• 書名ミルク博士の本 : 母と子の珠玉の白い血液を求めて
• 書名ヨミミルクハカセノホン

• 著者名鴇田文三郎著
• 著者ヨミトキタ，フミサブロウ

• 出版地東京
• 出版者地球社
• 出版年1981.5

• ページ9, 270p
• サイズ19cm

• 注記参考書: p248

• 件名乳
  哺乳類

• 内容素晴らしきかなミルク/ミルクの幻想/ヒトとウシのミルク比較/赤ちゃんという生物/ミルクと赤ちゃんと母親と/大人とミルク/ミルクからみた哺乳動物像/苛酷にして華麗なる遺産、ミルク文化/ミルクをめぐる雑感

• 目次序章　　素晴らしきかなミルク
  　水棲動物用への挑戦
  　病篤き赤チャンへ
  第一章　ミルクの幻想
  　ミルクとはと問われて
  　ミルクは神秘な白色不透明液体
  　ミルクは生物の遺産
  　ミルクは完全栄養品か
  　ミルクを与えることは本能の喜び
  　早産児のドラマ
  　乳房もまたドラマの一翼
  　カモノハシの珍哺乳
  　曲芸的な水中哺乳も愛のあらわれ
  　乳という言葉にも願いあり
  第二章　ヒトとウシのミルク比較
  　胃の中での凝乳が特質
  　　一般組成分にも差あり・・
  　　ミルクの型とソフトカード
  　　興味あるカゼインの姿
  　　乳清（ホエー）のタソ白質
  　　ミルクにも遺伝差あり・・
  　　アミノ酸のバランス
  　　ミルクだけの糖
  　　ビフィズス因子とは
  　　乳汁型というもの
  　　ミルクのつくられ方にも違いあり
  　　脂質の不思議
  　　無機質という宝
  第三章　赤チャンという生物
  　発育共通乳成分
  　赤チャンの個性は胎芽期から
  　脳細胞の完成は三歳までに決まる・
  　脳細胞は多い程よい
  　わが子のための脳細胞トレーニング
  　栄養環境で変る発育曲線
  　あなたの赤チャンの細胞
  　胎児は母にとって異物か
  　胎児の抗体受納
  　ピノサイトージス
  　もう一つのミルク科学
  第四章　ミルクと赤チャンと母親と・
  　魅力ある乳房とは
  　母乳の量と質と
  　腸管内でのミルクーハーモニー
  　胃の中でミルクはどうなるか
  　小腸の中のドラマ
  　無菌から有菌へ
  　ビフィズス菌と母乳
  　トリプリ作用性
  　クリーナーとしての初乳
  　クリーナーの助人達
  　21世紀の科学は赤チャンから
  　人乳と牛乳のタン白質
  　不思議なミルクの糖
  　乳糖の存在は何のため
  　日光に代る乳糖の姿
  　細胞の糧になる脂質だが
  　鍵はパルミチン酸か
  　他にもある脂肪の消化率
  　授乳始めと終りの脂肪含量
  　無機質にも種特異性があるのか
  　体液学とミルク
  　ビタミンと酵素
  　一つの提案
  第五章　大人とミルク
  　四群点数法の中のミルク
  　妊婦・授乳婦はぜひミルクを
  　世相の中のカルシウム
  　ガンとミルク
  　コレステロール
  　牛乳による下痢
  　ミルクタン白質も最良の栄養素
  　一本の牛乳と総括
  　乳製品のプロフィール
  　乳製品の栄養素以外の栄養
  第六章　ミルクからみた哺乳動物像
  　ミルク分泌動物
  　比較ミルク成分組成
  　ミルクの五軸パターン
  　生態学の中のミルク分類
  　ミルク成分の相関
  　カゼインのミルク進化の足音
  　ホエータン白の雑音
  　単純な二つの放言
  　乳糖以外のミルク糖
  　比較脂肪酸物語り
  第七章　苛酷にして華麗なる遺産、ミルク文化
  　文化なきアンヂァノパテ
  　ミルク文化の現実の祖姿
  　ミルク文化への誘い
  　アジア北部にみる酸乳技術
  　日本にもあったミルク文化
  　ヨーロでパにおける醸成
  　食文化の中のミルク文化
  終章　ミルクをめぐる雑感
  　参考書
  　付　表