• 書名人間の社会　2
• 書名ヨミニンゲンノシャカイ

• 著者名泉靖一, 中根千枝編
• 著者ヨミイズミ，セイイチ

• 叢書名現代文化人類学
• 叢書番号4

• 出版地東京
• 出版者中山書店
• 出版年1960

• ページ358,7p
• サイズ22cm

• 件名文化人類学

• 内容はしがき
  第八章 政治組織
  1 部族社会と政治組織/14
  2 政治組織の諸形態/18
  一 酋長・王制をもたぬ社会―政治的権威の分化/18
  二 酋長・王制をもつ社会―政治的権威の集中/25
  第九章 法と道徳
  1 序論/34
  一 未開社会の法/34
  二 原始的社会規範の表現形式/40
  三 アー・ハー・ポストの法民族学/41
  四 原始的社会規範の血縁共同態的構成/43
  2 原始的社会規範の諸原理/45
  一 規範主体（法人格）の構造―共同態とその成員個人―/45
  二 原始的土地所有の原理/50
  三 債権関係の形式/56
  四 婚姻・家族関係の社会規範/60
  五 血讐と贖罪制度―共同態相互間の紛争処理―/63
  六 犯罪と不法行為―共同態内部の紛争処理―/67
  第十章 経済
  1 経済形態/77
  一 採集狩猟形態/78
  二 農耕形態/85
  三 牧畜形態/91
  2 経済機構/95
  一 原始経済の一般的条件/97
  二 生産組織/100
  三 交換組織/103
  四 所有制度/105
  五 消費組織/108
  第十一章 宗教と儀礼
  1 概念/114
  一 超自然的順応/114
  二 呪術/115
  三 普遍性/117
  四 機能的場/118
  2 超自然観の諸相/120
  一 非人格観/120
  二 霊魂・他界観/122
  三 祖先崇拝/124
  四 アニミズム/127
  五 霊鬼・神祗観/129
  六 トーテミズム/130
  七 社会的場/133
  3 儀礼/135
  一 種類/135
  二 機能/137
  三 カラジェリ族の成年式/139
  四 コンド族の豊饒儀礼/140
  4 職能者/143
  一 呪師とプリースト/143
  二 シャーマンとシャマニズム/145
  5 神話・伝説/146
  6 宗教的制裁/150
  7 総括/153
  第十二章 神話・世界観と社会構造
  1 はじめに/156
  2 双分組織/157
  一 ミウォーク族のばあい/158
  二 マサイ族のばあい/159
  三 ヴォグール族のばあい/160
  四 双分組織の特性/160
  五 クワキゥトル族の神話と人間の生活/163
  六 婚姻体制と親族呼称/165
  3 三分組織/166
  一 統一する全体/166
  二 男子財と女子財/168
  三 婚姻の体制/171
  7 2および3の組合せ/173
  一 四分組織/174
  二 五分組織/174
  三 五行説/177
  四 ドゴン族の神話と社会/178
  第十三章 生産儀礼
  はじめに/184
  1 狩猟儀礼/185
  一 はじめに―狩猟儀礼研究の系譜―/185
  二 狩猟民の世界観と儀礼に関する根本問題/190
  三 狩猟儀礼の諸相/197
  四 クマ祭―ギリャーク族のばあい―/219
  五 おわりに/228
  2 農耕儀礼/230
  A 米/230
  一 米作の分布/230
  二 稲作の起源と伝播/231
  三 稲作と宗教儀礼/233
  四 マライシャと日本の稲作/234
  五 日本の稲作儀礼/237
  六 日本の稲作儀礼の特徴/257
  七 マライシャの稲作儀礼と日本の稲作儀礼/259
  八 おわりに/265
  B 芋/267
  一 芋栽培の分布/267
  二 ミクロネシアの芋作とその儀礼/268
  三 日本の芋作と儀礼/272
  C 麦/275
  一 穀神の死と復活/276
  二 最後の麦束/283
  D トウモロコシ/288
  一 ナヴァホ族の農耕儀礼/289
  二 アステカの農耕儀礼/295
  三 豊饒のシムボル/301
  注および文献/305
  索引/巻末