• 書名児童理解の方法
• 書名ヨミジドウリカイノホウホウ

• 著者名倉智佐一編
• 著者ヨミクラチ，サイチ

• 叢書名TP叢書
• 叢書番号10

• 出版地京都
• 出版者ミネルヴァ書房
• 出版年1978.11

• ページvi, 277p
• サイズ19cm

• 注記各章末:参考文献

• 件名児童研究

• 目次　序　　文
  １章　児童研究法の基本問題
  　　1.研究とは何か
  　　　　　日常的知識から科学的知識へ　科学的研究の特質　微視的アプローチと巨視的アプローチ　関係理解の基本的過程
  　　２．問題意識と仮説
  　　　　　問題の発生　仮説の設定　帰納法　　演繹法
  　　3.発達研究の特質
  　　　　　児童研究の教育的意義　児童研究における個人理解的アプロ－チ　縦断的発達研究　　一般法則的アプロ－チと横断的発達研究　人間研究における綜合的アプローチ
  　　4.児童研究における倫理など
  　　　　　人間研究における良識　研究の公開性と秘密性　研究論文の作成
  2章　観察法による児童理解
  　　1.児童理解における観察法の意義
  　　　　　観察法の意義　観察法の特徴
  　　2.観察の方法
  　　　　自然的観察法　組織的観察法　実験的観察法　参加的観察法
  　　3.適確な観察のための留意点
  　　　　　観察の妥当性と信頼性　適確な観察のための観察対象の設定　観察者の被観察者への影響の除去　観察者の視点　観察者の過誤の修正　記録機器の利用　観察者の訓練
  3章　調　査　法
  　　1.調査法について
  　　2．質問紙調査法の特質
  　　　　　利点と欠点　質問紙調査法の分類
  　　3.質問紙構成の手順
  　　　　　調査の計画　質問項目の作成　回答形式　質問の配列　質問紙のレイアウト
  　　4.質問紙調査の実施と整理
  　　　　　質問紙調査の実施　調査結果の整理
  　　5.調査的面接法
  　　　　　調査的面接法の利点と欠点　調査的面接法の分類
  　　6.調査的面接法の進め方
  　　　　　面接前の準備　面接への導入　質問の仕方　回答の記録
  　　7.面接における誤り
  　　8.面接者について
  　　　　　望ましい面接者の特徴　面接技術の訓練
  ４章　テスト法の理論と実際
  　　1.教育・心理テストの意味
  　　2.テストの備えるべき要件
  　　　　　基準と得点の解釈　妥当性　信頼性　実用性
  　　3.テスト実施上の諸問題
  　　　　　倫理綱領　ラポート
  　　4.知能テスト
  　　　　　ビネ式知能テストの発達と鈴木ビネー　WISC(ウィスク)知能診断検査　集団式知能検査　知能テストの心理学的意義
  　　5.性格検査
  　　　　　質問紙法(目録法)性格検査　投影法
  　　6.教育評価としてのテスト
  　　　　　学力テストの特徴　集団基準準拠テストと目標　基準準拠テスト　標準学力検査　教師作成テスト
  　　7.テストの利用法
  　　　　　学力検査　成就値をめぐって　適性一処遇交互作用
  5章　社会心理学的研究法
  　　1.児童理解のための社会心理学
  　　　　　子どもと社会心理学の接点　行動をとらえる基本的視点　児童理解のための社会心理学
  　　2.子どもの環境をとらえる方法
  　　　　　社会的環境の調査方法　家庭的環境の調査方法
  　　3.子どもの世界をとらえる方法
  　　　　　子どもの態度の測定　子どもの世界の感情的構造
  6章　児童研究における基礎的統計法
  　　1.データの性質
  　　　　　尺度の種類　度数分布　データの代表値　データの分散　標準得点
  　　2.標本と母集団
  　　　　　正規分布　標本の性質　統計的検定を行なう前に
  　　3.統計的検定Ｉ
  　　　　　Ｘ検定　Ｆ検定
  　　4.統計的検定II
  　　　　　適合性の検定　比率の検定　独立性の検定
  　　5.相　関
  　　　　　相関係数　順位相関係数
  　索　引