| タイトル |
| はじめに:アンカラからトルコ共和国の一〇〇年を振り返る |
| 第1章 西洋化とイスラームのはざまで |
| 首都の構成と人口の変遷/圧倒的な人気を誇るムスタファ・ケマル/西洋化に基づく国家建設の理想と現実/クルド・ナショナリズム/現代のカリスマ、レジェップ・タイイップ・エルドアン/アンカラにおける宗教/現実に直面するトルコ |
| 第2章 郊外都市への変貌 |
| 都市化と住宅問題/トルコの中でも地震が少ない/都市化と飲食業/車の普及と充実したバス網/地下鉄と長距離移動の鉄道/空港/旧市街の復活と大学/若者人口の多さと乱立する大学/本屋と古本屋街/建設ラッシュのショッピングモール/増加するホテル/ゲリラ豪雨など新たな課題 |
| 第3章 つわものどもが夢の跡 |
| 政治家たちの足跡を追って/第二代大統領イスメト・イノニュと「ピンク邸宅」/アタテュルク後のイスメト・イノニュ/トルコ民族主義の化身、アルパスラン・トゥルケシュ/政治家の名にちなんだ広場やビル/TBMMと省庁ビル/公正発展党から新興政党まで諸政党の本部が集中/アンカラ大都市市長/「政治」抜きにして語れない街 |
| 第4章 デモ・クーデター・テロの記憶 |
| 行政の中心地=政変の中心/アンカラの中心地、クズライでのデモ/公園再開発反対デモ、ゲズィ抗議/イスラエルのガザ攻撃に対するデモ/シリア難民に対するプロテスタント/クーデターで押さえるべきは国営放送/TBMMも標的となったクーデター未遂事件/一九六〇年五月二七日のクーデター/一九八〇年九月一二日のクーデター/二〇一五年・二〇一六年のアンカラでの一連のテロ/クルド人の自治を目指すPKK/駐アンカラ・ロシア大使殺害事件/増えるデモ、クーデター、テロ |
| 第5章 外交と政策決定の中心地 |
| トルコの地政学的特徴/地政学的特徴に即した外交/外交機関としての外務省と移民局/欧米主要国の大使館が多いパリ通り周辺/近隣国および非欧米の大使館が集まるガズィオスマンパシャ/ユルドゥズ・オランは新興国と友好国の大使館/トルコと日本の関係/トルコと韓国の関係/トルコと中国の関係/アンカラに欠けているもの、それは「海」/ロシアとの関係/モントルー条約/日本とトルコ海峡の関係 |
| おわりに |