書誌詳細

紀伊國屋書店 のサイトで見る

法獣医学者が解き明かす動物の事件簿

  • 著者名田中亜紀 著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2025.11

貸出・返却・予約状況

  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号64927
  • 請求記号649.0-タ
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館図書室
  • 配架場所 Gの棚
  • 所蔵状態所蔵

書誌事項

  • ISBN9784000617291
  • ページ12,204p
  • サイズ19cm
  • 価格2700円
  • 件名獣医学
    動物
    アニマルウェルフェア
  • 内容まえがき あなたは“犬のおしっこ”に水をかけますか?/第1章 ペットの事件簿/1 繰り返される「多頭飼育崩壊」、その根源にあるのは?/①多頭飼育崩壊の現場で、法獣医学者が見たものは/②二〇二〇年施行の改正動愛法で初めての裁判/③多頭飼育崩壊とは、いったい何なのか/④ペット業界の裏側と、改善に向けた取り組み/⑤“溜め込んでしまう人たち”をどうケアするか/2 ペットの遺棄・殺傷事件は、ペットだけの問題ではない/①動物虐待が、人への凶悪犯罪にエスカレート/②獣医師には、動物虐待を通報する義務がある/③余命短い動物にとっての「福祉」とは/
    ④日本では、ペットを飼っている人は少数派/第2章 “役に立つ”動物の事件簿/1 私たちの生活と切っても切り離せない「産業動物」/①卵は安ければいいのか、高くても構わないのか/②産業動物なしに人の生活は成り立たない/③殴る蹴るの虐待は許されない
    /2 時には危険な任務も負わされ、人のために働く「使役動物」/①ネズミから象まで、役目は救助から攻撃まで/②盲導犬は広くなじみのある使役動物/③災害救助や警備などに活躍する自衛隊犬・警察犬/3 医薬や生命科学の進歩に欠かせない「実験動物」/①実験動物に無用なストレスを与えてはいけない/②欧米の主流は「実験が終わったら譲渡」/第3章 文化を担ってきた動物の事件簿/1 日本古来の神事や伝統文化に関わる動物たち/①改善して生き残る道を選んだ「上げ馬神事」/②天然記念物「奈良のシカ」は、あくまでも野生動物/③“伝統”も時代に合わせて変わっていく/2 動物とのスポーツやレクリエーションを楽しむには?/①人間だけが楽しい競馬や乗馬でいいのか/②動物園の動物たちは、見られても平気?/
    第4章 野生動物の事件簿/1 野生動物と人とのよりよい関係とは/①故意に殺傷すれば罪になるのはカモシカも鳩も同じ/②野生動物と人は、どうすれば共存できるのか/2 “かわいい”動物カフェの罪。野生動物はペットか/①フクロウには、一羽につき数百ヘクタールの森林が必要/②日本はエキゾチックアニマルの大消費国/3 野生化したペットや外来種をどうする?/①野生動物を飼うとは、覚悟を必要とすること/②希少種の保護と動物福祉の両立を目指して/第5章 行き場を失った動物の事件簿/1 災害時の動物たちと、動物をめぐる人々/①避難所にペットを受け入れる、受け入れない?/②餓死と安楽死、どちらが産業動物にとって苦痛が少ないか/2 保護犬・保護猫をめぐる悩ましい問題/①犬や猫は、な