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雑誌詳細
キネマ旬報
- 件名毎月5,20日
- 内容シネマライフのスタンダード誌
1919年(大正8年)に、創刊された映画雑誌『キネマ旬報』は新作・話題作の特集は勿論のこと注目の監督・俳優へのインタビューなどの最新情報や、ビデオ、DVD、BS、CSなどの衛星放送、ブロードバンドなどのマルチメディアに対応した情報も満載。詳細な作品データや興行データなど資料性も高く、映画・映像業界内外問わず、なくてはならない映画雑誌です。また年に一度発表される、『キネマ旬報ベスト・テン』は米アカデミー賞よりも古く、その結果は朝日、読売、毎日他、一般誌、スポーツ新聞各紙に発表されるなど伝統と格式のある賞で、映画ファンの絶大なる信頼を得ています。
[巻数]2024年11月 [号数]1951号 [通巻番号]2765号
- 巻数2024年11月
- 号数1951号
- 通巻番号2765号
- 特集記事
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- THE OLDEST CINEMA MAGAZINE IN THE WORLD, ESTABLISHED IN 1919
次号予告
2024年11月号
10月19日(土)
定価1320円(税込)
※特集内容は予告なく変わる可能性があります。
巻頭特集
ジーナ・ローランズとアラン・ドロン
─偉大な役者との別れ
「ジーナは私にとって奇跡だ」映画作家ジョン・カサヴェテスは妻であり、
自作の唯一無二の主演女優でもあるジーナ・ローランズを、絶賛していた。
たしかに、彼女の姿をスクリーンで見なくなって久しかったが、でもカサ
ヴェテスの映画を見ればいつでも、この偉大な女優はとどまることなく躍
動していた。だから別れの日が来るなんて、想像していなかったのに……。
アラン・ドロンは完璧な美貌で登場した。60 ~ 70年代、世界の中心に
いるまぎれもないスターだった。恵まれなかった生い立ちゆえか、ときおり
きざす陰によってまた、色気が際立った。
ジーナ・ローランズは映画史に彼女にしかできない演技を遺のこした。アラ
ン・ドロンは神に魅入られたとしか言いようのない美しさで、永遠となった。
ふたりのイメージはこれから何度でも、再生され続けるだろう。だからひと
つの区切りとして、二人との別れを惜しむ。
INTERVIEW
柳葉敏郎「室井慎次 敗れざる者」「生き続ける者」
SPECIAL TALK SESSION
石井裕也[監督]×池松壮亮「本心」
森井勇佑[監督]×綾瀬はるか「ルート29」
CINEMA PEOPLE
黒木華「アイミタガイ」
連続企画 撮影現場ルポ
ドキュメント小泉組「雪の花-ともに在りて-」第1回
貸出・返却・予約状況
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