇気と内的な強さを与える。 その豊かな思考方法、深い独創性は弁証法であり、詩的なリズムの文体と相まって、医師・心理家・教育者などにとって欠くことのできない書物となった。(出版社サイトより)
著者紹介 Viktor Emil Frankl 1905年ヴィーンに生れる。ヴィーン大学医学部卒。1955年以来ヴィーン大学教授(神経学、精神医学)。実存分析、ロゴテラピーの創始者。 ロゴテラピーは人間の意味への指向・その意志を重視し、深層における精神的実存的人間の発見を意図する療法である。1997年9月歿。著書『夜と霧』『時代精神の病理学』『神経症――その理論と治療』『精神医学的人間像』『識られざる神』(以上、1961-62、みすず書房刊)
目次 第一章 心理療法からロゴテラピーへ 第二章 精神分析から実存分析へ 第1節 一般的実存分析 1 生命の意味 死の意味/強制収容所の心理 2 苦悩の意味 3 労働の意味 4 愛の意味 第2節 特殊実存分析 a 不安神経症の心理 b 強迫神経症の心理 c 鬱病の心理 d 精神分裂病の心理 第三章 心理的告白から医学的指導へ 訳者あとがき