• 書名薬屋のひとりごと　11
• 書名ヨミクスリヤノヒトリゴト１１

• 著者名日向夏／著

• 叢書名ヒーロー文庫

• ISBN9784074482269

• 出版地東京
• 出版者主婦の友インフォス　主婦の友社 (発売)
• 出版年2021.5

• ページ398p
• サイズ16cm
• 価格748円

• 内容戌西州を襲った大蝗害。過去の蝗害を知る者は少なく、人々は混乱する。西都や国境近くでも、食糧の強奪や暴動が頻繁に起きていた。猫猫は、何もできない自分を歯がゆく思いつつも、できる限りのことをやっていた。それは中央からの客人である壬氏も同様で、身の安全のためという名目の軟禁生活を強いられながらも、蝗害を予見していたことで、中央からの支援物資を早く受け取ることができた。だが、その手柄は壬氏ではなく西都の領主代行・玉鴬のものとして扱われてしまう。手柄の横取りに猫猫は腹を立てるが、当の壬氏はどこ吹く風で、皇弟という立場を最大限に利用して戌西州への支援要請を行うのだが―。