書誌詳細

本質をつかむ聞く力 ニュースの現場から

  • 著者名松原/耕二∥著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2018.6

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号11027629
  • 請求記号S-361-マ
  • 貸出区分通常貸出
  • 蔵書区分図書 - 一般
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 新書
  • Map
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名本質をつかむ聞く力 ニュースの現場から
  • 書名ヨミホンシツオツカムキクチカラ
  • 著者名松原/耕二∥著
  • 著者ヨミマツバラ,コウジ
  • ISBN9784480683267
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2018.6
  • ページ169p
  • サイズ18cm
  • 価格780
  • 件名メディアリテラシー
    ニュース
    デマ
  • 内容紹介なぜ人はウソを信じるのか。膨大な情報に囲まれ、事実とフェイクの見極めが難しくなっている現代、記者やキャスターとして千人以上にインタビューしてきた著者が、正しく聞くことの重要性を伝える。
  • 著者紹介1960年山口県生まれ。BS-TBS「週刊報道LIFE」のキャスター・編集長。著書に「記者の報い」など。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに
第一章 聞かない時代-都合のいいことだけを聞きたい
 ソンタクが人々の耳をふさぐ
 SNSが盛んな今、なぜ“聞けない”のだろう?/つい空気を読んでしまう日本人
 聞く耳をもたず、強弁する人々
 丁寧な話し合いをしない国会
 「フェイクニュース」って何?
 なぜ人はウソを信じるのか
 メディアの報道に耳をふさぐ人々
 メディアを信じない理由/聞きたいことしか聞かない
 聞かないことで生まれる分断
 世界が分断された瞬間/世界はもっと複雑なはずだ
第二章 歴史の中での聞く力-真実はどこにあるのか
 「聞くこと」が生死を分けた
 沖縄での悲劇/「非国民」と呼ばれた男の「聞く力」
 デマはどのように拡散されるのか
 警察までがデマを信じた/もし自分だったらと想像してみよう
 ラジオが火をつけた虐殺
 不満や反発に火がつくと…/ラジオから流れてきたフレーズに洗脳された人々
 ナチスの虐殺を助けた傍観者
 命令に従っただけ/無関心と沈黙がさらに被害を拡大させた
 両論併記の罠
 歴史や研究をなかったことにしようとする動き/真実はどこにあるのか?
第三章 相手の言葉に耳を澄ませる
 もっともらしく聞こえるものこそ、疑おう
 「反」という言葉の意味するところ/反日と叫ぶのは誰?
 相手の「言わないこと」に耳を澄まそう
 都合のいいことだけを声高に言う人がいる
 結論だけでなく、話の全体像に耳を傾けよう
 衝撃的な発言に惑わされてはいけない/発言の意図を考えながら聞こう
 「言い換え語」の本当の意味を見抜こう
 今も使われ続ける「言い換え語」
 理屈はいつも正しいのだろうか?
 論理的に見える言葉こそやっかいだ/本質は何かを見失わないように
 問いの奥にまで耳を澄まそう
 人はどんな思いで問いを発するのか
第四章 フェイクニュース時代の聞く力
 テレビは「聞く力」をどう変えたか
 視聴者を逃さない工夫/複雑なものが排除されていく
 テレビに忍び寄る「ヘイト」と「フェイク」
 テレビの歴史が変わった日/間違った認識が拡散されていく
 フェイクがメディアを復権させた!?
 調査報道メディアも大幅増/フェイクと事実のせめぎあい
 “偏っている”メディアをどう聞くか
 報道の役割とは何か
 フェイク時代のメディア
 原発事故が生んだメディアへの不信/フェイク時代の選択/メディアをどう使うか
おわりに