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書誌詳細

子どものおしゃれにどう向き合う? 装いの心理学

  • 著者名鈴木/公啓∥著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2025.4

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号115667
  • 📕請求記号(本の背ラベル記号)371-ス
  • 貸出区分通常
  • 配架場所 一般書架
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名子どものおしゃれにどう向き合う? 装いの心理学
  • 書名ヨミコドモノオシャレニドウムキアウ
  • 著者名鈴木/公啓∥著
  • 著者ヨミスズキ,トモヒロ
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • 叢書番号488
  • ISBN9784480685209
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2025.4
  • 出版者・頒布者地域名 東京都 
  • ページ237p
  • サイズ18cm
  • 価格940
  • 件名児童心理学
    服装
    美容
    化粧
  • 内容紹介メイクアップ、体毛処理、ダイエット、母親の影響…。心理学の観点から、現在の日本社会における子どものおしゃれに対する意識や行動の実態、その背景にあるもの、また、そこから生じるものを読み解く。
  • 著者紹介東洋大学大学院社会学研究科修了。東京未来大学こども心理学部准教授。博士(社会学)。著書に「やさしく学べる心理統計法入門」など。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに
 1.おしゃれの低年齢化?
 2.本書で試みたいこと
 3.おしゃれそのものに「よい」「わるい」はない
第1章 おしゃれと装いの心理学
 1.心理学における「装い」
 2.装いの時間的・文化的普遍性
 3.変化する装いの基準
 4.装いが持つ3つの機能
 5.装いの機能への期待
 6.身だしなみとおしゃれ
 7.子どものおしゃれ
 本章のまとめ
第2章 見た目を意識する子どもたち
 1.現在の子どもたちの見た目への意識
 2.見た目の満足と自己受容
 3.見た目への意識に大人が及ぼす影響
 4.見た目への意識に心身の発達が及ぼす影響
 5.都会の子どもの方が見た目を意識している?
 6.見た目を意識するのは悪いこと?
 7.見た目を意識することの問題
 8.見た目への意識の成長にともなう変化
 本章のまとめ
第3章 メイクアップ・体毛処理
 1.小学生におけるおしゃれへのこだわり
 2.メイクアップの経験の実態
 3.体毛が気になる?
 4.体毛処理の経験の実態
 5.都会の子どもの方がすすんでいる?-メイクアップと体毛処理
 6.体毛は余計なもの?
 7.子どもの体毛処理と社会的規範
 本章のまとめ
第4章 痩身体型とダイエット
 1.体型を意識する子どもたち
 2.自分の体型についてどう思っているか
 3.ダイエットの経験の実態
 4.「痩せ=よい」の背景にあるもの
 5.「痩せ=よい」から解放される/するには
 6.都会の子どもの方がすすんでいる?-ダイエット
 本章のまとめ
第5章 おしゃれによる心身のトラブル
 1.装い身体トラブルって?
 2.大人の場合
 3.子どもの場合
 4.低年齢であるほど問題が起きやすい
 5.ダイエットによる身体のトラブル
 6.子どものダメージは大きい
 7.対応方法は?
 8.とはいえ人はなかなかやめられない
 9.身体だけでなく心の問題も
 本章のまとめ
第6章 メディアの影響
 1.社会にあふれる見た目を意識させるコンテンツ
 2.メディア視聴とメイクアップや体毛処理との関連
 3.メディア視聴とダイエットとの関連
 4.メディアの登場人物の影響-「読モ」や「インフルエンサー」
 5.メディア以外の影響-おもちゃ
 本章のまとめ
第7章 (母)親の影響
 1.意図せずに親は影響をおよぼしている
 2.おしゃれの参考にするのは主に母親
 3.子どものおしゃれはどのくらい許容されているか
 4.親との会話がもたらす影響
 5.親からのプレッシャーが子どもに不満を抱かせる
 6.母娘の強固な結びつき
 7.友人のおよぼす影響
 本章のまとめ
第8章 親が本当に困っていること
 1.大人は何を華美なおしゃれと思っているのか
 2.大人が特に困っているのは「華美」なおしゃれではない
 3.主に困っているのは「こだわり」
 4.なぜ華美だけが問題とされるのか
 5.子どもの年齢と困り事
 6.困り事は親の認識の側に
 本章のまとめ
第9章 大人は子どものおしゃれにどう向き合っていくか
 1.困り事への対応は「教育」「折り合い」「諦観」「許容」のどれがよい?
 2.大事なのは普段からのよい関係性
 3.親による適切なおしゃれの教育
 4.学校や企業による適切なおしゃれの教育
 5.基準が変わる中での対応
 6.おしゃれの安易な禁止の悪影響
 7.規則とのせめぎ合いと社会性の発達
 8.適切な対応のために
 本章のまとめ
第10章 子どもにとってのおしゃれの意味や意義
 1.おしゃれを通して社会や自分と向き合う
 2.子どものおしゃれがダメとされる理由
 3.人の評価軸は多様である
 4.あらためて親の影響を考える
 5.おしゃれの意義を振り返る
 6.おしゃれを楽しめる社会に
おわりに
 1.アップデート-データをもとに現状を識る
 2.扱わなかったことその(1)-おしゃれとお小遣い
 3.扱わなかったことその(2)-「ファッション書籍」
 4.今後の課題-男子は?
 5.最後に大事なこと
あとがき

学習件名

漢字形 カタカナ形 ページ数
おしゃれ オシャレ 0
ファッション ファッション 0
心理学 シンリガク 0
化粧 ケショウ 69-89
69-89
ダイエット ダイエット 91-109