書誌詳細

おもしろ古典教室

  • 著者名上野/誠∥著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2006.4

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0050046
  • 請求記号J-910.7-ウ
  • 貸出区分通常貸出
  • 蔵書区分書籍 - 一般図書
  • 所蔵館中等
  • 配架場所 文庫・新書コーナー
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名おもしろ古典教室
  • 書名ヨミオモシロコテンキョウシツ
  • 著者名上野/誠∥著
  • 著者ヨミウエノ,マコト
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • 叢書番号033
  • ISBN4480687343
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2006.4
  • ページ159p
  • サイズ18cm
  • 価格720
  • 件名日本文学
  • 内容紹介「私も古典の授業が嫌いでした!」と言い切る著者が、「おもしろい」を入り口に、現代に花開く古典の楽しみ方を伝授する。著者が行っている高校生のための出前授業をもとにまとめる。
  • 著者紹介1960年福岡県生まれ。奈良大学文学部教授(国文学科)。奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長。日本民俗学会研究奨励賞、上代文学会賞受賞。著書に「万葉体感紀行」など。

内容細目

タイトル 著者 ページ
第一章 古典を読むと立派な人になれるというのは間違いだと思います
 はじまり!はじまり!
 本を読むと立派な人になれるというのは間違い
 僕もじつは…古典も現代国語も嫌いでした
 「おもしろい」「たのしい」がすべての出発点ですかね
 おもしろいにはじまり、おもしろいにおわる-『論語』
 古典なんか死んだ人のカスみたいなもんだ-『荘子』
 学んでも自分で考えないと、勉強する意味が無い
 「今」と「自分」が大切なのであって、古典や過去が大切なのではない
 言葉の背後にある心を想像する
 再び『荘子』の言葉を
 言葉を理解すること、心を理解しようと想像すること
 *Column1*考古学・歴史学への羨望
第二章 こんな生き方したいと思ったとき
 嫌いな文芸評論家との出逢い
 温厚なわたしが講演会を途中退席した理由
 記憶の彼方に、かすかなものが…
 めでたし、めでたし!
 牛を売る者あり
 すいません、余談をさせてください
 屁理屈か、人生の真実か、それが問題だ
 人皆生を楽しまざるは、死を恐れざる故なり
 人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや
 「生きて今ある喜び」って何よ?
 至福の瞬間に出逢える日を夢児て生きる
 再び福田恆存の講演へ、響きあう言葉
 つながって、響きあって、広がってゆく
 死を自覚するとき
 古典から考えてゆく
 そんな生き方をしてみたいと思いました
 旅はつづくよ、どこまでも
 *Column2*母の俳句
第三章 読むとこんなことがわかる、なんの役にも立たないけど
 書物に問いかける
 メナム川の夕陽
 そうか、洗濯機普及以前は…
 洗濯の人類史
 『古事記』に登場する洗濯
 待ちつづけた女
 歴史を知り、その時代に思いをはせる
 イイ子ガイタライイノニナァー!
 男たちの視線
 余談を二つ
 さらにもう一つ余談
 人の心は愚かなるものかな
 洗濯の文芸-万葉編1
 応用問題、裏が読めますか?
 洗濯の文芸-万葉編2
 洗濯の文芸-伊勢物語編
 お正月はたいへんだ!
 プライドを傷つけずに援助する
 贈り物はたいへんだ!
 ごめんなさい、最後も余談で
 *Column3*生活と表現
第四章 人は遊びのなかに学び、時に自らの愚かさを知る
 堕落する様子を歌舞伎で見る
 またまた余談
 鳴神とは
 色仕掛けで、人をだます
 心の動きを役者はどう演ずるか見る
 劇場に歌舞伎を見に行こう
 早めに劇場に入って雰囲気をたのしもう
 食べるたのしみ、語るたのしみ
 修学旅行といえば、奈良・京都
 猿沢の池
 南大門の花園、その南の池
 この話のおもしろさは…
 天才的詐欺師、それは才能か、病気か?
 芥川龍之介の「竜」
 芥川さん、それはどうしてですか?
 猿沢の池に行ったら
 そろそろまとめに入りましょう
 これから、みんなどうすんのよ?
 不可解と、不条理を生きる
 愚かさを知る
 学ぶこころと、遊ぶこころ
 *Column4*注釈ということ
引用古典と言及した文献の一覧
あとがき