タイトル | 著者 | ページ |
はじめに | | |
第一章 聞かない時代-都合のいいことだけを聞きたい | | |
ソンタクが人々の耳をふさぐ | | |
SNSが盛んな今、なぜ“聞けない”のだろう?/つい空気を読んでしまう日本人 | | |
聞く耳をもたず、強弁する人々 | | |
丁寧な話し合いをしない国会 | | |
「フェイクニュース」って何? | | |
なぜ人はウソを信じるのか | | |
メディアの報道に耳をふさぐ人々 | | |
メディアを信じない理由/聞きたいことしか聞かない | | |
聞かないことで生まれる分断 | | |
世界が分断された瞬間/世界はもっと複雑なはずだ | | |
第二章 歴史の中での聞く力-真実はどこにあるのか | | |
「聞くこと」が生死を分けた | | |
沖縄での悲劇/「非国民」と呼ばれた男の「聞く力」 | | |
デマはどのように拡散されるのか | | |
警察までがデマを信じた/もし自分だったらと想像してみよう | | |
ラジオが火をつけた虐殺 | | |
不満や反発に火がつくと…/ラジオから流れてきたフレーズに洗脳された人々 | | |
ナチスの虐殺を助けた傍観者 | | |
命令に従っただけ/無関心と沈黙がさらに被害を拡大させた | | |
両論併記の罠 | | |
歴史や研究をなかったことにしようとする動き/真実はどこにあるのか? | | |
第三章 相手の言葉に耳を澄ませる | | |
もっともらしく聞こえるものこそ、疑おう | | |
「反」という言葉の意味するところ/反日と叫ぶのは誰? | | |
相手の「言わないこと」に耳を澄まそう | | |
都合のいいことだけを声高に言う人がいる | | |
結論だけでなく、話の全体像に耳を傾けよう | | |
衝撃的な発言に惑わされてはいけない/発言の意図を考えながら聞こう | | |
「言い換え語」の本当の意味を見抜こう | | |
今も使われ続ける「言い換え語」 | | |
理屈はいつも正しいのだろうか? | | |
論理的に見える言葉こそやっかいだ/本質は何かを見失わないように | | |
問いの奥にまで耳を澄まそう | | |
人はどんな思いで問いを発するのか | | |
第四章 フェイクニュース時代の聞く力 | | |
テレビは「聞く力」をどう変えたか | | |
視聴者を逃さない工夫/複雑なものが排除されていく | | |
テレビに忍び寄る「ヘイト」と「フェイク」 | | |
テレビの歴史が変わった日/間違った認識が拡散されていく | | |
フェイクがメディアを復権させた!? | | |
調査報道メディアも大幅増/フェイクと事実のせめぎあい | | |
“偏っている”メディアをどう聞くか | | |
報道の役割とは何か | | |
フェイク時代のメディア | | |
原発事故が生んだメディアへの不信/フェイク時代の選択/メディアをどう使うか | | |
おわりに | | |