書誌詳細
日本という国
- 著者名小熊/英二∥著
- 出版者新曜社
- 出版年2018.5
所蔵事項
- 登録番号99113070
- 請求記号210.6-オ-a
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- ISBN9784788515673
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 内容紹介私たちはどこから来て、これからいったい、どこへ行くのか? 「日本という国」を考えるうえで大切なことを伝える本。明治の日本のはじまり、戦後日本の道のりと現代について、平易にかつ、深く解説する。
- 著者紹介1962年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。慶應義塾大学総合政策学部教授。著書に「〈日本人〉の境界」「〈民主〉と〈愛国〉」など。
内容細目
タイトル | 著者 | ページ |
まえがき | | |
第一部 明治の日本のはじまり | | |
第一章 なんで学校に行かなくちゃいけないの | | |
なぜ「学問のすすめ」? | | |
国を強くするために勉強させる | | |
第二章 「侵略される国」から「侵略する国」へ | | |
「東洋」と「西洋」 | | |
「東洋」を脱して「西洋の国」の仲間入り | | |
第三章 学歴社会ができるまで | | |
江戸時代の教育 | | |
親が学校を焼討ちにする | | |
学歴社会の成立 | | |
国に「尽くさせる」ための教育 | | |
第二部 戦後日本の道のりと現代 | | |
第四章 戦争がもたらした惨禍 | | |
日本が戦争でうけた傷 | | |
アジア諸国の被害 | | |
第五章 占領改革と憲法 | | |
アメリカの占領政策 | | |
憲法は「押しつけ」だったか | | |
「国の誇り」だった第九条 | | |
第六章 アメリカの〈家来〉になった日本 | | |
アメリカの方針転換 | | |
サンフランシスコ講和条約 | | |
「独立国」にはなったけれど… | | |
複雑なアメリカへの感情 | | |
戦後賠償のあり方 | | |
第七章 これからの日本は | | |
冷戦の終わりと戦後補償要求 | | |
靖国神社の問題 | | |
アメリカの自衛隊海外派遣要求の高まり | | |
「おかしい」日本のナショナリズム | | |
今後の「日本という国」 | | |
あとがき | | |