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雑誌詳細
[巻数]2024.11(2024.8.1~ 8.31) [通巻番号]230
- 巻数2024.11(2024.8.1~ 8.31)
- 通巻番号230
- 特集記事
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- 巻頭特集:医療従事者と戦争 〜記憶の継承とともに〜
いまウクライナやガザ地区では、現地の医療従事者が限られた環境の下で、懸命に命を救うために活動をしています。戦争は昔のことではなくなってきています。一旦、戦争が起これば、負傷者が多くなり、病院も攻撃対象となるかもしれません。過去から現在へ、そして将来起こるかもしれないこととして、戦争や平和に対して、医療従事者としてどう向き合うべきでしょうか。
ピックアップトピックス
●医療体験の先に
小学生から高校生の子どもたちによる医療体験のイベントが全国各地で開催されています。医師や看護師の仕事や、検査のための機器の使い方を教えられることで、病院での仕事や医療分野の職業に興味をもつでしょうか。
●地域医療の現実
地域医療は過疎化の進行とともに、病院経営の厳しさが増す傾向となっています。そうした状況の下、地域医療の維持のために、今ある医療資源をどのように活用していくのか、地方では模索が続いています。
●異種移植
ブタの臓器を人に移植する研究が進められています。移植を待つ患者が世界中にいるにもかかわらず、ドナーが増えていない現状があります。特に子ども患者の状況は深刻で、異種移植を求める声もあがっています。
●感染症研究
次の世界的なパンデミックに備える研究が国内外で進められています。国内では、長崎大学が進めるBSL4施設が国内の感染症研究の中核になると期待されています。また、アジアでは日本との連携を深める動きが出てきています。
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