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書誌詳細

自己肯定感は高くないとダメなのか

  • 著者名榎本/博明∥著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2025.3

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号115668
  • 📕請求記号(本の背ラベル記号)371-エ
  • 貸出区分通常
  • 配架場所 一般書架
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名自己肯定感は高くないとダメなのか
  • 書名ヨミジココウテイカンワタカクナイトダメナノカ
  • 著者名榎本/博明∥著
  • 著者ヨミエノモト,ヒロアキ
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • 叢書番号486
  • ISBN9784480685193
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2025.3
  • 出版者・頒布者地域名 東京都 
  • ページ191p
  • サイズ18cm
  • 価格840
  • 件名青年心理学
    自尊心
  • 内容紹介自己肯定感は、何とか納得のいく生き方をしたい、と心の中で格闘しながら生きていくことで、自然に高まるものではないか-。自己肯定感について考え、若者が成長するために大切にすべきことを伝える。
  • 著者紹介東京生まれ。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。MP人間科学研究所代表。産業能率大学兼任講師。著書に「勉強ができる子は何が違うのか」「「さみしさ」の力」など。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに
第一章 自己肯定感っていう言葉を最近よく耳にする
 自己肯定感を高めようという働きかけへの違和感/自己肯定感の低い自分はダメなのか?/ほめられても自己肯定感が低い自分はおかしいのか?/自分に満足できなくなるのは心の成熟のしるし/自分の現状に満足できないからこそ成長できる
第二章 日本の若者は自己肯定感が低いって言われるけれど…
 国際比較によれば日本の若者の自己肯定感は極端に低い/ここで浮上する三つの疑問/海外と違うと日本に問題ありとする図式が問題/データを真に受けることで気持ちが萎縮してしまう/なぜ日本の若者は自己肯定感得点が低いのか?/文化の違いに目を向ければ謎が解ける/他のデータと照らし合わせることで見えてくるもの/自己コントロールできる日本人、できないアメリカ人/自己肯定感の得点が低くてもまったく問題ない
第三章 自己肯定感はどのように測定されるのか?
 自己肯定感という言葉のあいまいさ/自己肯定感って何だろう?/自尊感情という言葉の意味/自己肯定感はきわめて主観的なもの/自己肯定感には向上心も含まれるべき/自尊感情はこのように測定される/自尊感情尺度には文化的要因が反映されない/自己肯定感尺度の開発と自己満足の意味/国際比較調査における自己肯定感のとらえ方/自己嫌悪は向上心のあらわれでもある/自分に満足できない心理についての理解が救いになる/国際比較調査のデータが意味するもの/自己肯定したがる欧米人、周囲に溶け込みたがる日本人/自己肯定感の高め方は文化により異なる
第四章 ほめられても真の自己肯定感は高まらない
 ほめる教育・ほめる子育て全盛の時代/欧米の親や先生はほめ上手と言うが…/ほめる教育・ほめる子育てで自己肯定感は高まったか?/なぜほめても自己肯定感が高まらないのか?/「なぜ先生は叱ってくれないの?」/ほめる教育・ほめる子育ては他人の評価に依存する心をつくる/自己肯定感は安定的なものであるはず/できれば上がり、できなければ下がる、それは自己肯定感とは言えない/心理学の世界における自己肯定感の安定性についての議論/ほめられてばかりではメタ認知が機能しなくなる/ほめるばかりでは自己コントロール力が身につきにくい
第五章 ほんとうに大切なことに目を向けよう
 ほんとうの自己肯定感とは?/自己肯定感の心理メカニズムは文化によって異なる/自己肯定感を高める教育への違和感/小手先のテクニックで向上するようなものではない/自己肯定感が自然に高まっていくために大切なこと

学習件名

漢字形 カタカナ形 ページ数
心理学 シンリガク 0
青少年 セイショウネン 0