タイトル | 著者 | ページ |
第一章 古典を読むと立派な人になれるというのは間違いだと思います | | |
はじまり!はじまり! | | |
本を読むと立派な人になれるというのは間違い | | |
僕もじつは…古典も現代国語も嫌いでした | | |
「おもしろい」「たのしい」がすべての出発点ですかね | | |
おもしろいにはじまり、おもしろいにおわる-『論語』 | | |
古典なんか死んだ人のカスみたいなもんだ-『荘子』 | | |
学んでも自分で考えないと、勉強する意味が無い | | |
「今」と「自分」が大切なのであって、古典や過去が大切なのではない | | |
言葉の背後にある心を想像する | | |
再び『荘子』の言葉を | | |
言葉を理解すること、心を理解しようと想像すること | | |
*Column1*考古学・歴史学への羨望 | | |
第二章 こんな生き方したいと思ったとき | | |
嫌いな文芸評論家との出逢い | | |
温厚なわたしが講演会を途中退席した理由 | | |
記憶の彼方に、かすかなものが… | | |
めでたし、めでたし! | | |
牛を売る者あり | | |
すいません、余談をさせてください | | |
屁理屈か、人生の真実か、それが問題だ | | |
人皆生を楽しまざるは、死を恐れざる故なり | | |
人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや | | |
「生きて今ある喜び」って何よ? | | |
至福の瞬間に出逢える日を夢児て生きる | | |
再び福田恆存の講演へ、響きあう言葉 | | |
つながって、響きあって、広がってゆく | | |
死を自覚するとき | | |
古典から考えてゆく | | |
そんな生き方をしてみたいと思いました | | |
旅はつづくよ、どこまでも | | |
*Column2*母の俳句 | | |
第三章 読むとこんなことがわかる、なんの役にも立たないけど | | |
書物に問いかける | | |
メナム川の夕陽 | | |
そうか、洗濯機普及以前は… | | |
洗濯の人類史 | | |
『古事記』に登場する洗濯 | | |
待ちつづけた女 | | |
歴史を知り、その時代に思いをはせる | | |
イイ子ガイタライイノニナァー! | | |
男たちの視線 | | |
余談を二つ | | |
さらにもう一つ余談 | | |
人の心は愚かなるものかな | | |
洗濯の文芸-万葉編1 | | |
応用問題、裏が読めますか? | | |
洗濯の文芸-万葉編2 | | |
洗濯の文芸-伊勢物語編 | | |
お正月はたいへんだ! | | |
プライドを傷つけずに援助する | | |
贈り物はたいへんだ! | | |
ごめんなさい、最後も余談で | | |
*Column3*生活と表現 | | |
第四章 人は遊びのなかに学び、時に自らの愚かさを知る | | |
堕落する様子を歌舞伎で見る | | |
またまた余談 | | |
鳴神とは | | |
色仕掛けで、人をだます | | |
心の動きを役者はどう演ずるか見る | | |
劇場に歌舞伎を見に行こう | | |
早めに劇場に入って雰囲気をたのしもう | | |
食べるたのしみ、語るたのしみ | | |
修学旅行といえば、奈良・京都 | | |
猿沢の池 | | |
南大門の花園、その南の池 | | |
この話のおもしろさは… | | |
天才的詐欺師、それは才能か、病気か? | | |
芥川龍之介の「竜」 | | |
芥川さん、それはどうしてですか? | | |
猿沢の池に行ったら | | |
そろそろまとめに入りましょう | | |
これから、みんなどうすんのよ? | | |
不可解と、不条理を生きる | | |
愚かさを知る | | |
学ぶこころと、遊ぶこころ | | |
*Column4*注釈ということ | | |
引用古典と言及した文献の一覧 | | |
あとがき | | |