徒然草をよみなおす
- 著者名小川/剛生∥著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2020.10
貸出・返却・予約状況
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0049058
- 請求記号J-914.4-オ
- 貸出区分通常貸出
- 蔵書区分書籍 - 一般図書
- 所蔵館中等
- 配架場所 文庫・新書コーナー
- 所蔵状態所蔵
ブックリスト
書誌事項
- 書名徒然草をよみなおす
- 書名ヨミツレズレグサオヨミナオス
- 著者名小川/剛生∥著
- 著者ヨミオガワ,タケオ
- 叢書名ちくまプリマー新書
- 叢書番号360
- ISBN9784480683854
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 出版地東京
- 出版者筑摩書房
- 出版年2020.10
- ページ191p
- サイズ18cm
- 価格800
- 件名吉田/兼好
徒然草
- 内容紹介「無常観を主題とした遁世者の随筆」と言われがちな吉田兼好の「徒然草」。思考や足跡を辿って新しく掘り起こした兼好像に基づいて、通説的な読み方にはとらわれずに、特徴的な章段を読み解く。
- 著者紹介1971年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程中退。同大学文学部教授。博士(文学)。著書に「武士はなぜ歌を詠むか」「中世の書物と学問」など。
内容細目
タイトル | 著者 | ページ |
---|---|---|
はじめに | ||
第一章 かくてもあられけるよ | ||
事実か虚構か/「栗栖野」のイメージ/連想の糸でつながる章段 | ||
第二章 時間よ止まれ | ||
「すべてを捨てる」生き方/「空の名残」/それでも心を動かすもの | ||
〔コラム〕徒然草の本文-烏丸本 | ||
本文を定める/たった一字の違いでも… | ||
第三章 歌人としての兼好 | ||
和歌四天王/和歌世界の枠組み/実体験の歌、物語を題材にした歌/「恋の歌」の詠み方/なかなかの歌人 | ||
第四章 奇蹟が起きたら | ||
大根が勇士となって…/兼好好みの「聞き違い」/奇蹟に対する距離の取り方 | ||
第五章 捨ててよいのですか? | ||
最も人気のない箇所/おんぼろ書類ケース/「まかり」の謎/古くて汚いけれど | ||
第六章 太平記の兼好 | ||
ラブレターの代筆/教科書としての太平記/権力者との距離 | ||
第七章 人の上に立つ人 | ||
人材が輩出する北条氏/松下禅尼の警告/エピソードに潜む同時代批判 | ||
第八章 自己紹介 | ||
役割を意識した自慢/馬術はたしなみ/巻子本時代の情報アクセス能力/当代きっての学者の誤りを指摘/書道の知識/見えない存在/対応を間違えると…/兼好の主人は誰か | ||
第九章 源氏物語から徒然草へ-つれづれなる「浮舟」 | ||
宇治十帖への共感/和歌と源氏物語/手習巻を思いながら |