タイトル | 著者 | ページ |
はじめに | | |
第1章 「普通」は誰の普通? | | |
ズレているのは自分か周りか、それとも両方ともズレているのか/時代ごと集団ごとに変わるスタンダード/正しさを主張するときには、そのメリットを十分考慮してから/「正しさ」は最重要ではない/神が「正しい」かどうか脳は判断できない-ゆえに「信じる」しかない/科学は誰にでも開かれている/日本で強く機能している「世間」/社会性があったから人間は繁栄した/集団の意思が優先されるとき/「美しさ」と集団性 | | |
第2章 バイアスとは何か | | |
私たちにはなぜバイアスがあるのか/同じような人が3人いれば真実?/誰もがバイアスを持っている/「美」も書き換えられる/120年で大きく変わった美の基準/「普通じゃない」と言われたら/観察力と機動力を身につけるための準備期間/真田昌幸の生き方/多様性はなぜ重要か/生き延びるための救命ボートを | | |
第3章 感情とバイアス | | |
「信じる」ことと「疑う」こと/疑うことと迷うことは知能が健全な証拠/エビデンスがあるから大丈夫?/ケトジェニックダイエットの症例報告はわずか/気持ちのいい情報には要注意/わかりやすいフレーズが好まれる/「我々こそが正義」と思わせるために/どんな色のメガネをかけているのか | | |
第4章 自分を包む見えない卵 | | |
バイアスは「使い方」次第/見えない卵の中にいる?/大事なことは「自分がどうありたいか」/沈む日本論はどこまでファクト?/円安はピンチかチャンスか/欧米の方が進んでいる、という思い込み/男性が女性の荷物を持つのはなぜか/バチェロレッテに選ばれる女性の基準/ネガティブな刷り込み/「皆で仲良く」の呪縛/正解のない戦場を生き抜くために | | |
第5章 「世間」とどう付き合うか | | |
ポテサラおじさんのバイアスは外せるか/論破以外の方法で相手をかわす/親の言葉に矛盾を感じたら/世界は公正とは限らない/基本戦略は「逃げるが勝ち」/人間の心理をつく三十六計/気づかないふりをして時期を待つ/間接的に批判してコントロールする/受け身を学べば、失敗は怖くない/人生の選択はテストとは違う/力の強いものが有利とは限らない/世界は必ず変わっていく | | |
おわりに | | |