タイトル | 著者 | ページ |
はじめに | | |
1 ジェンダーってなんだ? | | |
ジェンダーという言葉/〈性〉の多様性/性のグラデーション/ジェンダー規範/社会問題とのつながり/必要な区別と不要な差別/ジェンダーについて学ぶ意味/周囲の環境を見渡してみると/これからの生き方を指し示す方向は | | |
2 つくられる「女の子」「男の子」 | | |
出生に伴うジェンダー/生まれるとともに刷り込まれていく/ジェンダー・バイアスに囲まれている赤ちゃん/男の子色・女の子色/おもちゃとジェンダー/大人たちの責任/性役割をしつけられる?/絵本もジェンダーを映し出す | | |
3 ジェンダー化の装置=学校? | | |
学校は男女平等か/公正と平等/学校で起きていること/何色のランドセルを選ぶ?/名簿は男の子が先?/あなたは、なんて呼ばれたい?/教室の子どもたち/好きな教科/家庭科の歴史とジェンダー/ステレオタイプ脅威/教科書とジェンダー/文化部・運動部/運動部のマネージャーという存在/制服の歴史とジェンダー/自分らしさと校則/ジェンダーレス制服 | | |
4 他者のまなざしの中の自分 | | |
「自分」ってなんだろう?/友達関係とジェンダー/多様性を認めるとは/期待されるようにふるまう/女子の友情?/女性内分化-女子集団の構造/かわいさの呪縛-それでも友達/「女らしさ」のステレオタイプ/ジェンダーと自己主張/男の子はいつまでたっても男の子?/男同士の関係性におけるジェンダー/男性内分化-男子集団の構造/性別二分法に基づかない子どもたちの困難/愛という名の暴力-デートDV | | |
5 大人になっていく過程で出会うジェンダー | | |
「大人」になる準備期間としての一〇代/入試は公平じゃない?/高校の学科別在学生の男女割合/文系、理系「向いてない」は誰が決めるの/女子に対する積極的是正策(アファーマティブ・アクション)/ロールモデルの存在/職業選択/自分らしい働き方を手に入れよう/職業の呼称/働き方改革と「女性の活躍」/ジェンダー・バイアスをこえて | | |
6 ライフキャリアの実現に必要なこと | | |
自分らしいライフとキャリアって?/大学や専門学校で学ぶことは、何のため?/授業で本音を語れない?/まだ見えにくい未来の私/結婚はゴールか/それぞれの文化を背景に新しい文化を創る/家事・育児は誰がする?/「手伝うよ」とは言わないで/「イクメン」という言葉/パートナーシップ制度/選択する力、考える力をもとう | | |
次の一歩のために | | |
引用文献 | | |
おわりに | | |