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書誌詳細
老人の臨床栄養学
- 著者名中村治雄編
- 出版者南山堂
- 出版年1992.12
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0041737
- 請求記号498.59//N 37
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名老人の臨床栄養学
- 書名ヨミロウジンノリンショウエイヨウガク
- 件名栄養
老人医学
食餌療法
Nutritional Requirements -- in old age
Nutrition -- in old age
Diet Therapy -- in old age
- 内容老化の基礎医学/加齢と栄養/老年者の栄養所要量/食品からみた老人の栄養学/疾患の栄養管理/意識障害時の栄養
- 目次I 老化の基礎医学
1.老化の機序
a. プログラム老化説
b.老化の傷害説
c.中枢性老化
2.老化の病理
3.生 理
4.代 謝
5.心 理
II 加齢と栄養
1.栄養という意味
2.動物の栄養と寿命
3.老人の特徴と栄養
4.長寿者と栄養
5.栄養学的にみた日本料理と長寿
6.経済と栄養
おわりに
Ⅲ 老年者の栄養所要量
1.エネルギーの所要量
2.蛋白質所要量
3.脂質摂取量
4.糖質摂取量
5.カルシウム所要量
6.鉄所要量
7.ナトリウムの目標摂取量
8.リンの目標摂取量
9.カリウムの目標摂取量
10.マグネシウムの目標摂取量
11.その他のミネラルの所要量
12.ビタミン所要量
おわりに
IV 食品からみた老人の栄養学
1.食生活を考える
視点
2.老人の個人差
3.独居老人の食生活
4.老人の食生活診断法
5.老人の食生活を指導する
a.食生活指針
b.高齢者の食事の調理上の配慮
おわりに
V 疾患の栄養管理
1.高血圧
a. 疾患の概念
b.病態生理
c. 診断のポイント
d.栄養管理
e.薬物療法の併用
2.心不全
a. 疾患の概念
b.病態生理
c. 診断のポイント
d.栄養管理
e. 薬物療法の併用
3.虚血性心臓病
a. 虚血性心疾患
1)狭心症の病態生理
2)狭心症の診断
a)自覚症状
b)検査
3)心筋梗塞の病態生理,
4)心筋梗塞の診断
a)自覚症状
b)検査
b.虚血性心疾患の治療
1)危険因子の治療
2)食生活の要点
3)狭心症の薬物療法
4)PTCA
5 ) ACバイパス手術
6)心筋梗塞急性期の治療
a)再濯流療法
7)心筋梗塞急性期の食事
8)リハビリテーション
9)心筋梗塞慢性期の治療
4.間欠性跛行,脱疽
a. 間欠性跛行
b.脱 疽
c.閉塞性動脈硬化症
1)概念,病態生理
2)臨床症状
3)性別.年齢
4)検査
5)治 療
6)危険因子
7)食生活での注意点
8)患肢の保護
9)歩行練習
10)喫煙
11)薬物療法
12)血行再建術
d. Burger病
5.腎疾患(慢性腎不全)
a.わが国の高齢透析例の2,3の特徴
b.高齢腎不全例に現行の低蛋白食は適切か?
c.低蛋白食の弊害
d.高齢腎不全例に適した 「蛋白制限をしない慢性腎不全食」
e.高齢腎不全例の栄養状態の診かた
f.高齢CRFの栄養指導
1)男性腎不全例
2)女性腎不全例
3)やせ型,神経質な腎不全例
4)早く尿毒症に陥りやすい高齢腎不全例
g. 要 約
6.呼吸器疾患
a.どのような吸呼器疾患で栄養管理が必要とされているか
b.慢性肺気腫
1)疾患の概念
2)病態生理
3)診断のポイント
4)栄養管理
a)なぜ栄養管理が必要か
b)患者の栄養状態の評価
c)栄養管理の実際
c. 呼吸不全
1)疾患の概念,定義
2)呼吸不全の原因疾患
a)呼吸不全の基礎疾患
b)呼吸不全を招来しやすい疾患
c)呼吸不全に移行する時期
3)呼吸不全の診断のポイント
4)栄養管理
7.肝疾患
a.概 念
b.急性肝障害
1)急性肝炎
a)症状・検査所見
b)肝機能検査所見
c)急性肝炎の経過
2)薬剤性肝炎
3)急性肝炎の栄養管理
薬物治療
c. 慢性肝障害
1)慢性肝炎
2)肝硬変と肝癌
a)肝硬変とは
b)原因
c)診断
d)栄養管理,食事療法
8.胆道・膵疾患
a. 概 念
b.胆汁・膵液分泌と胆道系の働き
c. 胆道疾患の治療の基本
1)胆石症の原因
2)胆道疾患の病態
3)胆道疾患の栄養管理
4)膵疾患
a)急性膵炎の病態と診断
b)慢性膵炎の病態と診断
c) 膵炎の治療と栄養管理
9.腸疾患
a.腸管の加齢による形態学的変化
b.腸管の加齢による運動機能の変化
c.吸収不良症候群り消化吸収機能とその障害
2)臨床症状と検査成績
3)治 療
a)栄養素の補給
b)薬物療法
d.老年者における大腸疾患
1)大腸癌
2)虚血性大腸炎
3)大腸憩室
4)潰瘍性大腸炎 クローン病
10.高脂血症
a.高脂血症の概念
b.高脂血症の分類
c. 高脂血症の治療
1)食事治療
a)高コレステロール 血症の食事治療
b)高トリグリセリド 血症の食事治療
2)薬物療法と食事療法の併用
11.糖尿病,肥満
a.定義,病型
b.頻 度
c.病態生理
1)耐糖能異常
2)肥 満
3)運動
4)血管合併症
d.栄養管理と薬物治療
12.高尿酸血症
a. 高尿酸血症とは
b.血清尿酸値
c. 高尿酸血症の病態生理
1)痛風関節炎
2)痛風腎
3)動脈硬化症
d.治 療
1)栄養管理
2)薬物療法
a)痛風関節炎の発作の治療
b)高尿酸血症の治療
13.血液疾患,出血・凝固異常
a.老人の貧血
b.鉄欠乏性貧血
1)鉄の吸収と代謝
2)鉄欠乏性貧血の発生
3)症状と検査異常
4)鉄欠乏性貧血の栄養管理
c.巨赤芽球性貧血
1)ビタミンB12欠乏
a)ビタミンB12の吸収と働き
b)発症機序
2)葉酸欠乏
3)巨赤芽球性貧血の栄養管理
d.出血・凝固異瀉
1)ビタミンC欠乏(壊血病scurvy)の栄養管理
a)ビタミンCの役割
b)欠乏の症状
c)予防と治療
2)ビタミンK欠乏 (獲得性凝固異常)の栄養管理
a)ビタミンKの役割
b)欠乏の病因と症状
c)予防と治療
14.リウマチ,免疫異常,その他の骨・関節疾患
a. 慢性関節リウマチ
1 ) RAとは
2)臨床症状と検査成績
3)免疫と炎症に対する栄養の影響
4 ) RA患者の栄養管理
a)総カロリーと糖質
b)脂肪
c)蛋白質
d)カルシウム,ビタミン
b.痛 風
1)痛風とは
2)痛風の栄養管理・
c. 膠原病の栄養管理
1)仝身性エリテマトーデス
2)強皮症
3)多発性筋炎
d. 骨粗鬆症の栄養管理
e. アレルギー疾患の栄養管理
15.感染症
a. どのような感染症に栄養管理が必要とされるか
b.膿胸
1)定義
2)原因疾患
3)病態生理
4)診断のポイント
5)症例呈示
6)栄養管理
c.敗血症
1)定義・概念
2)病 型
a)一過性菌血症
b)原発性敗血症
c) 続発性敗血症
d)感染性心内膜炎
3)基礎疾患と誘因
4)診断のポイント
5)敗血症にはなぜに栄養管理が必要か
6)栄養管理
16.中枢神経疾患(脳血管疾患も含む)
a. 老化による中枢神経系の変化
1)脳の形態変化と機能
い脳循環の加齢変化
3)脳の代謝および栄養と加齢
b.老人に多い中枢神経疾患
1)脳血管障害
a)日本の脳血管障害の推移
b)脳血管障害の種類
2)感染症
a)髄膜炎
b)脳炎
c) 亜急性海綿状脳症
3)脱髄疾愬
a)多発性硬化症
b)急性播種性脳脊髄炎
4)老年期の痴呆性疾患
a)アルツハイマー病
b)ピック病
5)錐体外路疾患
a)パーキンソン病
b)その他の錐体外路疾患
6)脊髄小脳変性症
7)運動神経疾患
8)ビタミン欠乏による中枢神経と末梢神経障害
9)老人の中枢神経障害と栄養摂取
VI 意識障害時の栄養
1.脳卒中急性期その他
a.脳卒中による意識障害の病態と症状
b.脳卒中急性期の輸液と栄養補給
1)脳浮腫の抑制治療
a)グリセロール点滴
b)マニトール点滴
c) 副腎皮質ステロイド使用
d)その他の療法
2)輸液による水・電解質の調整
3)脳卒中急性期の栄養補給の実際
a)経静脈栄養
b)消化管からの栄養補給
2.肝疾患
肝疾患による意識障害(肝性脳症,肝性昏睡)
a. 病態の概念
b.原因となる代謝異常と脳浮腫
1)アンモニ5
2)血中アミノ酸分画の異常
3)神経毒性中分子量物質
4)脳浮腫
5)その他
c. 原因疾患
1)急性肝不全
2)慢性肝不全
d.診 断
e. 脳波検査
f.治療
3.糖尿病
a. 糖尿病性ケトアシドーシスとHNKC
b.中枢神経系の生理的環境
c. 腎機能低下
d.臨床症状
e。 治 療
1)補 液
2)インスリン持続注入
3 ) K+の補給
まとめ
索 引