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書誌詳細

「死にたい」と言われたら 自殺の心理学

  • 著者名末木/新∥著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2023.6

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号114546
  • 📕請求記号(本の背ラベル記号)368-ス
  • 貸出区分通常
  • 配架場所 一般書架
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名「死にたい」と言われたら 自殺の心理学
  • 書名ヨミシニタイトイワレタラ
  • 著者名末木/新∥著
  • 著者ヨミスエキ,ハジメ
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • 叢書番号428
  • ISBN9784480684530
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2023.6
  • 出版者・頒布者地域名 東京都 
  • ページ185p
  • サイズ18cm
  • 価格800
  • 件名自殺
  • 内容紹介「死にたい」と思ったことがある人は人口の2~3割。そして自殺は全死因のうち2パーセント弱を占めている。死にたくなったらどうするのか、自傷行為と自殺は違うのか、自殺予防の未来などを、心理学の最新の知見から考える。
  • 著者紹介東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了。博士(教育学)。和光大学現代人間学部教授。日本心理学会国際賞(奨励賞)、電気通信普及財団賞受賞。著書に「自殺学入門」など。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに-自己紹介と注意事項
第1章 自殺はなぜ起こるのか
 原因は分からない?/どうすれば自殺が起こる原因が分かるのか/自殺が起こる「統計的な」原因/保健医療システムの要因/社会的要因(1)-自殺の手段へのアクセス/社会的要因(2)-不適切なメディア報道/社会的要因(3)-援助希求行動と関連するスティグマ/地域・人間関係要因/個人的要因/子ども・若者が自殺を考える理由/自殺の対人関係理論/自殺潜在能力-死に切る力/所属感の減弱と負担感の知覚/理論を使って世界を眺め、理解する/それでも自殺は分からない
第2章 「死にたい」と言われたら
 可視化された「死にたい」/「死にたい」と言う人は、放っておいて大丈夫?/「死にたい」と言われたら/緊急事態の場合は、119番と110番/「死にたい」に自分で対応することを考えてみる/危機介入のための戦略/対話の際に、やってはいけないこと/どうやって話を聞けば良いのか/「死にたい」には波がある/負担感の知覚に働きかけることはできるのか/「だったら死ねばいいじゃん!」と言ってしまうのはなぜか/コップに入った水のたとえ話/不確実性に耐えながら関わり続ける
第3章 「死にたい」と思ったら
 改めて、注意事項/我々はなぜ「助けて」と言えないのだろう/メディアを介した匿名性の高い相談/メディアを介した相談の問題点/相談窓口を使う準備をしておこう/自分の身体をマストに縛る計画を立てよう/助けてもらうための下準備をしておこう/SNSでのつながりをどう考えるべきか/ストレスへの対処方法のストックを探そう/自傷行為は多くの場合、ストレス対処方法/飲酒、薬物使用をどう考えるべきか/死なないだけでそれでいいのか?/幸せになるための生活習慣の作り方/ネガティブな感情にはどういう意味があるのだろう?
第4章 自殺は悪いことか
 自殺は予防すべき?/自殺対策基本法/自殺への態度は地域や時代によって大きく異なる/「常識」の違いに思いをはせてみよう/死ぬことはそもそも悪いことなのか?/生物はなぜ死ぬのか/自殺のような行動のメリット/自殺は異常で病的なことなのか?/自殺は他の死に方と比べて、悪いか?/予防すべきではない「自殺」をするためのハードル/合理的な判断をすることは可能か?/「適当」な意思決定をしてしまう理由/みんなで時間をかけて、ゆっくり考える環境を!/未来展望
第5章 幸福で死にたくなりづらい世界の作り方
 効果的な自殺対策とは?/自殺方法へのアクセスの物理的な制限/ゲートキーパー教育/相談資源の充実とアクセスの改善/適切なメディア環境の構築/政策の効果はどうすれば分かるか/政策の評価はほとんど行われていない/自殺対策を担っているのは誰か/効果の検証をするために何が必要か/誰がダメなのか?/効果の検証や政策の改善は協働しないとできない
おわりに-あなたに何ができるのか

学習件名

漢字形 カタカナ形 ページ数
自殺 ジサツ 0