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書誌詳細
色彩とパーソナリティー : 色でさぐるイメージの世界
- 著者名松岡武著
- 出版者金子書房
- 出版年1983.3
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0026240
- 請求記号140.4//Ma86
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名色彩とパーソナリティー : 色でさぐるイメージの世界
- 書名ヨミシキサイトパーソナリティー
- 内容I 色にはさまざまな心理作用がある
一、色の知覚におよぼす影響性
1暖かい色と冷たい色
2重い色と軽い色
3大きく見える色と小さく見える色
4目だつ色と目だたない色
二、色の感情におよぼす影響性
II 色は心のうちを表現するのに使われている
一、コミュニケーションには二つの種類がある
二、色は感化的コミュニケーションにおいて多用される
1子どもの絵は訴える
2色による役柄の表現
3文芸作品における色
III 色には二つの意味がある
一、ことばには概念的意味と感情的意味とがある
1概念的意味と感情的意味というもの
2感情的意味を作りだすもの
二、色のもつ概念的意味と感情的意味
1色のもつ概念的意味とそれを成立させているもの
2色のもつ感情的憲味とそれを成立させているもの
色そのものの心理的性質から生まれてくる感情的意味
人の心の古傷との関連から生まれる感情的意味
IV 色はどんな感情的憲味をもっているか
一、感情的意味をとらえる方法
1好まれる色と嫌われる色をしらべる
2色から連想されるものをしらべる
3色の性質を品等評価させる
4評定尺度を使ってしらべる
二、われわれが行った感情的意味のとらえ方
1SD法のもっ問題点
2われわれのやり方は自由選択法である
三、われわれの方法で明らかになった色の意味内容
1成人男女の場合
個々の色のもつ意味内容
色一般のもつ意味特性
2児童の場合
V 色でパーソナリティーはとらえられるか
一、どうしたらパーソナリティーはとらえられるのか
1他人のパーソナリティーを知る必要のある場合
2パーソナリティーのとらえ方はサンプリング調査法に似ている
3パーソナリティーとは何か
4パーソナリティーを知るということの意味
5パーソナリティーを知るということは人のイメージ界をとらえることである
二、色でパーソナリティーをとらえる方法のいろいろ
1形より色にひきつけられる者
2色彩語の使用度の高い人と低い人
3色の好みとパーソナリティーとの関係
好きな色で何がわかったか
文化の学習によってきまる好きな色
作家の愛用色彩語とパーソナリティーとの関係
嫌われる色に注目しよう
4描画における色とパーソナリティー
5色を手かかりにするパーソナリティー・テストを作るには
三、カラー・シンボリズム・テストとは
VI カラー・シンボリズム・テストでパーソナリティーはどうわかるのか
一、色は一般にどのように選ばれているか
二、脱逸色彩の多い人のパーソナリティー
1脱逸色彩とは
脱逸色彩の意味とその内容
脱逸色彩には時代の変化が見られない
脱逸色彩が選ばれてくる過程
2どんな人に脱逸色彩が多くなるのか
脱逸色彩によって人々は五つのタイプに分けられる
社会的不適応をおこしている人々の脱逸色彩
一般健常者の場合の脱逸色彩
3脱逸色彩でとらえられるパーソナリティーとは何か
三、選ぶ色の偏りとパーソナリティーとの関係
1病める人ほど選ぶ色に偏りがある
2P・R・Cの意味とそのきめ方
3P・R・cによるパーソナリティーのとらえ方
四、色の選び方でわかる男らしさ・女らしさ
1男性色彩、女性色彩というものかおる
2男性色彩、女性色彩で何がわかるのか
性度のきめ方
仮説の検証
3男らしさ、女らしさの内容は時代によって変わる
五、子どもに試みたカラー・ジンポジズム・テスト
1子どものパーソナリティー・テストがとらえねぱならないもの
2子どもに試みたカラー・シンボリズム・テストの概要
どんな刺激語と色彩表を使ったか
ベストスリーの色から見たイメージの世界
脱逸色彩の多さで何がわかったか
子どものP・R・cにはどんな意味があったか
カラー・シンボリズム法を使った研究のいろいろ
一、人格診断法としての描画法とカラー・シンボリズム法の比較
I自主構想画の原理と方法
自主構想画法とはどのようなものなのか
自主構想画による生徒の心のとらえ方
性的関心を現わすもの
脱出願望を現わすもの
2描画法とカラー・シンボリズム法とによる診断結果の比較
異常徴候を示す者はどのくらいいたか
描画法とカラー・シンボリズム法とによる診断結果にはどのような一致が見られたか
絵画異常群に結果の不一致が多く出てきた理由は何だろうか
二、日本人に好かれることばと嫌われることば
1類義語は日常どう使われているか
類義語の使い方には年齢差がある
類義語の使い方には地域差がある
類義語の使い方には男女差がある
2類義語の使われ方と語感との関係
カラー・シンボリズム法でしらべた場合
形容詞を選ばせるという方法でしらべた場合
三、色に現われたイメージ内容の国際比較 日本と台湾の場合